視聴者注目の”瞬間”を分析!NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第42回「夢のゆくえ」
2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。11月6日に放送された第42回は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか?
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「視られている量」を測るREVISIO株式会社(2022/10/1にTVISION INSIGHTSから社名を変更、所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下REVISIO)は、2022年1月にスタートした、三谷幸喜さん脚本・小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』を、毎放送回、視聴者がどのシーンに注目したのかを分析しています。
11月6日に放送された第42回「夢のゆくえ」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか? テレビの視聴者の様子を、1分毎の「REVISIO推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。
『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?
第42回は、実朝(柿澤勇人さん)が政の実権を義時(小栗旬さん)から源氏の手に取り戻そうと奮闘する回でした。
決意を新たにした実朝は、後鳥羽上皇(尾上松也さん)を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意します。泰時(坂口健太郎さん)をそばに置き、自身の政を進めます。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時は、のえ(菊地凛子さん)に勧められて執権を名乗ることを決断します。未熟な実朝らをけん制します。実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子(小池栄子さん)が気をもむ中、源仲章(生田斗真さん)が京から戻り、、、というストーリーでした。
SNSでは、「鎌倉殿の13人」が、25話連続でツイッター世界トレンド1位を果たしました。また、皆で船を曳くシーンに対して、八田知家(市原隼人さん)と三浦義村(山本耕史さん)が見事な胸筋を披露すると、「ファンサービスハンパない」、「筋肉祭り」などの声が上がりました。久しぶりに登場した時政(坂東彌十郎さん)に対しても、「パパのほっこりさが救いだ」、「時政、本当に今が一番幸せそう」などの声が上がりました。
毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移
迷いながら政を行っていた実朝が、ついに跡継ぎはできないことを宣言したり、鎌倉の今後についてきっぱりと言い切ったりと、自信なさげな様子から雰囲気が変わったシーンでした。
さらに、実朝と義時の溝が深まり、今後の行方が気になる展開に注目が集まったものと考えられます。
二番目に注目されたのは、20時31分で、注目度は81.4%でした。皆で船を海へ運ぶシーンでした。計画通りにいかず船は全く動きません。そこへ陳和卿(テイ 龍進さん)が来て図面を眺め、船が重すぎると叫びます。義時らは船が運ばれるのを高所から見守っていましたが、三善康信(小林隆さん)はいたたまれず船へ駆け寄り、皆と共に曳き始めます。そして腰を痛めてしまいました。
大勢で船を曳くシーンは迫力と活気がありました。また、SNSでも話題になったとおり、知家と義村の見事な胸筋に注目が集まったのかもしれません。
注目度が一番低かったシーンは20時11分で、68.1%でした。仲章が陳和卿を実朝に紹介するシーンでした。陳和卿は泣きながら前世で会ったことがあると話します。すると実朝は以前夢に見た光景だと話し、夢日記を仲章達に見せます。
コミカルな演出でしたが、静で落ち着いたシーンだったため注目されなかったのかもしれません。二番目に注目度が低かったシーンは20時04分で、68.8%でした。オープニングと開始のナレーションが終わり、御所での会議のシーンでした。実朝が年貢を減らしたいと話すと宿老たちが反対します。
物語が始まってはいましたが、いつものオープニングのため注目されなかったものと考えられます。
※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%
<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://revisio.com/blog/category/taiga
REVISIOでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。
11月6日に放送された第42回「夢のゆくえ」は、視聴者にどのように見られていたのでしょうか? テレビの視聴者の様子を、1分毎の「REVISIO推定視聴率」と、「テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度※」のグラフで見てみました。
※注目度とは?
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。
『鎌倉殿の13人』毎分の注視データで見る、視聴者が注目したシーンとは?
第42回は、実朝(柿澤勇人さん)が政の実権を義時(小栗旬さん)から源氏の手に取り戻そうと奮闘する回でした。
決意を新たにした実朝は、後鳥羽上皇(尾上松也さん)を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意します。泰時(坂口健太郎さん)をそばに置き、自身の政を進めます。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時は、のえ(菊地凛子さん)に勧められて執権を名乗ることを決断します。未熟な実朝らをけん制します。実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子(小池栄子さん)が気をもむ中、源仲章(生田斗真さん)が京から戻り、、、というストーリーでした。
SNSでは、「鎌倉殿の13人」が、25話連続でツイッター世界トレンド1位を果たしました。また、皆で船を曳くシーンに対して、八田知家(市原隼人さん)と三浦義村(山本耕史さん)が見事な胸筋を披露すると、「ファンサービスハンパない」、「筋肉祭り」などの声が上がりました。久しぶりに登場した時政(坂東彌十郎さん)に対しても、「パパのほっこりさが救いだ」、「時政、本当に今が一番幸せそう」などの声が上がりました。
毎分での注目度と推定世帯視聴率の推移
最も注目されたのは、20時35分で、注目度は82.1%でした。実朝が鎌倉殿を辞めて大御所となることを宣言するシーンでした。実衣(宮澤エマさん)に跡継ぎが出来たのかと尋ねられると、実朝はこの先自分に子供ができることはないので、養子をとると答えます。義時は養子として公暁(寛一郎さん)はどうかと勧めますが、実朝は「彼は仏門に入っている」と否定し、上皇様にお願いして朝廷につながる高貴な血筋の方を迎えると自信たっぷりに話すあたりまで注目されました。
迷いながら政を行っていた実朝が、ついに跡継ぎはできないことを宣言したり、鎌倉の今後についてきっぱりと言い切ったりと、自信なさげな様子から雰囲気が変わったシーンでした。
さらに、実朝と義時の溝が深まり、今後の行方が気になる展開に注目が集まったものと考えられます。
二番目に注目されたのは、20時31分で、注目度は81.4%でした。皆で船を海へ運ぶシーンでした。計画通りにいかず船は全く動きません。そこへ陳和卿(テイ 龍進さん)が来て図面を眺め、船が重すぎると叫びます。義時らは船が運ばれるのを高所から見守っていましたが、三善康信(小林隆さん)はいたたまれず船へ駆け寄り、皆と共に曳き始めます。そして腰を痛めてしまいました。
大勢で船を曳くシーンは迫力と活気がありました。また、SNSでも話題になったとおり、知家と義村の見事な胸筋に注目が集まったのかもしれません。
注目度が一番低かったシーンは20時11分で、68.1%でした。仲章が陳和卿を実朝に紹介するシーンでした。陳和卿は泣きながら前世で会ったことがあると話します。すると実朝は以前夢に見た光景だと話し、夢日記を仲章達に見せます。
コミカルな演出でしたが、静で落ち着いたシーンだったため注目されなかったのかもしれません。二番目に注目度が低かったシーンは20時04分で、68.8%でした。オープニングと開始のナレーションが終わり、御所での会議のシーンでした。実朝が年貢を減らしたいと話すと宿老たちが反対します。
物語が始まってはいましたが、いつものオープニングのため注目されなかったものと考えられます。
※2021年の年間の、プライム帯(19‐23時)におけるドラマジャンルの平均注目度は63%
<過去放送回の「鎌倉殿の13人」各回注目シーン分析はこちらをご覧ください>
https://revisio.com/blog/category/taiga
REVISIOでは、視聴者のテレビへ目線がどれだけ向けられたのか、テレビ番組では毎分、CMでは毎秒でデータを取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行って参ります。
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