CUD(カラーユニバーサルデザイン)認証取得で『誰もが見やすく』 装脱ガイド&取扱説明書を刷新
色覚の多様性に配慮したデザインで、すべての人に“使いやすさ”と“安心”を届ける。SDGs・CSRの理念を製品で具現化。

株式会社サンコンタクトレンズ(本社:京都市下京区、代表取締役社長:笹川 泰弘)は、装脱指導の在り方を変える2つの新ツール ――「装脱ガイド(A3サイズ)」および「取扱説明書(改訂版・A6サイズ)」を制作しました。
いずれも、視覚特性にかかわらずすべての人に“使いやすさ”と“安心”を届けることを目的に、CUD(カラーユニバーサルデザイン)に基づく設計を採用。
現場の“眼科スタッフ”と“患者様” 双方の視点から生まれたユニバーサルデザインツールとして、新たな装脱指導の形を提案します。
1.背景・課題:なぜ、新しい装脱ガイドが必要なのか
従来の装脱資料には、次のような課題がありました。
・文字が細かく、読みづらい
・図解が少なく、視覚的理解に時間がかかる
・色の判別が難しく、特定ユーザーには不親切
こうした現場・ユーザー双方の声を受け、当社では「機能性」「視認性」「配色設計」の観点から、指導ツール全体を再設計しました。
2.新ツール概要:現場から生まれた”新ツール
【A】装脱ガイド(A3サイズ) ― 指導現場の効率化を実現
眼科スタッフが患者様へ装脱方法を説明する際に使用できる、A3両面仕様の“指導特化ツール”。
・耐久仕様:PP加工により“汚れ・水濡れ”に強く、ラミネート不要。
・指導の明瞭化:ズレや誤装用時の対処法を、大きなイラストでわかりやすく提示。
・初の現場専用設計として、スタッフ間で共有しやすい紙面構成を採用。


【B】取扱説明書(改訂版・A6サイズ) ― 患者様の自己管理能力を向上
配布用資料として、視覚的な理解と検索性を徹底的に向上させた改訂版。
・図解の進化:「ねじる」「鏡を動かす」など細かな動作もイラスト化。
・衛生管理の徹底:レンズケース乾燥手順を新たに追加。
・定期検査の明確化:「3ヵ月に1回」の検査サイクルを図で提示し、受診を喚起。
・検索性の強化:症状別Q&A形式でトラブル対応をわかりやすく整理。


3.企業理念の具現化:CUD認証取得とSDGs/CSRへの貢献
両ツールは、色覚の多様性を超えて“誰もが見やすい”紙面設計を実現し、CUD(カラーユニバーサルデザイン)認証を取得しました。
これは、年齢や視覚特性のちがいを超えて、すべての方が安心して利用できる社会づくりに寄与する取り組みです。
4.展開スケジュール
・装脱ガイド(A3):2025年11月上旬より全国営業所へ順次発送予定
・取扱説明書(A6):従来版の在庫終了後、順次切替を実施予定
5.今後の活用と展望
本ツールは、装脱指導・患者様コミュニケーションのあらゆる場面で “伝わる・続く・安心できる”
体験をサポートします。
今後も、見やすさ・わかりやすさ・親しみやすさを軸に、誰もが安心して使える製品づくりを進めてまいります。
株式会社サンコンタクトレンズ
1971年の創業以来、半世紀以上にわたり眼科医療と連携し、ハードコンタクトレンズの研究・開発・製造・販売を行ってきた専門企業です。
劇団四季「こころの劇場」協賛、京都府立盲学校への教育機器寄贈、障がい者アーティストの活動支援など、地域社会や次世代への貢献にも積極的に取り組んでいます。
これからも、人と社会に寄り添うものづくりを通じて、より良い視環境の実現を目指してまいります。
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