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株式会社アストロスケールホールディングス
会社概要

アストロスケール、ニュージーランド政府と宇宙の安全性・持続可能性に関するMOUを締結

宇宙の持続利用を目指し、共同での技術開発や研究を実施

アストロスケール

持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去サービスを含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田 光信、以下「アストロスケール」)は、ニュージーランド政府のビジネス・イノベーション・雇用省(Ministry of Business, Innovation & Employment、以下、MBIE)と、デブリの軽減や軌道上サービスを含む宇宙の安全性と持続可能性(スペースサステナビリティ)の分野で協力するためのMOU(覚書)を締結いたしました。
本MOUは、長期的なスペースサステナビリティに貢献するために共同の技術開発や研究を含む一連の活動を行うことに焦点を当てています。この第一弾として、アストロスケールとMBIEは、オークランドに拠点を持つ Rocket Lab やTe Pūnaha Ātea–Auckland Space Institute と協業で、デブリ除去に関する技術的要件や政策面の課題、および複数のデブリ除去に関連するコストを調査します。このプロジェクトでは、低軌道にて1機の捕獲機(サービサー)で最大3つの大型デブリを除去する戦略を査定するとともに、軌道の持続可能性の改善に寄与しながら、商業的なデブリ除去の実行可能性のさらなる実証を目指します。

アストロスケール最高執行責任者(COO)のクリス・ブラッカビーは、以下のように述べています。
「スペースサステナビリティは、官民での協力を必要とする世界的な課題です。ニュージーランド政府とのパートナーシップは、この困難な課題を解決するために必要な技術、法規制、そしてビジネスモデルを前進させる可能性を明確に示しています。また、アストロスケールとニュージーランド政府は、宇宙状況把握を向上し、軌道上サービスを展開するという共通のビジョンを掲げています。当社は、急成長する軌道上の経済圏を守るためにも、安全の確保と連携を重要視しており、ニュージーランド政府と協力して新たな機会を模索できることを大変嬉しく思います。」

MBIEの労働・科学・企業部門の副長官であるポール・ストックス氏は、次のように述べています。
「アストロスケールの最先端テクノロジーとスペースサステナビリティへの取り組みは、国としての私たちの価値観と完全に一致するものです。ニュージーランドへ新たな商業機会を生み出し、人材開発の面でもスキルや能力開発などへ貢献するものだと考えています。また、このパートナーシップは、世界的課題の解決や画期的な研究開発を可能とするために最高の企業や研究者と提携するという、宇宙の利活用に対する私たちのアプローチとも共通しています。アストロスケールと協力し、ニュージーランドの宇宙産業の発展・拡大と、さらなるコラボレーション機会を模索できることを楽しみにしています。」

アストロスケールは創業以来、デブリの除去・軌道上サービスの定常化を目指し取り組みを進めており、今年3月にRPO技術※1 実証の先がけとなるデブリ除去技術実証衛星「ELSA-d(エルサディー、End-of-Life Services by Astroscale – demonstrationの略)」の打上げ・軌道投入に成功し、軌道上での技術実証を進めています。8月には、世界で初めて模擬デブリの捕獲に成功しました。長期的かつ持続的な宇宙開発を実現できるよう、アストロスケールは官民で連携しながら、引き続き技術、ビジネスモデル、法規制に取り組んでまいります。

アストロスケール について
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスの開発に取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、今後打ち上がる人工衛星が寿命を迎えたり恒久故障の際に除去を行うEOL※2、既存デブリを除去する為のADR※3、宇宙空間上での宇宙状況把握(ISSA※4)、稼働衛星の寿命延長(LEX※5)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。 
本社・R&D 拠点の日本をはじめ、シンガポール、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。 

アストロスケール本社ウェブサイトはこちら: http://astroscale.com
製造・開発の様子(写真)はこちら:https://bit.ly/Astroscale_pictures
ELSA-dについて詳細はこちら: http://bit.ly/ELSA-d_PressKit_JPN
軌道上サービス管制センターの様子(動画):https://www.youtube.com/watch?v=OzISoG-AjbM

※1 RPO:Rendezvous and Proximity Operations Technologiesの略称 、ランデブ・近傍運用
※2 EOL:End-of-Lifeの略称 
※3 ADR:Active Debris Removalの略称 
※4 ISSA:In Situ Space Situational Awarenessの略称 
※5 LEX:Life Extensionの略称 

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種類
その他
関連リンク
https://astroscale.com/ja/

会社概要

株式会社アストロスケールホールディングス

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URL
https://astroscale.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都墨田区錦糸4-17-1 ヒューリック錦糸町コラボツリー
電話番号
-
代表者名
岡田光信
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年05月
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