港区立みなと科学館2022春の企画展もうすぐ開幕!「国立科学博物館 巡回展 ダーウィンを驚かせた鳥たち 日本の生物多様性とその保全」
身近な生き物や自然の声に耳を傾けよう 自然と共生する社会を目指して
港区立みなと科学館(所在地:東京都港区虎ノ門 館長:布施直人)では、2022年3月25日(金)から、2022春の企画展「国立科学博物館 巡回展 ダーウィンを驚かせた鳥たち 日本の生物多様性とその保全」を開催します。
5月8日(日)までの43日間、多様な環境に合わせて生き物が進化したことに始まり、日本における独自の自然環境が生物多様性を支えてきたことを紹介します。
本企画展は、「ダーウィンを驚かせた鳥たち」「日本の生物多様性とその保全」「港区にひろがる生物多様性」「にぎわいひろば」の4つのコーナーから構成されています。その他、多種多様な関連イベントも開催します。
5月8日(日)までの43日間、多様な環境に合わせて生き物が進化したことに始まり、日本における独自の自然環境が生物多様性を支えてきたことを紹介します。
本企画展は、「ダーウィンを驚かせた鳥たち」「日本の生物多様性とその保全」「港区にひろがる生物多様性」「にぎわいひろば」の4つのコーナーから構成されています。その他、多種多様な関連イベントも開催します。
■どうして生きものの姿や形は違う?「ダーウィンを驚かせた鳥たち」
入口では「ダーウィンフィンチ類」の模型が、来館者をお出迎えします。これは、生物学者ダーウィンが進化論を考えるきっかけとなった鳥たちです。模型は、精工なバードカービングで作られていることが魅力です。
その模型を囲うように置かれる展示パネルでは、ダーウィンが進化論の研究を深める着想を得たと言われるガラパゴス諸島についてご覧いただけます。さらに、ダーウィンフィンチ類と進化論の関係性などを、若き日のダーウィンの日記を基にした『ビーグル号航海記』の引用も取り上げながら、紹介します。展示パネルにあるダーウィンフィンチ類の分類図と模型を照らし合わせながら、その多彩な姿形を知っていただけるコーナーです。
次のコーナーでは、「生物多様性とは何か」の定義をはじめ、日本の生物多様性の特徴などをパネルで紹介します。日本の琉球列島において固有性などが見られることや、小笠原諸島の特徴的な自然環境などに注目します。
このような日本にひろがる豊かな生物相は、世界に誇れる点であるにも関わらず、近年環境は悪化しています。藻場・干潟の減少やシカの個体数の増加などの影響で、生物多様性が失われつつある課題にもふれます。
そのような現状のなか、力が注がれている生物多様性の保全も取り上げます。国立科学博物館が取り組んだ水草の一種「コシガヤホシクサ」の野生復帰や、模型を使った「アホウドリ」の繁殖地の創設など、保全活動の具体例をご紹介します。
生物多様性の度合いを日本地図上に表現した、「生物多様性地形図」も併せて展示。日本の豊かな生物多様性を知り、それを守ることの大切さを知っていただけます。
このコーナーの最後では、動画にて、世界で絶滅の危機に瀕する生き物の保全活動についても紹介します。パネル展示と合わせてお楽しみください。
日本や世界の状況について知ったあとは、港区にも目を向けます。港区のような大都会でも、生き物が住み続けやすい自然環境の整備がされています。これは、「都市型自然環境」と呼ばれ、神社などに昔からある緑や、人が計画的に配置した市街地の街路樹など、5つのカテゴリーに分かれています。このことから、生きものの多様な居場所を都会でも確保しようする動きをご覧いただけます。
さらに、港区が2010年に行った生き物調査の結果を立体模型で紹介。昆虫や鳥などの生き物が港区にどれくらい生息しているかご覧いただき、その多様性をご実感ください。
また、港区環境基本計画でも示されている、「エコロジカルネットワーク」の形成とは何かについて、グラフィックを用い展示します。このような取り組みをご覧いただいたあとには、「みんなでつくろう~生命の木~」コーナーで、「生物多様性を守るために自分にできることとは?」に答えるメッセージを書いていただけます。この機会に、家族や友人と、「自然と共生する社会を目指した行動」を考えてみませんか。
現在、みなと科学館公式Twitterアカウントでは、「#いきもののにぎわい」キャンペーンを展開中です。身近な場所で見つけた生き物の写真をハッシュタグをつけて投稿してください。集まった写真は、先ほどのメッセージとともに「みんなでつくろう~生命の木~」コーナーで掲示します。
企画展の最後のコーナーは、未就学児も楽しめる「にぎわいひろば」です。『種の起源』をもとにした科学絵本などを手にとって読めるエリアを常時開設。興味を持った展示のことをさらに知っていただけます。さらには、川や湿地、街など生き物たちのすみかを再現したエリアも設置。トンネルをくぐり抜けて遊びながら、身近な生き物を探してみましょう。
