2020年4月 摂南大学農学部が新設 食農教育の浸透を目指す中塚華奈准教授が食農ビジネス学科の准教授に着任決定

2020年4月に農学部を新設する摂南大学(大阪府寝屋川市、学長:荻田 喜代一、以下本学)は、農学部 食農ビジネス学科の准教授に、食農教育の重要性について研究する中塚 華奈准教授が着任することをご報告します。
 日本は、食料自給率(※)が37%と世界の先進諸国の中でも最低水準であり、安定した食料供給のためには、海外で製造される安価な生鮮品・半加工品・加工品に頼らなければならない状況となっています。また食に対する消費者の嗜好の多様化、食品産業の競争の激化といった状況の中で、原材料の調達や生産工程は一層広範となり、消費者から食料生産の現場が見えにくくなっています。それに伴い、最近では食の安全をめぐる様々な問題も発生しています。そういった中、健全な食生活を送るために、食に関する知識と選択する力を養う「食育」が重要視されています。

 「食農教育」とは、食が有する多様な役割の大切さを伝える「食育」と、食べ物を育む根本である農林水産業に関する知識習得や体験を含めた総合教育です。種を蒔き、作物を育てて収穫し、食べるという一連の流れを体験することで、食料生産の現場を知ることができるだけでなく、食を支えている生産者の気持ちも理解することができ、市民の農林水産業への理解醸成や関係人口の増加につながります。

 今回、本学農学部 食農ビジネス学科に着任する中塚 華奈准教授は、食農教育のあり方やその意義について追及し、それらによる都市と農村の共生・対流、双方における地域活性化や食文化等にもたらす影響等を研究しています。環境と調和のとれた食料の生産、流通、消費のシステム構築に寄与するプログラム開発や政策提案を行い、食農教育を社会に浸透させていきます。
※農林水産省「カロリーベース総合食料自給率(平成30年度)」

■摂南大学農学部 食農ビジネス学科 中塚 華奈准教授


〈経歴〉
・ 1994年 神戸大学農学部園芸農学科食料環境経済学講座 卒業
・ 1996年 神戸大学大学院自然科学研究科博士前期課程植物資源学専攻 修了
・ 1999年 神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程資源生物科学専攻 修了
・ 2013年 大阪商業大学経済学部経済学科 講師 着任
〈研究分野〉
農業経済学、食農教育、オーガニック
〈講義内容〉
食農教育研究室での研究
食農教育論、食品表示・認証論、都市農業論
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