KIIが画像診断装置開発ベンチャーのLuxonusに追加出資
光超音波3D/4Dイメージング装置の開発と販売を推進
慶應イノベーション・イニシアティブは、慶應義塾大学等の研究成果を活用するベンチャー企業であるLuxonus(ルクソナス)に対して追加出資をいたしました。Luxonusは今回の増資により総額4.3億円の資金調達を実施し、光超音波3D/4Dイメージング装置の理化学機器としての販売と、医療機器の開発・生産及び薬事申請を進めて参ります。
慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下KII)は、弊社が運営するファンドより、慶應義塾大学等の研究成果を活用したベンチャー企業である株式会社Luxonus(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 相磯貞和、以下 Luxonus)に対して2019年のシリーズAに続き第三者割当増資の引き受けによる追加出資をいたしました。他の出資者からの調達も含め今回の第三者割当増資によるLuxonusの調達額は総額4.3億円となります。
◆光超音波3D/4Dイメージング装置の開発と販売を促進
Luxonusは、独自の光超音波3D/4Dイメージング技術(Photoacoustic 3D/4D imaging、 PAI-3D/4D)を用いて、疾患の早期発見および病勢診断が可能な汎用撮影装置の実用化を目指す大学発ベンチャーです。PAI-3D/4D とは、生体にパルス光を照射した際に発生する超音波を超音波センサーで補足し、受け取ったデータをコンピュータ解析し画像化する技術です。既存の撮影技術であるX線コンピュータ断層撮影(CT)、核磁気共鳴画像(MRI)などと比較して、造影剤を使用せずに無被ばくで血管を超高解像度3D/4D撮影することが可能です。Luxonusでは、2019年から製品開発に取り組み、製品プロトタイプの開発に成功し、3D画像に加え、リアルタイム3D(4D)画像を取得することができました。この度の資金調達により、2021年に研究機関向けの理化学機器の上市、2022年には医療機器の開発・生産及び薬事申請準備を進めます。また、慶應義塾大学病院および京都大学医学部付属病院は、ImPACT(内閣府・革新的研究開発推進プログラム「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」)で得られた臨床研究成果さらに発展させ、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業」にて、本装置を用いた疾患(末梢脈管疾患、リンパ浮腫、乳がんなど)と再建手術に関する臨床研究を進めており、今後研究成果を医学系学会等で発表予定です。
■会社概要
会社名 :株式会社Luxonus (Luxonus Inc.)
所在地 :神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC A22
代表者 :代表取締役 相磯 貞和
設立 : 2018年12月
事業内容: 光超音波技術を応用した新しい画像撮影装置の製品開発
U R L : https://www.luxonus.jp/
Luxonusは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」(2014年度~2018年度に実施、慶應義塾大学と京都大学が参加)などの研究成果を基盤とし、2018年に設立されました。
■慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成・ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :http://www.keio-innovation.co.jp
本リリースに掲載された内容は発表日現在の情報です。
◆光超音波3D/4Dイメージング装置の開発と販売を促進
Luxonusは、独自の光超音波3D/4Dイメージング技術(Photoacoustic 3D/4D imaging、 PAI-3D/4D)を用いて、疾患の早期発見および病勢診断が可能な汎用撮影装置の実用化を目指す大学発ベンチャーです。PAI-3D/4D とは、生体にパルス光を照射した際に発生する超音波を超音波センサーで補足し、受け取ったデータをコンピュータ解析し画像化する技術です。既存の撮影技術であるX線コンピュータ断層撮影(CT)、核磁気共鳴画像(MRI)などと比較して、造影剤を使用せずに無被ばくで血管を超高解像度3D/4D撮影することが可能です。Luxonusでは、2019年から製品開発に取り組み、製品プロトタイプの開発に成功し、3D画像に加え、リアルタイム3D(4D)画像を取得することができました。この度の資金調達により、2021年に研究機関向けの理化学機器の上市、2022年には医療機器の開発・生産及び薬事申請準備を進めます。また、慶應義塾大学病院および京都大学医学部付属病院は、ImPACT(内閣府・革新的研究開発推進プログラム「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」)で得られた臨床研究成果さらに発展させ、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業」にて、本装置を用いた疾患(末梢脈管疾患、リンパ浮腫、乳がんなど)と再建手術に関する臨床研究を進めており、今後研究成果を医学系学会等で発表予定です。
■会社概要
会社名 :株式会社Luxonus (Luxonus Inc.)
所在地 :神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC A22
代表者 :代表取締役 相磯 貞和
設立 : 2018年12月
事業内容: 光超音波技術を応用した新しい画像撮影装置の製品開発
U R L : https://www.luxonus.jp/
Luxonusは国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」(2014年度~2018年度に実施、慶應義塾大学と京都大学が参加)などの研究成果を基盤とし、2018年に設立されました。
■慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成・ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :http://www.keio-innovation.co.jp
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