企画展開催中に大人も子どもも科学に触れていただける多様なイベント(下記の一覧参照)もご用意しました。鳥の木製模型へ色付けする「バードペインティング」や、科学館の周りで野鳥を観察する「自然観察会」などを開催します。期間中9:30~16:30のあいだ毎日ご参加いただけるテーブルサイエンスでは、参加者全員に鳥の鳴き声に似た音色を出せる「バードコール」をプレゼント!短い時間で科学に親しめるテーブルサイエンスを通して子どもが科学に興味を持つきっかけをつくりませんか。その他にも多様なイベントを多数開催!詳しい内容等は、みなと科学館公式サイトにて順次公開して参ります。
なお、みなと科学館では、ご来館者に安心・安全にご見学いただけるよう、運営に必要な感染拡大防止対策を講じております。詳しくはみなと科学館公式サイトをご確認ください。
●港区立みなと科学館概要●
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00~20:00(プラネタリウム最終投影 19:00開始、最終入館時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※臨時休館日あり
入館料:無料 プラネタリウムは有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円
みなと科学館公式サイト: https://minato-kagaku.tokyo/
みなと科学館企画展サイトhttp://sp.minato-kagaku.tokyo/
公式twitter:@minato_kagaku
入口では「ダーウィンフィンチ類」の模型が、来館者をお出迎えします。これは、生物学者ダーウィンが進化論を考えるきっかけとなった鳥たちです。模型は、精工なバードカービングで作られていることが魅力です。
その模型を囲うように置かれる展示パネルでは、ダーウィンが進化論の研究を深める着想を得たと言われるガラパゴス諸島についてご覧いただけます。さらに、ダーウィンフィンチ類と進化論の関係性などを、若き日のダーウィンの日記を基にした『ビーグル号航海記』の引用も取り上げながら、紹介します。展示パネルにあるダーウィンフィンチ類の分類図と模型を照らし合わせながら、その多彩な姿形を知っていただけるコーナーです。
■日本の生物多様性ってすごい!「日本の生物多様性とその保全」
次のコーナーでは、「生物多様性とは何か」の定義をはじめ、日本の生物多様性の特徴などをパネルで紹介します。日本の琉球列島において固有性などが見られることや、小笠原諸島の特徴的な自然環境などに注目します。
このような日本にひろがる豊かな生物相は、世界に誇れる点であるにも関わらず、近年環境は悪化しています。藻場・干潟の減少やシカの個体数の増加などの影響で、生物多様性が失われつつある課題にもふれます。
そのような現状のなか、力が注がれている生物多様性の保全も取り上げます。国立科学博物館が取り組んだ水草の一種「コシガヤホシクサ」の野生復帰や、模型を使った「アホウドリ」の繁殖地の創設など、保全活動の具体例をご紹介します。
生物多様性の度合いを日本地図上に表現した、「生物多様性地形図」も併せて展示。日本の豊かな生物多様性を知り、それを守ることの大切さを知っていただけます。
このコーナーの最後では、動画にて、世界で絶滅の危機に瀕する生き物の保全活動についても紹介します。パネル展示と合わせてお楽しみください。
■都会にも生き物はいっぱい!「港区にひろがる生物多様性」
日本や世界の状況について知ったあとは、港区にも目を向けます。港区のような大都会でも、生き物が住み続けやすい自然環境の整備がされています。これは、「都市型自然環境」と呼ばれ、神社などに昔からある緑や、人が計画的に配置した市街地の街路樹など、5つのカテゴリーに分かれています。このことから、生きものの多様な居場所を都会でも確保しようする動きをご覧いただけます。
さらに、港区が2010年に行った生き物調査の結果を立体模型で紹介。昆虫や鳥などの生き物が港区にどれくらい生息しているかご覧いただき、その多様性をご実感ください。
また、港区環境基本計画でも示されている、「エコロジカルネットワーク」の形成とは何かについて、グラフィックを用い展示します。このような取り組みをご覧いただいたあとには、「みんなでつくろう~生命の木~」コーナーで、「生物多様性を守るために自分にできることとは?」に答えるメッセージを書いていただけます。この機会に、家族や友人と、「自然と共生する社会を目指した行動」を考えてみませんか。
