「捨てる」から「活かす」へ。アパートメントホテルSection L、東京初の「Giving Bag」導入開始

〜旅先で不要になった物品を寄付につなぐサステナブル施策〜

Section L

長期滞在型ホテルの運営・オペレーターを手掛ける株式会社セクションL(セクションエル)(本社:東京都千代田区、代表取締役:Howard Ho、以下、Section L)は、滞在中に不要となった物品を寄付につなぐ「Giving Bag」を6施設(Section L Hatchobori、Section L Hamamatsucho、Section L Tsukiji、Section L Kuramae、Section L Yushima、Section L Ueno-Hirokoji)で2025年12月16日より導入いたしました。

本プロジェクトは、旅行者が滞在先に残していくアイテムを回収し、地域のチャリティへ寄付することで、旅の新たな社会貢献の形を提供します。

背景

サステナブルツーリズム※の重要性が高まる中、旅行者の消費行動にも「環境配慮」や「地域貢献」が求められるようになっています。

ホテル業界でもSDGsが加速し、フランス・パリの高級ホテルを始め、世界のホテルが「Giving Bag」に賛同し、旅の副産物を地域貢献へ繋げる仕組みが広がりつつあります。

Section Lでも、長期滞在者を中心に、「帰国・移動で荷物を減らしたい」「まだ使えるものを捨てることへの躊躇いがある」といった声が増えており、地域の価値へ変える取り組みとして導入に至りました。

※世界観光機関(UNWTO):https://unwto-ap.org/wp-content/uploads/2019/06/Journey_to_2030-highlights_low.pdf

Giving Bagについて

<Giving Bagの仕組み>

  • 客室に「Giving Bag」を設置

  • 宿泊客が旅の途中で不要になった物品(衣類・日用品など)を袋に入れる

  • 退出後スタッフが回収し状態を確認

  • 救世軍・バザー活動へ寄付

<特徴>

  • 旅の不用品が社会資源化

  • 宿泊者の手間をかけず寄付が可能

  • 地域のチャリティ団体との連携による循環

  • 廃棄物削減への寄与と、ホテルの環境負荷を軽減

    ※寄付対象品目は施設ごとにガイドラインを設け対応

    ※スーツケースについては「鍵が付いており、ホイールの状態が良好なもの」に限り受け取り可能としています。

Giving Bag社について

Giving Bagは、ホテルゲストや宿泊施設が排出する不用品を専門に回収し、社会貢献とリサイクルに繋げる米国発のソーシャル・エンタープライズです。

共同創業者のQuinn Cox と Lilia KarimiもSection L創業メンバーと同様に、コーネル大学ホテル経営学科出身です。ホスピタリティ産業の課題解決を使命とし、廃棄物処理のコスト削減とブランドのサステナビリティ価値向上を同時に実現するアイデアを在学中に発案し事業化しました。

本ソリューションは、「ホテル経営」と「持続可能な社会への貢献」を両立させる次世代のプラットフォームとして、2025年には「Travel + Leisure Global Vision Award for Sustainability」を獲得し、北米を中心に導入施設を増やしています。

URL:https://www.givingbag.com/about-us

左からGiving Bag創業者のQuinn Cox と Lilia Karimi

救世軍・バザー活動について

「人と物の再生」をテーマに1969年に東京都杉並区でスタートし、現在は墨田区錦糸町にも支所を構え、地域に根ざした活動を行なっています。

このバザーでは、必要のなくなった衣類、雑貨などの寄贈品を販売し、売上は支援が必要な人々のための活動に役立てています。

URL:https://www.salvationarmy.or.jp/acticvity/bazzar/

<ReShare Store TOKYO麻布店>

2025年4月にオープンしたReShare Store TOKYO 麻布店は、従来のバザー活動をより身近に体験できる場として、東京都港区元麻布にオープンしました。

店名:ReShare Store TOKYO麻布店

所在地:東京都港区元麻布3-12-47麻布レジデンス1F

URL:https://www.instagram.com/tokyoazaburesharestore

Section Lの「Giving Bag」で回収された物品は、バザー活動を通じて必要な方々へと渡り、旅先で不要となった物が、社会的な資源として再生される仕組みへとつながります。

救世軍について

救世軍は地域福祉など、生活に困難を抱える方々を支援する施設です。衣類や日用品等を必要な人々に届ける活動や、地域のケアを行うことで、「誰も取り残さない」社会づくりを目指しています。

正式名称:社会福祉法人 救世軍社会事業団

代表者:スティーブン・モーリス

設立:1972年12月

所在地:東京都千代田区神田神保町2−17 神田神保町ビル 救世軍本営

URL:https://www.salvationarmy.or.jp/about/

Section Lでは、「Giving Bag」の全施設導入と年間1,000点の物品寄付を目指し、旅行者と地域をつなぐ持続可能な仕組みづくりを推進し、ホテルを中心とした新たな地域共生モデルを拡大してまいります。

【株式会社セクションLについて】

2020年に設立されたホテルマネジメントカンパニーです。長期滞在に適したアパートメントホテル「Section L」の運営と、ホテルコミュニティープラットフォーム兼ホテル運営ソフトウェア「InterSection」の開発を行なっています。創業チームの過半数が米コーネル大学のホテルスクールを卒業し、シャングリ・ラやフォーシーズンズ等のグローバル・ホテルチェーン、ホテル不動産ファンド等での経験を持ち合わせた、ホテル経営のエキスパート集団です。

Section Lはホテルの直接所有はせず、運営委託契約(MC契約)を国内外の不動産機関投資会社と結ぶ形でブランド展開を行っています。ビジネスホテルや賃貸マンションなどを、長期滞在に適したアパートメントホテルにコンバージョンし、創業以来、都内12棟を運営しています。自社ソフトウェアを用いた独自の運営方式により、顧客満足度と運営利益率(GOP率)共に業界最高水準を維持しています。

2020年の創業以来、都内に12棟のアパートメントホテルをオープンし、累計宿泊客 は国籍96カ国、累計延べ宿泊客は20万人以上にのぼります。現在、複数エリアの新築ホテル開発案件にも着手中です。

【株式会社セクションL 概要】

会社名:株式会社セクションL

代表者:代表取締役: Howard Ho、取締役: 多和田真弥、北川旭洋

所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork Kanda Square

設立:2020年2月

URL:https://section-l.co

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会社概要

株式会社セクションL

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URL
https://www.section-l.co
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork Kanda Square
電話番号
-
代表者名
Howard Ho
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年02月