サウジのマンガ プロダクションズ制作『アサティール 未来の昔ばなし』日本で初放送。東映アニメーションと共同制作、4月から13エピソードをJ:COMにて
『アサティール 未来の昔ばなし』は、時は近未来の2050年、アラビア半島に伝わる昔ばなしをサウジアラビアの首都リヤドを舞台に主人公の「アスマお婆ちゃん」が3人の孫たちにやさしく導くように語るアニメ物語です。各エピソードを23分にまとめ13話のエピソードで放送します。ストーリー主役の「アスマお婆ちゃん」を演じるメインキャストは、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』や『ドラゴンボール』で活躍する野沢雅子さん。同アニメは監督に下田正美氏を起用しサウジの民話を近未来風に作り上げました。制作はマンガ プロダクションズと東映アニメーション株式会社(東京・中野区)が共同で行いました。
『アサティール 未来の昔ばなし』を制作したマンガ プロダクションズCEO イサム・ブカーリ氏は、「サウジアラビアは長年産油国として皆様に知られてきました。今回サウジのオリジナルアニメを紹介でき、新しい分野で日本と交流できることに大変嬉しく思っています。このアニメを通じて日本と世界にサウジアラビアならびにアラビア半島の豊富な歴史を紹介することができます。そして日本のアニメ産業のチームと一緒に仕事することでサウジ側も才能や創造力を表すことができました。」と述べました。
マンガプロダクションズは、サウジアラビアと日本の良好な関係を長年続けてきた住友商事の協力により、同社のグループ会社、株式会社ジュピターテレコム(ブランド名『J:COM』東京・千代田区)と『アサティール未来の昔ばなし』13エピソードの放映契約を結びました。そして『J:COM』の子会社、アスミック・エース株式会社(東京・千代田区)と同アニメの日本国内における番組販売権ならびに配信権を3月30日に契約しました。また中東を除く海外の販売業務を受託しました。
ビデオ会議でマンガプロダクションズのイサム氏と契約を結んだ中東住友商事グループ、サウジ住友商事会社(サウジアラビア・アルホバル)社長の石原淳也氏は、「グループの経験、専門性を結集してサウジアラビア・ビジョン2030を達成に貢献でき、サウジアラビア人達が作った日本文化の象徴でもあるアニメの配信、販売に協力できることを大変喜んでいます。マンガプロダクションズの試みは、サウジアラビアと日本をより近くするでしょう。」と述べました。
『アサティール 未来の昔ばなし』は、MBC Groupが今年1月にアラブ諸国で放送し、続いて米国でも放送、話題を呼びました。同アニメ共同制作の東映アニメーション株式会社(東京・中野区)常務取締役、清水慎治氏は、「中東のテレビ局で放送され大好評でした。今回日本でも放送されることになり大変嬉しいです。アラビア地方の民話を楽しんで下さい。」とコメントしました。
■『アサティール 未来の昔ばなし』キャラクター紹介
■ J:テレ『アサティール 未来の昔ばなし』 放送日時・エピソードタイトル
■ 詳しくは『J:テレ』の下記サイトをご覧ください。
https://c.myjcom.jp/jtele/p/J00000005030/index.html
【会社概要】
所在地:Al-Fazary Square, Diplomatic Quarter, Riyadh, KSA
代表者:CEOブカーリ・イサム = Essam BukharyURL: http://manga.com.sa/
問い合わせ先:マンガ プロダクションズ 東京オフィス(東京・千代田区) 安倍 依里(Abe Eri)
TEL:03-5251-8020
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