まいたけのノロウイルス感染症抑制効果に期待

日本生薬学会第65回年会(安田女子大学/広島市)にて発表

株式会社雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市/代表取締役:足利 厳)は、中部大学工学研究科の林京子客員教授、生命健康科学部の河原敏男教授、同、林利光客員教授、富山大学大学院医学薬学研究部の李貞範助教との、まいたけのマウスノロウイルス感染症抑制効果に関する共同研究の成果を日本生薬学会第65年会(安田女子大学/広島市)にて発表します。

本研究では、ヒトノロウイルス感染症の代替であるマウスノロウイルスを用いて、マウス感染モデルでの有効性評価を行いました。その結果、まいたけ子実体乾燥粉末は免疫正常状態ならびに、免疫機能低下状態におけるマウスに対し、マウスノロウイルス感染の抑制効果を確認しました。
日本生薬学会第65回年会は、9月16日(日)~17日(月・祝日)に、安田女子大学(広島市安佐南区安東6-13-1)にて開催され、本研究成果の発表は、17日(月・祝日)15:15〜16:00となります。

ノロウイルスは、冬季を中心に罹患患者が毎年100万人以上に達する感染性胃腸炎の病原体です。感染症対策としてのワクチンや治療薬は開発されてなく、免疫機能が低下している高齢の感染者などでは重症の経過をたどることがあります。また、非常に強い感染力のため、集団食中毒の原因にもなっております。
当社はこれまでに林京子客員教授を中心とするグループとの共同研究で、まいたけがインフルエンザやヘルペス感染症に有効であり、その効果には腸管免疫機能の活性化が寄与していることを報告してきました。
そこで、まいたけは、腸管内で増殖するノロウイルスに対しても影響を及ぼす可能性があることから生体内でのウイルス増殖に対するまいたけの抑制効果を検討しました。
ヒトノロウイルスの人工的な環境での増殖系は未だに存在しないため、その代替であるマウスノロウイルス(MNV)を用いて、動物感染モデルでの有効性評価を行いました。この時に疾患の重症度は免疫機能のレベルに大きく左右されることを考慮して、免疫機能正常および低下状態における感染症状の進展に対するまいたけの有効性を比較しました。
その結果、まいたけは、免疫機能正常時にも低下時にもマウス腸管内でのMNV増殖量を抑制すると同時に、ウイルスの排泄期間短縮効果を示しました。排泄期間短縮効果は集団感染など、環境へのウイルス感染拡大を阻止する観点から重要です。まいたけ投与群にはウイルス特異的抗体量の上昇がみられたことから、ウイルス増殖抑制効果には、まいたけの腸管免疫系刺激作用が関与していると推察されます。
現時点ではノロウイルス感染症の予防・治療対策はなく、特に、本ウイルスは抗原変異を起こしやすいことからワクチン開発は困難です。
 本研究の結果から、まいたけには生体側の感染防御能刺激を介したウイルス増殖阻止効果が期待できることから、特に、幼児や高齢者、また、免疫機能低下に伴う感染症状の重症化予防に有効と考えられます。



株式会社 雪国まいたけ
本社:〒949-6695 新潟県南魚沼市余川89番地
TEL:025-778-0111(代表)
 

 

※写真は、1株の雪国まいたけ「極」※写真は、1株の雪国まいたけ「極」

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