Synology、企業のサイバーレジリエンスとコンプライアンスを強化するActiveProtect Manager 1.1をリリース
東京、日本— 2025年10月20日 — Synology は本日、ActiveProtect Manager (APM) 1.1 アップデートを発表しました。本アップデートにより、セキュリティの強化、コンプライアンス対応の拡充、大規模展開のサポート、リモートストレージオプションの拡大が実現し、組織のサイバーレジリエンス向上を支援します。
「サイバーセキュリティの脅威が激化し、IT 予算が厳しくなる中、市場は最適な ROI を実現する統合された安全かつスケーラブルなソリューションを求めています」と Synology のエグゼクティブバイスプレジデント JiaYu Liu は述べています。「ActiveProtect は私たちの答えであり、市場からの強い反響が、私たちのソリューションをさらに進化させていくという決意をより一層強めてくれました。」
Synology の Active Backup および ActiveProtect ソリューションは、世界中で 3,000 万以上のワークロードを保護してきました。この成功を基に、Synology の ActiveProtect は 2025年8月時点で Gartner Peer Insights の顧客から 4.9/5 の評価と 99% の推奨スコアを獲得し、Synology は 2025 年 Gartner Market Guide for Enterprise Backup Storage Appliances で代表的ベンダーとして認定されました。

ActiveProtect が選ばれる理由
ActiveProtect はハードウェアとソフトウェアをシームレスに統合し、従来の統合型バックアップソリューションと比較して総所有コストを大幅に削減します。最大 150,000 ワークロードを 2,500 拠点にわたり一元的に保護し、仮想マシン、サーバー、データベース、エンドポイント、SaaS サービスをカバーします。WORM、エアギャップバックアップ、自己修復型整合性チェックなどの高度な機能により、ActiveProtectは進化するサイバー脅威に対して包括的なセキュリティを提供します。
APM 1.1 が企業のサイバーレジリエンスをさらに強化

最新の APM リリースでは、組織のデータ保護戦略を強化するための大幅な改善が導入されています。主なハイライトは以下の通りです:
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サイバーレジリエンスの強化: APM 1.1 では、新たに「アクセス許可モード」を導入し、データセキュリティを向上させます。これにより、バックアップ作業中はホワイトリストに登録されたIPアドレスからの受信トラフィックのみを許可するというきめ細やかなネットワーク制御が可能になります。バックアップ完了時、または予定より早く終了した場合は、自動的に完全隔離モードへ戻ります。
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効率的なコンプライアンス対応: 本アップデートにより、組織は複数拠点・複数地域へのバックアップを実施し、指定された地域にデータを保存することで、各地域のデータ保持要件を満たすことができます。
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一括展開: IT 部門は Proxmox 環境のバックアップ用エージェントを一括で展開できるようになりました。
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新たな階層化サポートとリモートストレージオプション: ActiveProtect は、データを選択したリモートストレージデスティネーションにシームレスに移動できるデータ階層化機能をサポートし、長期保存のニーズに対応します。さらに、従来のリモートストレージサポート(オンプレミスの Synology SA/HD シリーズやクラウドプラットフォームの C2 Object Storage、Amazon S3)に加え、APM 1.1 アップデートでは Wasabi クラウドストレージや一部の XS/XS+ モデルデバイスにも対応範囲が拡大されました。
ActiveProtect アプライアンスは、Synology のパートナ―及び代理店を通じて通じて世界中で提供されています。詳細は https://sy.to/apm11 をご覧ください。
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