ZenX、旧帝大・早慶100名の「成功するインターン」実態レポートを公開。学生のリアルな声から見えた、上位層が本当に重視する「人・実務・社会インパクト」が明らかに
キャリア支援コミュニティ「キャリタビ」と共同で「【27卒対象】学生の声から見る成功するインターンのポイント」をリリース
レポートのダウンロード(Google フォーム): https://bit.ly/4pr6ffh
株式会社ZenX(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO: 後藤 正宏)が運営するキャリア支援サービス「ZenMatch」は、キャリア支援コミュニティ「キャリタビ」(代表:玉地秀光 協力:株式会社ZenX)と共同で、2027年卒業予定の大学生(現大学3年生・修士1年生、以下27卒)を対象にしたインターン実態レポート「学生の声から見る成功するインターンのポイント」(以下、本レポート)を公開しました。

本レポートは、旧帝大・早慶など27卒の学生100名を対象に、インターン参加企業のうち「最も魅力的だったインターン」「志望度が下がったインターン」について深掘りした全54ページの調査レポートです。
2025年10月に公開した「27卒インターン・選考状況レポート(2025年9月更新版)」では、インターン応募社数・参加社数・内定率など就職活動全体の動向を可視化しましたが、本レポートでは「なぜそのインターンが良かった/悪かったのか」「どのような設計が志望度向上につながるのか」を、学生のリアルな声と調査データから明らかにしています。
本プレスリリースでは全体のうち、一部部分の内容を抜粋してご紹介します。
ご参考:ZenX、旧帝大・早慶100名の27卒就職活動動向レポートを公開。平均応募12社・内定率16%、上位層の「業界選び」「就活の早期化」「多社併願」の実態が明らかに(2025年10月24日)
■ 全体サマリー
学生の自由記述コメントと定量データの両面から、インターン設計のポイントを分析した結果、志望度を押し上げるインターンの共通点として、
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社員・メンターの人柄や関わり方
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実務に近いレベル感のワーク設計
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個別かつ具体的なフィードバック機会
の3点が特に重要であることが分かりました。
一方で、雰囲気のミスマッチや説明中心で“薄い”プログラム運営は、かえって志望度を下げてしまうリスクがあることも明らかになりました。
<最も面白かった・魅力的だった理由ランキング>
1位:社員・人の魅力
2位:ワークの充実度・実践性
3位:フィードバックの質
<志望度が下がった理由ランキング>
1位:社員・雰囲気のミスマッチ
2位:仕事内容・業務内容が合わなかった
3位:フィードバック・運営の質が低かった
■志望度が上がるインターンの決め手は「人」と「実務のリアルさ」
「最も面白かった・魅力的だったインターン」の理由として、約35%が「社員・人の魅力」を回答し最多となりました。コメントでは「社員の人柄」「一緒に働きたいと思えた」「座談会でじっくり話せた」など、“誰と働くか”に関する内容が集中しています。
次いで「ワークの充実度・実務性」(約25%)、「フィードバックの質(約15%)」が続き、「実務に近いレベルの高いワーク」「個別かつ鋭いFBで学びが多かった」といった声が多く見られました。
事業規模や社会的インパクト、社風・カルチャーといった要素も一定の影響はあるものの、「仕事内容そのもの」以上に、人・実務・フィードバックの3点が志望度向上の核になっていることが分かりました。

■志望度が下がるインターンの最多理由は「雰囲気のミスマッチ」
一方で「インターン参加後に志望度が下がった企業」の理由として、「社員・雰囲気のミスマッチ」が約30%で最多となりました。「社員が暗い」「体育会系すぎる」「圧迫的だった」など、価値観や空気感のズレが多数挙がっています。
次いで「仕事内容・業務内容が合わなかった」(約25%)、「フィードバック・運営の質が低かった」(約15%)が続き、「説明ばかりで成長実感がない」「ワークが短くオンライン中心で雰囲気が分からない」などの声が目立ちました。
こうした結果から、“学生の期待とギャップがあるインターンは、むしろ志望度を下げてしまうリスクがある”ことが明らかになりました。

