ベネッセの介護付有料老人ホーム「グランダ常盤台弐番館」 第23回日本認知症ケア学会大会にて「石﨑賞」を受賞
■発表タイトル:多職種連携による情報収集・分析で本人らしさを取り戻す
ー不安の「どうしましょう?」から楽しみの「どうしましょう!」へー
■発表者:大和田薫、坂口菜美、夏目健児
■発表内容:「グランダ常盤台弐番館」にご入居後、環境の変化や他のご入居者様との関係性から不安の発言が続くご入居者様に、「その方らしく」過ごしながら他のご入居者様との共同生活を楽しめる状態を目指して、ホームの職員が行った取り組み。多職種で連携を図りながら情報収集・分析したことで、職員全員がご本人の行動や発言の背景を理解し、ご本人が安心できる関わり方を統一してできるようになった。さらにその様子を見た他のご入居者様にも職員の思いが伝わり、自発的に対象のご入居者様や職員をサポートする方も現れている。
上記発表は、「その方らしさに、深く寄りそう。」という事業理念のもと、ご入居者様お一人おひとりがどのような人生を歩まれ、何を望まれ、どのようなこだわりをお持ちなのか、「その方らしさ」を知り、ご本人の「やりたいこと」や「ありたい姿・状態」の実現に向けたお手伝いを日々行ってきた成果と考えられます。当社では、成功した事例はもちろん、うまくいかなかった事例も新たな視点で分析し、『ベネッセメソッド』という、これまで培ってきた介護の実践知、コツや手掛かりを言語化し、共有可能にしたもの等も活用しながら、ご入居者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指しています(注1・2)。
ベネッセスタイルケアはこれからも、ご入居者様のその方らしい生き方を実現するために、お一人おひとりの人生と向き合い、深く寄りそってまいります。
注1:ベネッセの介護
(https://kaigo.benesse-style-care.co.jp/benesse_kaigo)
注2:ベネッセの介護25年の深化
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