【世の中が「オンラインシフト」したメリットに関するアンケート】回答最多は『移動時間の削減』、2位は男女で異なる結果に

株式会社LASSIC

株式会社LASSIC(ラシック)(本社: 鳥取県鳥取市、代表取締役社長: 若山幸司、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、世の中が「オンラインシフト」したメリットに関するアンケート調査を全国20歳〜65歳の男女を対象に実施しました。
https://teleremo.net/
■「オンラインシフト」したメリットに関するアンケートについて
2020年、新型コロナウィルス感染拡大がきっかけとなり世の中のオンラインシフトが一気に加速しました。通勤はテレワークに、外食は「UberEats」や「出前館」などのオンラインで注文する形態のケータリング、会議は「Zoom」などのWeb会議サービス、といった具合にインターネットの力がフルに発揮されています。

こうした流れについては、コロナ禍でやむなく移行した一時的なものだという意見も少なくありません。ですが、今回様々な分野でオンラインシフトが進んだことにより、多くのメリットが明るみに出たのも確かではないでしょうか。

そこで、今回は世間がオンラインシフトしたことで、具体的にどのようなメリットを感じたかを調査しました。


まずテレワークをしている方・していた方を対象に「テレワークの良かった点」についてアンケートを実施しました。
 Q.テレワークの良かった点をお知らせください。(複数回答可)

  • 通勤でのストレスがなくなった 男性 59.68% / 女性 64.55%
最も多かったのは、「通勤ストレスがなくなった」という回答でした。通勤ラッシュですし詰め状態の電車、渋滞にはまって一向に進まない車やバスでの通勤は、大きなストレスになっていたことが分かります。地方移住のメリットを紹介する雑誌やWebサイトでも、「満員電車からの解放」がランキング上位に挙げられているケースがしばしば見受けられることからも、通勤時間の有無が精神衛生に大きく影響していると言えそうです。

 
  • プライベート時間が充実した 男性 40.68% / 女性 39.88%
前述のとおり、通勤がなくなったことにより通勤に充てていた時間をほかのことに費やせるようになったことで、浮いた時間を有効活用できていると感じている方が多いのでしょうか。仮に、通勤の往復時間を1日2時間とした場合、1か月で40時間、1年間で480時間をプライベート時間に費やせるようになったとすると確かに大きなメリットになりそうです。

 
  • 人間関係のストレスがなくなった 男性 23.66% / 女性 33.14%
実際に顔を合わせるとなれば、人間関係は悩みの種のひとつ。テレワークは社員同士のコミュニケーションが希薄になるのではという懸念の声もありますが、実際には人間関係のストレスが軽減されたと感じている方が多いようです。Web会議システムやビジネスチャットツールなど、テレワーク支援ツールが手軽に利用しやすい現在、リモート環境は『程よい距離感』となっているのかもしれません。


次に、「オンラインシフトしてよかったと感じる点」について伺いました。

 Q.世の中がオンラインシフトしてよかったと感じる点をお知らせください。(複数回答可)

  • 社内会議、顧客商談のための移動時間が削減され仕事が効率化した 男性 42.8% / 女性 37.6%
男女ともに、仕事の移動時間が削減されたことにメリットを感じている方が最多となりました。前述の通勤時間を含め、時間を大幅に消費する『移動』はコロナ禍以前から課題となっていたようです。特に、営業職など、1日の間に複数の顧客先へ訪問するような移動の多い職種は、商談や打合せのオンライン化によって時間の使い方が大きく変化したのではないでしょうか。

 
  • メールやビジネスチャットツールが常用化し、やりとりのログが残るようになった 男性 28.3% / 女性 23.9%
男性の回答で、次に多かったのがこちらです。顔を合わせる機会が減ることで口頭のやり取りも減少し、メールやビジネスチャットツールなど『テキストベース』の会話が増えることで、仕事に関する記録が残りやすくなりました。それにより、「言った、言わない」の水掛け論は格段に少なくなったと考えられます。

