ポーラ化成工業の白斑研究助成金制度2022年度募集の採択者が決定
白斑治療法の発展を目指して
ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:
釘丸和也)が日本白斑学会の全面的なご協力のもと実施している「2022年度ポーラ化成工業 白斑研究助成金」
の採択者が決定しましたので、お知らせします。
釘丸和也)が日本白斑学会の全面的なご協力のもと実施している「2022年度ポーラ化成工業 白斑研究助成金」
の採択者が決定しましたので、お知らせします。
白斑治療への貢献を目的に2021年に設立された「ポーラ化成工業 白斑研究助成金」制度
皮膚の白斑の病態はメラノサイトに対する自己免疫機序や自然免疫、酸化ストレスなどの関与が推測されてい
ますが、それだけでは説明がつかないことが多く、未解明の部分が多く残っています。また現在の保険診療では
治療が難しい例もあり、より良い治療が求められています。最新の解析技術を用い、新規治療法につながる研究
を創り出していくことが最重要課題であり、本助成制度がその発展に少しでも貢献できればと考えています。
昨年より開始した本研究助成金では、2021年度は3件のテーマに対して助成を行いました。また、各研究テー
マについての研究成果報告会が第4回日本白斑学会学術大会(2022年9月24日・25日)にて開催され、多くの研
究者が活発に意見交換を行いました。2回目となる2022年度の公募では昨年を上回る多数の応募があり、白斑発
症メカニズムや治療法など、研究テーマも多岐にわたりました。
結果、下記の方々が採択されました。
皮膚の白斑の病態はメラノサイトに対する自己免疫機序や自然免疫、酸化ストレスなどの関与が推測されてい
ますが、それだけでは説明がつかないことが多く、未解明の部分が多く残っています。また現在の保険診療では
治療が難しい例もあり、より良い治療が求められています。最新の解析技術を用い、新規治療法につながる研究
を創り出していくことが最重要課題であり、本助成制度がその発展に少しでも貢献できればと考えています。
昨年より開始した本研究助成金では、2021年度は3件のテーマに対して助成を行いました。また、各研究テー
マについての研究成果報告会が第4回日本白斑学会学術大会(2022年9月24日・25日)にて開催され、多くの研
究者が活発に意見交換を行いました。2回目となる2022年度の公募では昨年を上回る多数の応募があり、白斑発
症メカニズムや治療法など、研究テーマも多岐にわたりました。
- 2022 年度採択者一覧
結果、下記の方々が採択されました。
助成者名 | 所属機関名・職名 | 研究テーマ |
新熊 悟 | 奈良県立医科大学 皮膚科 准教授 | メラノサイトと表皮角化細胞の細胞間相互依存に着目した白斑治療法の開発 |
水谷 有紀子 | 岐阜薬科大学 特任准教授 | 白斑基底層表皮細胞で発現低下するGPNMBの白斑発症・病態維持における役割の解明 |
福本 毅 | 神戸大学医学部付属病院 皮膚科 助教 | 老化特異的な3 次元ゲノム構造がメラノサイトのホメオスタシス制御に与える影響 |
松田 真由子 | 高知大学病院 医員 | 乾癬随伴脱色素斑をヒントにした白斑発症の免疫学的メカニズムの解明 |
本助成制度に関する詳細は https://www.jsvitiligo.jp/news/data/20220606_01.pdf をご参照ください。
日本白斑学会(JSV)
日本白斑学会は、皮膚の白斑の病態解明と新規治療法の開発、研究者の情報共有、若手研究者の育成、白斑に関する諸問題への取り組み、国内・海外への情報発信、ならびに国際共同研究に対する日本
の窓口となることを目的として2018 年に設立された学会です。
<日本白斑学会ホームページ> https://www.jsvitiligo.jp/
日本白斑学会事務局長 鈴木民夫教授(山形大学皮膚科) のコメント 今年はこれからの白斑研究を担う新進気鋭の4 名の白斑研究者が受賞されました。2023 年9 月開催 の第5 回学術大会での研究成果発表がとても楽しみです。 |
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