現在、みなと科学館公式Twitterアカウントでは、「#いきもののにぎわい」キャンペーンを展開中です。身近な場所で見つけた生き物の写真をハッシュタグをつけて投稿してください。集まった写真は、先ほどのメッセージとともに「みんなでつくろう~生命の木~」コーナーで掲示します。
■関連イベントも多数開催!絵本から展示に親しんでいただける「にぎわいひろば」も
企画展の最後のコーナーは、未就学児も楽しめる「にぎわいひろば」です。『種の起源』をもとにした科学絵本などを手にとって読めるエリアを常時開設。興味を持った展示のことをさらに知っていただけます。さらには、川や湿地、街など生き物たちのすみかを再現したエリアも設置。トンネルをくぐり抜けて遊びながら、身近な生き物を探してみましょう。
企画展開催中に大人も子どもも科学に触れていただける多様なイベント(下記の一覧参照)もご用意しました。鳥の木製模型へ色付けする「バードペインティング」や、科学館の周りで野鳥を観察する「自然観察会」などを開催します。期間中9:30~16:30のあいだ毎日ご参加いただけるテーブルサイエンスでは、参加者全員に鳥の鳴き声に似た音色を出せる「バードコール」をプレゼント!短い時間で科学に親しめるテーブルサイエンスを通して子どもが科学に興味を持つきっかけをつくりませんか。その他にも多様なイベントを多数開催!詳しい内容等は、みなと科学館公式サイトにて順次公開して参ります。
イベントタイトル | 開催日 | 内容 |
絵本でサイエンス!~どうぶつたいそう!できるかな?~ | 4月9日(土) | 動物の絵本を一緒に読んだあと、鳥の得意技クイズに答えたり、動物の特徴がわかる動きをマネしてみよう。親子でのコミュニケーションを楽しみます。 |
星の砂で星座絵のカードをつくろう! | 4月10日(日) | 星の砂の正体を知り、そこから生物多様性について学びます。 |
春の野鳥観察会@みなと科学館 | 4月17日(日) | 科学館の周りで野鳥の観察をしたあと、鳥のくちばしをテーマに進化について学びます。 |
東京にも渡り鳥?コアジサシの保護活動 | 4月17日(日) | コアジサシの保全について学んだあと、保護活動に使われる「デコイ」(相手をおびき寄せるおとり)の彩色をします。 |
生物多様性を調べる!守る!~博物館のもう一つの顔~ | 4月29日(金・祝) | 国立科学博物館で行っている生物多様性の調査や保全活動について研究者から直接お話を伺います。 |
サイエンスカフェ「進化のゆりかごガラパゴス」 | 5月1日(日) | ゲストに『種の起源』を翻訳した渡辺政隆氏をお招きし、ダーウィンの進化についてお話を伺いながら、生物多様性について語り合います。 |
内山春雄先生による「バードペインティング教室」 | 5月8日(日) | 日本バードカービング協会会長の内山春雄先生とともに、本格的なバードペインティングに挑戦します。身近な鳥の模型を作ってみましょう。 |
テーブルサイエンス「鳥の鳴き声クイズにチャレンジ♪」 | 会期中毎日開催 | 約10分で科学に親しめるテーブルサイエンスでは、身近な鳥の鳴き声を聞き分けてみましょう。 |
なお、みなと科学館では、ご来館者に安心・安全にご見学いただけるよう、運営に必要な感染拡大防止対策を講じております。詳しくはみなと科学館公式サイトをご確認ください。
2022春の企画展「国立科学博物館 巡回展 ダーウィンを驚かせた鳥たち 日本の生物多様性とその保全」開催概要 主 催:港区立みなと科学館 共 催:独立行政法人国立科学博物館 協 力:全国科学博物館協議会、一般財団法人全国科学博物館振興財団、むさしの自然史研究会、内山春雄(日本バードカービング協会)、WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン) ※順不同 期 間:2022年3月25日(金)~2022年5月8日(日) ※4月11日(月)、4月12日(火)は休館日会 場:港区立みなと科学館・多目的ロビー |
●港区立みなと科学館概要●
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00~20:00(プラネタリウム最終投影 19:00開始、最終入館時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※臨時休館日あり
入館料:無料 プラネタリウムは有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円
みなと科学館公式サイト: https://minato-kagaku.tokyo/
みなと科学館企画展サイトhttp://sp.minato-kagaku.tokyo/
公式twitter:@minato_kagaku
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