1月31日(月)18時配信スタート中村哲氏・福岡正信氏 特別トリビュートセッションを含むラモン・マグサイサイ賞受賞者を迎えたウェビナー
「インド太平洋リーダーシリーズ~アジアの知性:マグサイサイ賞受賞者の声~」
今年創立70周年を迎える公益財団法人国際文化会館では、フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団とのパートナーシップのもと、1月31日(月)より、5回にわたるウェビナーシリーズ「インド太平洋リーダーシリーズ~アジアの知性:ラモン・マグサイサイ賞受賞者の声~」を配信することを決定しました。
「アジアのノーベル賞」と称されるマグサイサイ賞は、アジア地域における各分野の先駆的な活動と社会貢献した個人や団体に贈られるもので、過去にはマザー・テレサやダライ・ラマ14世など世界の偉人だけでなく、草の根活動で多大なる貢献をした340以上の個人や団体が受賞しています。また日本人では、アフガニスタンでの難民救済や復興に尽力した中村哲氏や国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子氏など25名1団体が受賞しています。
同賞受賞者をスピーカーに迎え、アジアを中心にグローバルな社会課題解決に挑む彼らの高い志や活動について学び、教育、メディア、ダイバーシティなど様々な切り口から、より良い社会の実現に向けて、自分たちが出来ることを考えます。2月下旬以降には、中村哲氏(2003年受賞)と自然農法の創始者である福岡正信氏(1988年受賞)の特別トリビュートセッションの配信を予定しています。
本ウェビナーを通じて、マグサイサイ賞についての理解を深め、日本ではあまり知られていないアジアの偉人たちの高い志や活動を知る機会を提供します。
【セッション1 配信概要】
「マイノリティに声をもたらす揺るぎないアクティビズムとは」
東南アジアの紛争地域で弱者となった人々を支援するスティーブン・マンシー氏とインドにおけるダリットやイスラム教徒への差別や暴力への抗議活動を行うTMクリシュナ氏。深刻な迫害と差別に苦しむアジアのマイノリティを支援する社会活動家のお二人に、マイノリティのエンパワーメントについてお話しいただきます
日時:1月31日(月)6:00~7:00 pm
スピーカー:スティーブン・マンシー(2021年受賞、米国/東南アジアで活動)、
TMクリシュナ(2016年受賞、インド)
用語:英語(日本語字幕付き)
詳細: https://www.i-house.or.jp/programs/indopacific_ws2022_01/
スティーブン・マンシー(2021年受賞)
Community and Family Services International代表。ロヒンギャ難民、ミンダナオ島のイスラム教徒など、迫害・武力紛争などに苦しむマイノリティへの人道支援を30年以上にわたり行う。支援分野は生活支援・福祉・心理的サポート・識字率向上教育・インフラ構築など多岐にわたり、活動地域もフィリピン・ラオス・カンボジア・ベトナム・ミャンマーなど東南アジア中に広がる。
TMクリシュナ(2016年受賞)
インド古典的音楽歌手・著述家・社会批評家。長年、カースト制度による差別やマイノリティに対する暴力に反対する運動を続けている。自身はバラモンカーストの裕福な家庭に生まれ育ちながら、カーストの外に置かれているダリットと呼ばれる層やイスラム教徒が差別や暴力を受けていることに抗議し、マイノリティへの支援活動を展開している。
【今後のウェビナー概要・配信スケジュール】
詳細はこちらをご確認ください
https://www.i-house.or.jp/programs/activities/indopacific/
セッション2:「社会運動を醸成するには:オルターナティブ・メディアの役割」 2/3(水) 6~7 pm
セッション3:「未来はかれらのもの:子どもの主体的でダイナミックな学びを育むには」 2/10(水) 6~7 pm
セッション4:~自然農法の創始者:福岡正信氏への特別トリビュート・セッション~
「環境・社会的ゴールへの到達をけん引する農業とは」2/22(月) 6~7 pm予定
セッション5:~中村哲氏(2003年マグサイサイ賞受賞)特別トリビュート・セッション~
「紛争、災害、パンデミック後の復興~メンタルヘルスケアの重要性を考える」 3/3 (木) 6~7 pm予定
各セッションの概要・配信スケジュールなどの詳細は、国際文化会館のメールマガジンでもご案内いたします。
メールマガジンの登録はこちら:https://www.i-house.or.jp/programs/mailmagazine/
【ラモン・マグサイサイ賞とは】
第7代フィリピン共和国大統領マグサイサイの政治における清廉潔白さ、国民への勇気ある奉仕、民主主義社会でのプラグマティックな理想主義といった不朽の功績を称え、1958年に創設された歴史ある賞です。
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