【新サービス検証開始】鈴木おさむ氏『仕事の辞め方』で「本の切り抜きマーケティング」に挑戦
正式許諾のもと、書籍の『名言/核心シーン』をショート動画化し、新たな出版プロモーションモデルを検証
株式会社CLIP(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本真司)は、作家・放送作家の鈴木おさむ氏の著書『仕事の辞め方』について、著者ご本人から正式な許諾を得て、書籍を対象とした「切り抜き動画マーケティング」の検証プロジェクトに着手しました。

本プロジェクトは、書籍の“名言/核心シーン”をショート動画として抽出し、TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reelsなど主要SNSで配信することで、出版物の新たな認知獲得モデルを確立することを目指す取り組みです。
■ 取り組みの背景:読者との接点変化とショート動画の有効性

書籍の販促はこれまで、紙面広告、書評、PR記事が主要な手法でした。しかし、特に若年層を中心とした読者の情報接触経路はショート動画へと急速に移行しており、「本との出会いの入口」が大きく変化しています。
CLIPは、これまでに4万本以上の切り抜き動画を分析し、「刺さる一文 × ショート動画」という形式が、作品理解の入口として機能することを実証してきました。今回、著者本人の許諾のもと「出版 × 切り抜き」という新しいプロモーションモデルを検証します。
■ なぜ「本の切り抜き動画」が有効なのか — 3つの効果 —
・情報の瞬時伝達と拡散性:書籍の核心となる「気づき」を、切り抜き動画化することで5〜15秒の短尺で届けることが可能。これにより情報の理解と拡散が促進されます。
・若年層への接触機会増加:Z世代の7割以上がショート動画を情報源としており、書籍の世界と若年層を繋ぐ新たな入口を創出します。
・書籍回遊の促進:興味を引くフレーズを通じて、SNSから書籍本編(紙・電子書籍)への自然な回遊を促進する導線を設計します。
■ 『仕事の辞め方』との高い親和性
鈴木おさむ氏の著書『仕事の辞め方』は、「思考が揺さぶられる単文」が多く含まれており、切り抜き動画として高い親和性を持っています。
例として、「40代からソフト老害」「ビジネスセックスレスは辞めるサイン」「あなたにも代わりはいる」「手放すからこそ入ってくる」「ワクワクしない仕事をダラダラ続けるほど、人生は長くない」といったフレーズは、SNS上で議論や共感を喚起する力が高く、ショート動画での拡散に適していると判断しています。
■ CLIPが検証する具体的な項目
本プロジェクトは「出版×ショート動画」の新たな可能性を探る実証的取り組みとして、以下の項目を検証します。
・書籍からの核心フレーズ抽出アルゴリズムの最適化。
・短尺切り抜き動画の制作手法。
・各種SNSプラットフォームでの最適化配信テスト。
・読者層別の反応分析とエンゲージメント測定。
・書店回遊およびECサイトでの書籍購入への効果検証。
CLIPは、出版社や著者と協力しながら、本プロジェクトを通じて今後の出版マーケティングにおける新しいスタンダードを模索していきます。
■ 代表コメント(株式会社CLIP 代表取締役 山本真司)

「『素晴らしい本が、今の時代に届きづらくなった』という課題に対し、デジタル技術で解決したいと考えています。この度、鈴木おさむさんから正式に許諾をいただき、本の切り抜きという新たな挑戦をスタートできたことを大変光栄に思います。
本の『刺さる瞬間』を短尺動画で届けることで、読者が作品と出会う新しい流れを創出し、出版業界の活性化に貢献してまいります。」
■ 株式会社CLIP 会社概要
株式会社CLIPは、AIを活用した切り抜き生成とIP権利管理を統合的に提供する、マルチフォーマット対応の次世代コンテンツプラットフォームです。
主な提供機能
・YouTube/Twitchの動画、ラジオ音声、ドラマ、さらに漫画・写真・新聞・小説などの活字コンテンツまで多様なフォーマットから“見どころ”を抽出するAI自動切り抜き生成
・ショート動画を軸とした切り抜き動画マーケティング支援
・IPの権利処理・収益分配・管理を一元化する権利管理基盤
同社は、あらゆるコンテンツの魅力を最適な形で再編集して届ける新たな体験づくりを進めており、映像・音声・活字・漫画・画像といった多様なIPの流通と価値最大化を実現する“次世代の総合コンテンツ流通インフラ”の構築を加速しています。
株式会社CLIP:HP
https://clip.dev/
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