イー・ガーディアンとHmcommが連携しリアルタイムAI動画監視フィルタを共同開発
AI音声認識の活用により、リアルタイムでの動画監視を可能にし、拡大する市場の健全化
音声特化のAIベンチャーHmcomm株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三本幸司 http://www.hmcom.co.jp/ 、以下 Hmcomm)は、イー・ガーディアン株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長: http://www.e-guardian.co.jp/ 、以下イー・ガーディアン)と連携し、2019年4月11日(木)より、AIを活用したリアルタイムAI動画監視フィルタを共同開発いたします。
HmcommのAI音声認識システムの技術と、イー・ガーディアンのこれまで展開しているAIソリューションのノウハウを掛け合わせ、リアルタイムにて不適切な動画監視を可能にする新たなAIシステムを共同開発致します。
現在、SNSサービスの普及により、インターネット動画の需要が急速な広がりを見せております。また、2019年より運用開始が計画される5G回線の実用化に向け、インターネット動画コンテンツの重要性は高まっております。サイバーエージェントによると、2018年の動画広告分野における市場規模は、前年比134%となる約1,843億円、2024年には4,957億円に達するとさらなる成長が予想されております。動画サービスや動画投稿アプリ、ライブコマースなどユーザーが気軽に自分で動画を投稿できる配信サービスが存在感を増す中、著作権侵害などの違法動画投稿が増加しており、ソーシャルメディアのプラットフォーム(基盤)企業は違法コンテンツ排除の対応に追われています。さらに、近年は、アルバイトが業務中の不適切動画をアップロードするで発生するバイトテロにより、企業の信頼を根幹から揺るがしかねぬ事例も相次いでおります。
本システムは、動画ファイル内の音声・映像それぞれのデータを切り出し自動判別することで、動画監視の効率化を図ります。HmcommのAI音声認識システムと、イー・ガーディアンの画像検知AIを連携することで、従来イーガーディアンが実施していた映像の監視だけではなく、動画ファイル内の音声をテキスト化し、切り出したテキストデータのフィルタリングが可能となります。音声・映像双方でのモニタリングを実現することで、アダルトやグロテスクな表現を含むコンテンツ検知から誹謗中傷、ユーザー間トラブル、著作権侵害など多様な用途が見込め、拡大する動画配信サービスの健全化への貢献を目指します。
Hmcommでは、今後もAI音声認識・自然言語処理を活用した付加価値のあるソリューションの創出と提案を行ってまいります。
【イー・ガーディアン株式会社について】
●会社名 :イー・ガーディアン株式会社
●URL : https://www.e-guardian.co.jp/
●設立日 : 1998年5月
●所在地 : 東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
●事業内容:ブログ・SNS・掲示板企画コンサルティング/リアルタイム投稿監視業務
/ユーザーサポート業務/オンラインゲームカスタマーサポート業務
/コンプライアンス対策・風評・トレンド調査業務
/コミュニティサイト企画・サイト運営代行業務・広告審査代行サービス業務
/人材派遣業務
【Hmcomm株式会社について】
●会社名 : Hmcomm株式会社
●URL : http://www.hmcom.co.jp/
●設立日 : 2012年7月24日
●所在地 : 本社 東京都港区芝大門2-11-1 富士ビル2階
熊本AIラボ 熊本県熊本市中央区水道町7-16 富士水道町ビル2階
●事業内容: 産総研発のベンチャー企業として、産総研独自の音声処理技術を基盤とした要素技術の研究/開発、 ソリューション/サービスの提供を行っております。
音声処理プラットフォーム「The Voice」と異音検知プラットフォーム「FAST-D」を基盤とし、「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に貢献する」を理念としています。
【国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)について】
日本最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化するための「橋渡し」機能に注力する研究所。全国10か所の研究拠点で約2,000名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、イノベーション・ナショナルシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
Hmcomm株式会社 担当 : 山田 工藤
TEL:03-6550-9830 FAX:03-6550-9831 E-mail:info@hmcom.co.jp
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