SUSE がオープン、コンプライアント、そしてセキュアなエンタープライズ向け生成AI を育成するための、早期アクセスプログラムを含む AI 戦略とソリューションを発表

SUSE、最もオープンでセキュアなエンタープライズグレードの生成AIプラットフォームを構築へ

SUSE

ドイツ、ベルリン - 2024年6月18日 - 革新的でオープンかつセキュアなエンタープライズグレードのソリューションで世界をリードするSUSE®(日本法人:SUSEソフトウェアソリューションズジャパン株式会社)は本日、SUSE AIを発表しました。SUSE AIは、オープンでセキュアなエンタープライズグレードの生成AIのためのSUSEの構想および戦略を示すものです。 SUSE AIは、企業がオンプレミスまたはクラウド上で好みのLLMを使用してプライベート生成AIソリューションを自由に実行できるターン・キー・プラットフォームを提供します。 お客様とパートナーは、企業向けのセキュアなオープンソースAIの将来について情報を提供する、共同イニシアチブ「SUSE AI早期アクセスプログラム」にご参加いただけます。

SUSEのAI部門グローバルVPであるPilar Santamariaは次のように述べています。 「SUSE AIソリューションとSUSE AI早期アクセスプログラムでの当社のAIに対するアプローチは、お客様にとってAI関連の課題の多くを解決するのに役立つだけでなく、当社も生成AIの実装においてお客様と同じ課題に直面しているため、SUSEにとっても有益です」

SUSE AIソリューション

早期アクセスプログラムを通じてお客様、パートナー、コミュニティが得た知見に基づき、2024年後半に提供を開始する予定のSUSE AIソリューションは、モジュール式でセキュア、ベンダーやLLMにとらわれない生成AIプラットフォームを企業に提供し、企業の生成AI実装に伴うサイロを解消してコストを削減します。 業界をリードするオープンソース、エンタープライズグレードのSUSE Linux、Rancher Prime( Kubernetes管理)、RancherやNeuVectorのセキュリティサービスを基盤に構築されるこれらのAIソリューションは、企業が安全でプライベートな環境でデータフローを制御することを可能にし、コンプライアンス関連リスクの低減とセキュリティの向上を実現します。 企業がAI主導のイノベーションとそれに伴う諸リスクの軽減に取り組む中、SUSEのAIソリューションは、ミッションクリティカルなデータの監視を強化し、生成AIの可能性を最大限に活用できるようにします。

SUSE AI早期アクセスプログラム

SUSEのコラボレーションと共同イノベーションへのコミットメントに基づき、SUSE AI 早期アクセスプログラムは、企業における安全でコンプライアンスに準拠したオープンソースの生成AIの基盤を提供するための共同イニシアチブです。SUSE AI早期アクセスプログラムは、お客様やパートナーとSUSEの生成AIエキスパートを結びつけ、SUSE AIソリューションの将来の方針決定において重要な役割を果たします。 早期アクセスプログラムのお客様は、SUSE AIソリューションの最新ビルドにアクセスできるだけでなく、SUSEのコンサルタントや技術サポートと連携してSUSE AIソリューションを活用し、プライベートAIの可能性を実現することができます。

SUSE AI戦略とロードマップ

SUSEは、オープンソースの原則に基づいた強力な基盤、セキュリティの提供へのコミットメント、そしてプライバシー・バイ・デザインを含む顧客の選択肢が最も重要であるという信念を持ってAIに取り組んでいます。 SUSE AIは、企業がプライベートで安全かつセキュアな環境でAIを最大限に活用できるよう、お好みのモデルやツールを選択できるようにすることで、責任あるAIへのアプローチを目指します。

 

SUSEのAIは、これまでとは異なるAI、「人間第一のAI」です。 SUSEは、責任あるAIの価値を理解し、人を中心に据えて、人の才能とともにAIの能力を最大限に引き出すよう努めていきます。 AIは、反復的な障壁を取り除き、組織を拡大し、革新的なペースで業務を遂行できるよう支援します。 SUSEは、AIのメリットだけでなく、各AIユースケースに付随する理想的な目標にも重点を置いています。 SUSEのAIロードマップは、データ保護と、お客様による容易な管理に重点を置いた、エンタープライズ向けAIの先駆けとなることでしょう。

 

SUSEは、AIモデルとアプリケーションの開発を加速させるトップレベルのオープンAIプラットフォームの構築に専念しています。 当社の目標は、オープン性、豊富な選択肢の提供、コスト効率、そしてシンプルさの実現により、誰もがAIにアクセスできるようにし、企業向けAIテクノロジーのリーディングプロバイダーになることです。

 

SUSEの最高戦略責任者(CSO)であるFrank Feldmannは、次のように述べています。「技術的にもまた市場としてもAIが急速に進化しているため、多くの企業ではそれぞれのニーズに合ったソリューションが不足しています。 LLMを含め、どのAIテクノロジーで構築するかを柔軟に選択し、安全な方法で迅速なイノベーションを実現する必要があります」

SUSEによるAIエコシステムの構築

SUSEのポートフォリオは、お客様によるAIの可能性の探求にすでに貢献しています。 デジタルおよびサステナビリティ変革のグローバルパートナーである富士通は、SUSEの市場をリードするKubernetes管理プラットフォームであるRancher PrimeとSUSE Linux Enterpriseを使用して構築されたプライベート生成AIソリューションを開発しました。 このソリューションにより、組織は生成AIで情報を容易に文脈化して照会できるようになります。 富士通はこのソリューションにより、安全な生成AIプラットフォームに対する顧客のニーズに応えています。

「生成AIは、私たちが暮らす世界におけるイノベーションの実現を後押ししています。 当社のお客様は、個人ですでに生成AIを使用しており、当然、仕事でもこの技術を使用したいと考えています」 。富士通の欧州プラットフォーム事業担当チーフ・データ・オフィサーであるUdo Würtz氏は、次のように述べています。 「SUSEは信頼できるパートナーとして、コラボレーション、専門知識の提供、そしてお客様に選択肢を提供するコミットメントを通じて、当社の生成AI製品戦略をサポートしています」

SUSEについて

SUSEは、SUSE Linux Enterprise、Rancher、NeuVectorなど、革新的で信頼性が高く、セキュアなエンタープライズオープンソースソリューションのグローバルリーダーです。Fortune 500企業の60%以上が、ミッションクリティカルなワークロードの構築にSUSEを利用しており、データセンターからクラウド、エッジ、そしてその先に至るまで、SUSEはあらゆる場所でのイノベーションを可能にします。SUSEは、オープンソースに "オープン "を取り戻し、パートナーやコミュニティと協力して、お客様がイノベーションの課題に取り組むための俊敏性と、戦略やソリューションを進化させるための自由を提供します。詳細については、www.suse.comでご確認ください。

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会社概要

URL
http://www.suse.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-6625-5578
代表者名
Josep Garcia
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年10月