火災を乗り越えた酒店がつくるオリジナル日本酒。10年間の感謝を込めたクラウドファンディング
火災からの復活と創業10周年を記念したオリジナル日本酒を届けたい!
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/revive2
このクラウドファンディングは、昨年11月に起きた火災被害からの復活と、創業10周年を記念して、今まで支えてくださった方への感謝を伝えるために企画しました。これまでの10年への想いを込めた10年熟成酒(2013年醸造)と、これからの10年に想いを馳せる新酒の純米大吟醸(2023年醸造)の2本セットです。
クラウドファンディング概要
クラウドファンディングページ: https://readyfor.jp/projects/revive2
プロジェクト名:火災からの復活と創業10周年を記念したオリジナル日本酒を届けたい
実施期間:2023年10月13日(金)11:00~2023年11月12日(日)23:00
クラウドファンディング実施の経緯
2013年、大学時代の同級生2人で始めた、店舗を持たない日本酒専門店・「さくら酒店」。セロベースでの創業ながら、たくさんの方とご縁をいただく中で、全国の酒蔵とのお取引が始まり、日本各地の飲食店への卸しやオンラインショップでの販売を開始。「日本酒王子」による日本酒マリアージュ会には多くの方がご参加くださるように。そして世界10数か国への輸出を行うまでになりました。
しかし、創業10周年を目前に控えた2022年11月27日、火災によって自社のマイナス5℃の保冷庫と本社のほとんどを焼失してしまいました。それでも無我夢中で焼け残った日本酒をボランティアの皆様と一緒に救い出し、再起をかけてクラウドファンディングを実施。2週間で1484万円を超えるご支援をいただくことができました。
その後、仮設倉庫での営業を経て、3月には倉庫を横浜に移転し、マイナス5度保冷庫での営業を再開。本社の再建は2024年3月頃を予定しており、一歩ずつ着実に復興に向けて歩み続けています。
今回のクラウドファンディングは、創業10周年を迎えられたことへの感謝と、火災被害に対して多大なるご支援をいただいたことへの感謝をお伝えしたいという想いで企画しました。そして、より多くの方に日本酒の美味しさ・楽しさ・奥深さに触れていただき、更なる日本酒ファンを創出したいという想いも込めて実施します。
オリジナル日本酒の説明
<デザインについて>
酒名の『咲(さき)こぼれる』は、「酒がこぼれる」と「花が咲きこぼれる」という2つの意味を込めた名前とデザインです。お酒を入れたときの水面をダイナミックに表現し、桜らしい色合いでまとめました。2本並べると繋がるイラストを採用し、創業から今までの10年間と火災で応援してくださった方への感謝を2013年醸造の「咲こぼれる’13」(写真左)に、そしてこれからの10年はより多くの方へ日本酒の魅力をお伝えするという決意を2023年醸造の「咲こぼれる’23」に込めています。
また、「咲こぼれる’13」には創業以来使用してきたロゴマークをあしらい、「咲こぼれる’23」には火災からの復活と創業10周年の節目を記念してリニューアルした、新しいコーポレートロゴを載せています。
<お酒について>
さくら酒店と同じ岐阜県内の2つの酒蔵に醸造を委託しました。
「咲こぼれる’13」は岐阜県揖斐郡で「竹雀」を醸す大塚酒造に委託。さくら酒店の創業年である2013年に醸した10年熟成酒を特別に分けていただきました。常温からお燗で映える、深い旨みが特徴の山廃純米です。
「咲こぼれる’23」は岐阜県美濃加茂市で「津島屋」を醸す御代桜醸造に委託。2023年に搾った新酒をマイナス5℃で秋まで寝かせた特別仕様の純米大吟醸です。冷たくしてワイングラスでお楽しみください。
さくら酒店のこれまでの10年とこれからの10年を形にしました。創業当時から支えてくださった方、火災の時に助けていただいた方、今さくら酒店の想いを知ってくださった方、すべての方に届けたい唯一無二の日本酒です。
会社概要
株式会社さくら酒店
代表取締役:近藤 悠一・駒澤 健
本社所在地:岐阜県大垣市開発町3-183
事業内容:日本酒の小売(通販含む)・卸売・輸出
公式HP:https://sakurasaketen.com
大学時代の同級生2人で立ち上げた日本酒専門店です。在学時、一緒にアルバイトをしていた日本酒バーで手造りの日本酒の魅力に惹かれ、お互いの海外留学をきっかけに「日本の文化である日本酒を世界に広めよう」と意気投合。その後、東京の「はせがわ酒店」、大阪の「山中酒の店」でそれぞれ修業を積み、2013年に起業しました。
さくら酒店の一番のこだわりは品質管理です。それは2人が留学時代に現地のレストランで飲んだ日本酒が、本来の味とはかけ離れて美味しくなかったという経験から来ています。ワインはしっかり温度管理されて美味しい状態で出てくるのに、日本酒は何年も前に造られたものが平気で常温放置されていました。国内に目を向けても、いまだ常温保存がまかり通っているのが現状です。これではせっかく蔵元が美味しいお酒を造っても、お客様に飲まれる頃には劣化してしまう―。そこで日本酒の劣化を最も防ぐと言われる「マイナス5℃」の保冷庫を自社で作り、ベストコンディションの日本酒を全国・海外のお客様にお届けしてきました。しかし、2022年11月27日、火災によりその保冷庫と本社を焼失。その後、復興に向けて実施したクラウドファンディングでは14,845,000円のご支援をいただき、営業を再開しました。
さくら酒店が目指すのは、近い将来、世界中の名だたるレストランで、日本酒がワインと同じように厳しく品質管理され、本来の味わいで提供されるようになること。そして、その価値観の「逆輸入」により、低迷する国内の日本酒消費を底上げし、100年先の子どもたちが笑顔で安心して暮らせる社会づくりを目指しています。
<主な実績>
・世界10数か国への日本酒の輸出。
・フランス大使館、ルーマニア大使館のイベントで日本酒を提供。
・賛否両論、ミシュラン掲載店をはじめ国内500軒超の飲食店への日本酒卸し。
・「岐阜の地酒で乾杯」(3000人規模、岐阜最大の日本酒イベント)主催。
・全国商工会連合会によるドイツ、イタリア、フランスの国際展示会への國酒出展事業を支援。
・NHK文化センター、毎日文化センター、阪急百貨店、グローバルビジネスカレッジなどでの日本酒講座で講師を務める。
・オンライン酒蔵見学ができる「オンライン飲み会with蔵元」を開催。
・「マイナス5℃熟成日本酒」、「ブレンドSAKE」のクラウドファンディングを実施。目標額を大きく上回る支援をいただく。
・ウクライナ人道支援日本酒「SAVE UKRAINE」、「For the SAKE of UKRAINE」をリリース。
・火災からの復活をかけたクラウドファンディングで14,845,000円の支援を受ける。
・トルコ・シリア大地震へのチャリティー日本酒「SAVE TURKEY & SYRIA」をリリース。
・カラーミーショップ大賞2023の一般投票にて全国5万店舗の中から第1位を獲得。
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