ヒラソル・エナジー 容量市場メインオークションで複数案件を落札
独自技術「J-EMS」を活用し、各市場の「収益多層化」を実現

ヒラソル・エナジー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:李 旻、以下「当社」)は、この度、容量市場オークション(対象実需給年度:2029年度)において、当社が管理・運用する系統用蓄電池が落札されたことをお知らせいたします。これまで当社は、特定卸供給事業者(アグリゲーター)として他の電力市場を中心に取引を行ってきましたが、今回、容量市場へも参画が加わったことで、系統用蓄電池事業における複数市場を組み合わせた運用体制が整いました。
背景と目指す成果
系統用蓄電池事業の収益化においては、単一の市場だけでなく、複数の市場機会を組み合わせる「収益の多層化」が重要視されています。当社はこれまで、蓄電所事業の計画立案から、資材調達、工事、そして運用に至るまでを一気通貫で手掛けてまいりました。特に運用フェーズにおいては、特定卸供給事業者(アグリゲーター)として、これまで他の電力市場を中心に運用を行ってきましたが、容量市場での落札により、将来的な供給力としての価値についても、安定した収益源として確保できるようになります。今回の容量市場メインオークションでは、当社が開発・運用する案件を含む合計6件・約8MWの供給力が落札されました。既に運用中の蓄電所に加え、当社が開発を進める複数拠点の系統用蓄電池案件も含まれています。今後も分散型エネルギーリソース(DER)の利活用を通じて、電力の安定供給への貢献をさらに高めてまいります。
ヒラソル・エナジーの強み:独自システム「J-EMS」と一気通貫体制
当社の蓄電所事業を支えているのは、独自開発のエネルギーマネジメントシステム「J-EMS」(商標登録出願中)です。「J-EMS」は、複雑化する電力市場において最適な収益を上げるため、クラウドとエッジの両面から高度な制御を実現します。
◾️クラウド側(市場連携・予測):
データ分析に基づく当社独自開発のソフトウェアの予測技術を活用し、発電量・需要・市場価格を予測し、卸電力市場、需給調整市場、容量市場といった複数の市場に対し、最適な充放電計画の立案と入札を行います。
◾️エッジ側(セキュアな制御):
独自開発のハードウェアにより、セキュリティ要件に対応した安全性の確保と共に、クラウドからの指令に基づいたミリ秒単位での正確な蓄電池制御(充放電実行)を行います。(※)
ヒラソル・エナジーは、この「J-EMS」を基盤に、用地選定から計画、施工、運用保守までをワンストップで完結させる開発能力を組み合わせることで、系統用蓄電池の普及と電力系統の安定化に貢献してまいります。
【参考】
※ エネルギー設備のセキュリティ課題と対策に関する関連記事
・エネルギーインフラのセキュリティについて(https://pplc.co/news/NsQ_qt4K)
・太陽光発電所におけるサイバーセキュリティについて(https://pplc.co/news/i9I5VmJW)
J-EMSは、国立研究開発法人NEDOの助成事業『課題設定型産業技術開発費助成金(新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業)』の支援を受け、技術検証と高精度化を進めてきた当社独自のエネルギーマネジメントシステムです。
【ヒラソル・エナジー株式会社の概要】
ヒラソル・エナジー株式会社は、百年続く太陽光発電の実現を目指す東京大学発スタートアップです。先端技術とデジタルソリューションの提供により、太陽光発電所の事業的価値と社会的価値を最大限引き出すことを目指しています。発電所の性能再生事業、発電所の集約化運営を推進する百年ソーラー事業、太陽光発電関連のDXソリューションの提供などを行っています。
・社名 : ヒラソル・エナジー株式会社
・本社所在地 : 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ501
・代表取締役 : 李 旻
・事業内容 : 百年ソーラー事業・太陽光発電所の修繕・再生サービス・地域電力支援事業
太陽光発電関連のデジタルソリューションサービス・その他付随する事業
・設立 : 2017年2月21日
・HP : https://pplc.co
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