GeoVitalに暑さストレスレベル推定機能が新たに追加。フォレストシー、東芝製バイタルセンサー採用でラインナップ拡充へ
「GeoVital」新モデル概要
株式会社フォレストシー(代表取締役:時田義明、本社:東京都江東区)は、自社が展開する通信対応ウェアラブルバイタルセンサー「GeoVital(ジオバイタル)」に、東芝製の多機能バイタルセンサー「MULiSiTEN MS200(以下MS200)」を新たに加え、2025年7月中旬より販売を開始します。

GeoVitalはこれまで、高精度な脈拍測定による体調不良の兆候検知と通知を目的としたバイタルセンサーとして展開してきましたが、今回のMS200採用により、脈拍・温湿度・身長・体重・既往歴といったデータを用いた「暑さストレスレベル」の推定が可能となりました。今後は、従来モデルと今回のMS200モデルを並行して販売し、利用シーンに応じた最適な選択肢を提供していきます。
厚労省による熱中症対策に関する法改正
厚生労働省は2025年6月1日、労働安全衛生規則を改正し、熱中症の症状悪化を防ぐために必要な措置の明確化や、事前の実施手順策定・周知を事業者に義務づけました。これにより、熱中症対策はより実践的かつ計画的な運用が求められています。

出典:厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」
https://www.mhlw.go.jp/content/001476821.pdf
GeoVitalの活用方法と通信機能
GeoVitalは、こうした背景に対し、危険の兆候をいち早く検知し、あらかじめ設定された脈拍の閾値を超えた場合や、暑さストレスレベルが一定を超えた場合には即座にSOSを自動通報できる点が特長です。携帯圏内ではスマートフォンのGeoChatアプリを通じてインターネット経由で管理者へ通知。携帯圏外であっても、GeoChatアプリを介してGeoChat本体と接続すれば、現場内においてGeoChat利用者間でお互いのバイタル情報やSOSを送り合うことができ、更にGeoBase(ジオベース)と呼ばれる親機をStarlinkによるWi-Fiに接続し現場付近に簡易設置することにより、遠隔地の管理者にまでリアルタイムで情報を届けることが可能です。
炎天下での作業が日常化し、現場のリスクが増すなか、フォレストシーはGeoVitalを通じて、誰もが安心して働ける環境づくりに貢献していきます。

本件に関するお問い合わせ
株式会社フォレストシー
広報担当
メール: fs_info@geowave.jp
フォーム: https://foresttosea.jp/
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