オンラインシフトにより仕事へのメリットを感じている方は多いようです。では、プライベートに対してはどうなのでしょうか。
 
  • 浪費が減った 男性 25.3% / 女性 34.3%
女性の回答で、2番目に多かったのがこちらです。今回の調査期間はコロナ禍ということもあり、買い物に行く頻度自体が減った、テレワークへの移行によって仕事帰りのウィンドウショッピングをしなくなったなど、「ついつい衝動買いや無駄遣いをしてしまう」機会そのものが減少した結果と考えられます。一方、商品の選択から決済までボタン一つで簡単に完了してしまうECサイトを利用する頻度が増え、逆に浪費が増えてしまったというケースもあるようです。

 
  • 全国のどこからでもセミナー参加が可能にになった 男性 20.6% / 女性 22.7%
参加したいセミナーやイベントがあっても、開催地が遠くて行けない……とあきらめていた方にとっても、オンラインシフトによる影響は大きいようです。コロナ禍をきっかけにセミナーやイベントのオンライン化も急進し、開催地を気にせず自宅から参加できるものが増えました。オンライン上で開催されるセミナーを意味する『ウェビナー』という言葉もだいぶ浸透してきたのではないでしょうか。

 
  • UberEatsや出前館などのデリバリーサービスが充実した 男性 11.6% / 女性 12.9%
以前は出前といえば、そのお店の方か専門の業者だけでしたが、コロナ禍で重宝されたのが「UberEats」や「出前館」などが行う外部委託出前サービス。外食需要減少の影響もあり、ここ1年で新たに参入するお店が一気に増えたことで、選択肢の幅がぐっと広がりました。

 
  • 通販取り扱いが増え、お店の味を自宅で楽しめるようになった 男性 12.2% / 女性 14.3%
デリバリーサービス同様、コロナ禍を機に、なかなか手が出ない高級店や予約待ちの人気店が通販サービスを始めたことで、いままで店舗でなければ体験できなかった味わいをお取り寄せし、家庭で気軽に楽しめるようになりました。「落ち着いたら、ぜひお店に行って食べたい!」というモチベーションにも繋がりそうです。


その他にも、舞台やライブのストリーミング配信、オンライン遊園地など、エンターテインメントの多様化が進み、自宅にいながらでも趣味や娯楽を楽しめる機会が増えたのは間違いありません。

今回の騒動をきっかけにあらゆる分野でパラダイムシフトが起きました。新型コロナの脅威が一日も早く消え去り、感染対策のためやむなく……というかたちではなく、日常に新たな価値を提供する選択肢としてオンラインシフトが進んでいくことを願います。


テレリモ総研では、今後も継続して意識調査を行ってまいります。

※テレリモ総研サイト内でも調査結果を基にしたコラムを公開中です。https://teleremo.net/?p=76

 
  • 調査概要
調査期間:2020年9月1日~2020年9月4日
調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1077名
調査方法:インターネット調査
 
  • 著作権について
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(5) 掲載内容をもとに、独自のコンテンツとして編集・執筆いただくことができます。
 


テレリモ総研では、人々が場所によって仕事内容や職種、勤務条件を左右されることなく活躍できる世界を実現すべく、テレワーク・リモートワークが働き方の選択肢の一つとして一般化することを目指し、多様な働き方に注目した情報をお届けしてまいります。

以上 

 
  • 株式会社LASSIC(ラシック)について
LASSICは2006年に鳥取県で創業し、『~鳥取発~ITで、地方創生』を経営理念に、ITを通じてポテンシャルや魅力に溢れた地方の活性化、地方創生の実現を目指している企業です。 

東京に一極集中しているIT業界の経済活動を地方に分散させる“地方輸出”の仕組みづくりや、ITとアイデアで地方自治体の課題解決を支援する地域イノベーション支援事業、人や組織の状態を見える化し改善を支援する感情解析技術の研究開発などに取り組んでいます。 

人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。 
 
■会社概要
本 社: 〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3 
代表者: 代表取締役社長 若山 幸司 
設 立: 2006 年 12 月 26 日 
資本金: 9,968万円 
事業内容: システムインテグレーション事業、Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、KnockMe!(ノックミー)、地域イノベーション支援事業、感情解析研究開発事業 
拠点: 鳥取(本社)、秋田、仙台、東京、大阪、姫路、那岐、米子、岡山、広島、福岡 
URL: https://www.lassic.co.jp 
Facebook: https://www.facebook.com/lassic.co.jp/

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル4F
電話番号
03-6853-7111
代表者名
若山 幸司
上場
未上場
資本金
9968万円
設立
2006年12月