【全国の生産者に無償提供開始】年間の農作業計画をアプリ上で「実現」する新機能 「栽培計画」 をリリース

~農業の属人化と高齢化が進む中、「見える農業」で安心安全な農作物づくりと継承をサポート〜

株式会社Agrihub

株式会社Agrihub(本社:東京都調布市、代表取締役:伊藤彰一)は、農業アプリ「アグリハブ」に新機能「栽培計画」を追加し、全ユーザー4.7万人に無料で提供を開始しました。

本機能では、作物ごとの栽培スケジュールを年間単位で登録・可視化し、タスク進捗を管理することが可能になります。作業計画の「見える化」により、農業現場の効率化・技術継承・安心安全な作物生産に貢献します。

高齢化・属人化が進む農業の「見えない作業」をどうするか

日本の農業は今、高齢化と人手不足が深刻化しています。日々の作業は経験や勘に頼ることが多く「いつ・何を・どう行うか」が可視化されていないため、農家の技術が継承されず、さらなる人手不足を招いています。また、安心・安全な農作物づくりには正確な時期での防除や追肥管理が不可欠であり、事前の計画・可視化が生産の安定と品質に直結します。これは繁忙期の作業集中によるミスや非効率を防ぐためにも重要です。

新機能「栽培計画」でできること

農業アプリ「アグリハブ」の新機能 「栽培計画」 では、以下の機能が無料で使えるようになります。

  • 年間の作業スケジュール登録

  • 作業ごとのタスク進捗管理

  • 作業ごとの細かい前後関係の管理

これにより複数作物や圃場の「やるべき作業」と「今どこまで進んでいるか」を、誰でも簡単にアプリで把握できるようになります。

チームの人材育成・家族経営の技術継承にも

「栽培計画」は、1人の農業者だけでなく、家族経営・法人経営・研修中の新規就農者にも有効です。

作業ごとに「いつ・どのタイミングで・何をするか」が可視化されるため、家族や従業員とスケジュールを共有しやすくなり、「その作業は〇〇さんしか把握していない」といった属人化を防ぐことができます。さらに、作業の実施状況や対応履歴を記録として蓄積できるため、「昨年はいつ防除をしたか」「異常気象時にどんな対応をしたか」といった具体的な経験の引き継ぎが可能に。これにより、教育・指導から技術継承、年間の振り返りまでを一つの流れで支援できる仕組みとして機能します。

本機能はすべてのユーザーに無料開放

今回リリースした 「栽培計画」の機能は、アグリハブの基本機能として無料で提供されます。

栽培の規模・作物の種類・経験の有無にかかわらずどなたでもご利用いただけるため、個人農家から法人経営まで幅広い現場での活用が期待されます。

AGRIHUBクラウドと連携で実現する、栽培計画を軸とした一体型の営農支援

「栽培計画」は、AGRIHUBクラウドと連携することで、営農指導の現場にも新しい価値をもたらします。クラウド側で作成された防除計画や年間スケジュールは、生産者アプリにそのまま反映され、生産者は受け取った計画を基準に日々の作業を進められます。クラウドとアプリが双方向につながることで、「いつ・何の作業が求められているのか」を関係者全員が共通の基準で確認でき、個々の圃場事情に応じた微調整も容易になります。また、生産者が記録した実績はクラウドに集約されるため、営農指導員は巡回前に状況を把握でき、より実態に寄り添ったアドバイスが可能になります。こうしたデータ連携によって、「計画」「実績」「指導」が一本化された流れで循環し、地域全体の栽培技術の標準化と品質向上に寄与します。

活用例:省力化しながら、安心・安全な農作物を効率的に育てる

●防除の最適化で農薬使用を必要最小限に

防除タイミングを事前に把握・記録できることで、必要な時に必要なだけ使用する適正防除が可能に。結果として、農薬の過剰使用を防げるため、コストの最適化ができ、消費者にも安全な作物を届けられます。

●追肥や収穫時期の「うっかり忘れ」をゼロに

栽培スケジュールに基づいた管理で、栄養管理のムラや作業忘れを防止。品質のばらつきを抑え、安定した収量が期待できます。

●小麦などの殺菌剤散布の管理

特定の時期で特定の農薬を散布する必要がある作物の場合に、栽培計画を作成することで、散布時期を逃すことがなく適切に散布することができ、 適期に散布したかどうかの確認も簡単に行えます。

■AGRIHUBアグリハブとは 

アグリハブは、エンジニアで農家でもある弊社代表が、農作業中に感じた現場の課題を解決すべく開発した農家向けアプリケーションです。スマートフォンとPCで利用でき、快適な操作性とわかりやすい画面構成がユーザーから高評価を得て、利用者数4.7万人超まで成長しています。

なかでも散布管理機能は、これまでにない機能と操作性を実現しています。この機能は全ての利用者に無償で提供しています。生産者だけでなく、全国のJA職員や普及指導員の皆様にも幅広くご活用いただいており、農業現場における深刻な人手不足の解消に大きく貢献しています。

URL: https://www.agrihub-solution.com/agrihub

 ■AGRIHUBクラウドとは 

JA・直売所などの農産物取扱事業者向けの営農管理業務に特化した営農管理システムです。生産者にスマートフォンアプリ「AGRIHUBアグリハブ」・JAに「AGRIHUBクラウド」を導入することで、栽培データや出荷データなどをリアルタイムで共有でき、農薬検査業務時間の大幅削減や、農薬誤使用の防止、出荷管理業務の効率化を実現し、あらゆる営農業務を支援しています。

URL: https://www.agrihub-solution.com/agrihubcloud

 【会社概要】 

会社名: 株式会社Agrihub (アグリハブ)
所在地: 東京都調布市仙川町3丁目11番地8
代表者: 伊藤 彰一
設立: 2020年1月
URL: https://www.agrihub-solution.com

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農林・水産卸売・問屋
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会社概要

株式会社Agrihub

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URL
https://www.agrihub-solution.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都調布市仙川町3−11−8
電話番号
-
代表者名
伊藤彰一
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年01月