【竣工】JFEスチール(株)東日本製鉄所千葉地区向けコークス乾式消火設備
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、東京都品川区、以下「当社」)は、JFEスチール株式会社(代表取締役社長:北野嘉久、東京都千代田区)より受注した東日本製鉄所千葉地区向けコークス乾式消火設備(以下CDQ※1)1基(コークス処理能力:最大80㌧/h、以下「本設備」)を竣工し、同社に引き渡しました。
本設備は、都市型製鉄所へ設置するため、コークス搬送・冷却時の発塵を最大限抑制する環境対策に配慮した設計となっております。
本プロジェクトは、コロナ禍による各種制約がある中での実行となりましたが、サプライチェーンの見直しや遠隔での製造管理体制の構築により工程遅延を回避し、予定より前倒しのスケジュールで円滑な設備立ち上げを実現いたしました。
当社グループは、国内だけではなく中国・韓国・台湾・ベトナム・インドなどでもCDQを事業展開しており、国内外で数多くの納入実績※2があります。当社グループが国内外で納入したCDQはいずれも高い稼働率と高効率な発電を達成しており、多くの納入実績に裏打ちされた、当社技術の先進性・信頼性と工期通りに設備稼働を実現するプロジェクトマネジメント能力は、国内外のお客様から高く評価されております。
当社グループは今後も製鉄業界における環境・省エネ設備のトップサプライヤーとして、世界の製鉄業の持続可能な発展ならびに気候変動など地球規模の課題解決に貢献してまいります。
https://www.eng.nipponsteel.com/business/steelplants/ironmaking/coke_dry_quenching/
※2 今回の竣工により当社グループのCDQ納入実績は、累計154基(国内外合計)となります。
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