■日程が重なったとき、最も優先されるのは「早期内定につながるか」
インターンの日程が重なった場合、どの企業を優先するかという問いに対し、54.1%が「早期内定につながるインターン」を選択し、2位の「ネットの口コミ/評判が良い」(15.3%)を大きく引き離す結果となりました。
続く理由は「先輩・メンターの紹介」(9.6%)、「報酬がもらえる」(8.3%)などで、金銭的報酬の優先度は相対的に高くないことが分かります。学生は、「キャリアに直結するか」「信頼できる情報源からの推薦かどうか」を重視してインターンを選んでいる実態がうかがえます。

■業界別に異なる“刺さるインターン”のポイント
本レポートでは、志望業界別に「好印象だった理由/志望度が下がった理由」を集計し、業界ごとの特徴も掲載しています。(ダウンロードするとご覧いただけます)

■その他レポート内容
本レポートでは、上記以外にも以下のようなテーマを扱っています。
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志望業界別の(商社・コンサル・金融・デベロッパー・ITなど)の最も面白かった
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魅力的だった理由ランキングと志望度が下がった理由ランキング
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業界別/志望度アップ・ダウン要因の詳細ランキングと自由記述コメント
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インターン設計の4つのポイント
完全版は以下より無料ダウンロードしてご確認ください。(Google フォーム)

■ご参考:ZenMatchが提供するEQアセスメント解析レポートについて
キャリア支援サービス「ZenMatch」では、行動特性やソフトスキル能力、EQ(心の知能指数)データを分析・解析したレポートを提供しています。これにより、一人ひとりの特性を客観的に可視化し、採用活動や人材育成に活用できる実践的なインサイトを提供します。

【調査について】
2025年9月実施。2027年卒業の大学生100名を対象にした調査
・性別:男性 80名、女性 20名
・学年:学部3年生 60名、修士1年生 34名、学部4年生 6名
・文理:文系:51名、理系:44名、文理融合:5名
・大学属性:
<旧帝大>東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、九州大学
<その他国公立>一橋大学、東京科学大学、千葉大学、その他国公立大学
<早慶>早稲田大学、慶應義塾大学
<その他私立>東京理科大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学、同志社大学、関西学院大学 ほか
【キャリタビについて】
上位層学生と企業をつなぐキャリア支援コミュニティです。15年以上採用支援を行う代表者と、難関企業の内定者複数名で運営。年間1,000名規模の学生が参加し、面談・座談会・アンケートを通じて企業との接点を創出します。
内定実績:三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、三菱地所、三井不動産、NRI、電通、BCG、ベイン・アンド・カンパニー、日本政策投資銀行、三菱UFJ銀行など。
【ZenMatchについて】
「ZenMatch」は、株式会社ZenXが提供する新卒・中途転職者のキャリア支援サービスです。新卒就活においては、上位層の学生を中心にキャリア指向の可視化、マッチング、選考支援を行い、企業の採用活動と学生のキャリア形成の双方をサポートします。
また、ZenXが開発したZenTestのEQアセスメント「EQ business professional」を活用し、学生の行動特性やソフトスキル能力、EQ(心の知能指数)データを分析・解析。定量的なデータに基づくマッチング精度の高いキャリア支援を実現しています。
【株式会社 ZenX 企業概要】
ZenXは、AIと人の力を融合したBPaaS(Business Process as a Service)を展開する企業です。 HR・Finance・Globalの3領域で、スタートアップ・成長企業および大企業の経営課題を包括的に支援しています。
代表者: 後藤 正宏
設立: 2019年
所在地: 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15階
企業サイト:https://www.zenx.jp/
事業内容: AI解析によるタレントアセスメント「ZenTest」、HR BPaaS・Finance BPaaS・戦略・組織人事支援サービス「ZenStrategy」、企業の要件・組織文化・人材の行動特性やソフトスキル能力、EQ(心の知能指数)をもとに、最適なマッチングを実現する採用・転職支援サービス「ZenMatch Agent」の提供
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