社会福祉協議会向けクラウドサービス「ウェルビーイングワン貸付管理」の開発を開始

~各種貸付事業の一元管理を実現~

株式会社ヴィンテージ

医療・福祉関連業務に特化したソフトウェアメーカー株式会社ヴィンテージ(本社:福岡県北九州市、代表取締役:郷田和正)は、全国の社会福祉協議会(以下社協)向けの新たなクラウドサービス「ウェルビーイングワン貸付管理」の開発を開始したことをお知らせします。

本サービスは、社協における生活福祉資金貸付事業をはじめとする貸付事業に特化し、相談記録から貸付金管理、集計作業までを一元管理することで、業務効率化に寄与するものです。

【URL】https://wellbeing-one.jp/kashitsuke/

「ウェルビーイングワン貸付管理」開発開始の背景

低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるための「生活福祉資金貸付制度」は、各都道府県社協が債権者となって制度を管理していますが、相談者および債務者からの問い合わせ窓口となるのは都道府県下にある各市町村社協です。

また、「コロナ特例貸付」は各市町村社協が直接的に管理業務を担っており、さらに、自治体独自の貸付制度を設定している場合には、その管理についても各市町村社協が行っています。

貸付制度には相談者の登録や相談記録の入力、償還情報の管理、実績集計や督促状の宛名印刷・送付といった煩雑な業務が発生し、かつ、支援が長期におよぶことから貸付事業担当者の作業負荷は大きなものです。また、貸付制度は経済的な援助だけで完結するものではなく、市区町村社協や民生委員が資金を借り受けた世帯の相談支援を行うことになるため、相談者の情報を包括的に管理し、社協内の担当者間で共有することが必須と言えます。その一方で、相談記録と債権情報が別々に管理されているなどの理由から情報共有が煩雑になってしまうケースが往々にして見られます。

これまで弊社では、社協の相談管理に特化したクラウドサービス「ウェルビーイングワン相談管理」にて、貸付に係る業務の一部に対応してきました。しかし、貸付制度における社協の業務負担を減らすためには専用の業務システムが必要であると認識し、開発に着手することを決定しました。

15年以上にわたって社協の業務に特化し、トップシェアを獲得するシステムを開発してきた弊社の強みを存分に活かし、各社協との緊密な連携によって現場の声を吸い上げ、相談から貸付まで一元管理できる使い勝手の良いシステムの開発に取り組んでまいります。

「ウェルビーイングワン貸付管理」の機能と特長

【貸付事業の相談記録から貸付金管理までを一元管理】

相談登録、貸付決定、償還、償還状況管理・督促といった一連の流れをシステム上で一元管理できます。償還データを一括で取り込むことにより、長期にわたる償還情報が簡単に追えるなど、社協の担当者が代わったとしても情報の引き継ぎがスムーズに行えます。

【煩雑な作業から解放され、業務効率化に抜群の効果を発揮】

宛名ラベルの一括印刷や、相談記録からワンクリックでの実績集計など、単純作業を代行する機能が充実。システム上で完結するため紙による管理やExcelを使った管理の手間を削減し、業務効率化へとつなげます。

【ウェルビーイングワンシリーズの特長を受け継ぎ、システム連携でより使いやすく】

クラウドサービスなので外出先からタブレットやスマートフォンで記録を入力でき、強固なセキュリティで情報漏洩を防止するなど、これまでにリリースしてきた「ウェルビーイングワン」シリーズに共通する特長は本システムにも共通しています。さらに「ウェルビーイングワン相談管理」との連携が可能なので、複合的な課題を抱える相談者のデータを一元管理することができます。

社会福祉協議会からの声

●高槻市社会福祉協議会様

「コロナ特例貸付事業のフォローアップ事業において、フォロー対象者の抽出や各種案内の送付準備などに煩雑さを感じています。現状Excelによる管理でとどまっている業務のシステム化によって、貸付事業の更なる業務効率化が図れることを期待しています」

●摂津市社会福祉協議会様

「貸付事業のなかでもコロナ特例貸付は貸付決定までのスピードを重視したため、その後のフォローアップを継続的に行う必要があります。大阪府社協から定期的に届く債権状況のデータをExcelで編集し、滞納者への電話連絡や郵送物の送付を1件1件手作業で管理しているため、システムで一括してやれるようになると有難いですね」

●山口市社会福祉協議会様

「当市では従来の生活福祉資金貸付に加えて、市独自の法外援護資金貸付事業を行っています。現在使用しているシステムでは督促状の対象となる滞納者の抽出や帳票の出力ができず、送付物がある際には住所を手作業で打ち込んでいるので、一元管理できるシステムがあると助かりますね」

価格

13,000円/1ユーザーライセンス

※4ユーザー目からは4,000円/1ユーザーライセンス

リリース時期

2025年秋予定

株式会社ヴィンテージについて

全国約400法人に福祉行政機関向け業務支援ソフトを提供してきたITベンダーです。相談管理、成年後見業務、日常生活自立支援事業など各種事業に対応するソフトウェアをラインナップしています。

<会社概要>

会社名:株式会社ヴィンテージ

所在地:福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1 AIMビル7F

代表者:代表取締役 郷田 和正

設立:2005年5月

URL:https://vintage.ne.jp/

事業内容:福祉・医療系ソフトウェア開発

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ヴィンテージ

医療・福祉ソリューション事業部

TEL:093-513-7255(土日祝を除く9:00-18:00)

E-mail:well-being-one@vintage.ne.jp

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会社概要

株式会社ヴィンテージ

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URL
https://vintage.ne.jp/
業種
情報通信
本社所在地
福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1 AIMビル7階
電話番号
093-513-7255
代表者名
郷田 和正
上場
未上場
資本金
1300万円
設立
2005年05月