春の全国交通安全運動がスタート。鎌倉の通学路で夜道の安心を届ける新たな取り組み〜見つけた人に幸運を。蓄光デザインで“隠れ四葉”が光る〜
市民の声から始まった、“光るクローバー”で子どもたちを見守る通学路。地域とともにつくる、安心と優しさの夜道プロジェクト

春の全国交通安全運動(令和7年(2025年)4月6日(日)から4月15日(火)の10日間)を前に、鎌倉市深沢小学校付近の通学路にて、夜間の安全性と楽しさを兼ね備えた新しい取り組みが始まりました。導入されたのは、株式会社ユーモラスが手がける高輝度蓄光テクノロジーによる路面デザインユニット「ナイトコンシェルジュ 2Dノンスリップ」。日中に太陽の光を蓄え、夜になると優しく光るこのアイテムは、三つ葉クローバーのモチーフが交互に並ぶデザインが特長です。
そして注目すべきは、その中に1枚だけ”四葉のクローバーが隠れている”という仕掛け。さりげない違いに気づいたときの「発見のよろこび」や「幸運を見つけたような気持ち」が、子どもたちや地域の人々の心をふっと和らげます。
<通学路 昼夜の模様>




この取り組みのきっかけは、市民からの「夜道が暗くて不安」「防犯灯があっても木々で光が遮られる」といった声でした。こうした声を受けて、鎌倉市民がナイトコンシェルジュの存在を市に紹介。安全対策としての可能性が注目され、照明ではなく“光る路面”という新たな発想での導入が決定しました。
背景には、夜間の交通事故リスクや防犯上の不安があります。内閣府のデータによると、夕暮れ時の小学生の交通事故発生率は日中の約4倍。暗がりが生む心理的不安や視認性の低下に対し、発光によって「目を向けさせる」演出が、意識を高めるきっかけになります。
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r01kou_haku/zenbun/genkyo/topics/topic_06.html

全部で20枚のナイトコンシェルジュが設置され、施工には電源も不要で、路面に貼るだけ。滑り止め加工も施されており、雨天時にも安心して通行できます。
今後も、鎌倉市道路課では市民の反応を見ながら、本取り組みの効果検証を進め、安全で安心な通学路づくりに活かしていく方針です。
光るクローバーたちが、通学路を少し楽しく、そして安全に変えていきます。









今後の展開と展望
日本国内では、学校周辺や通学路を中心に夜間の暗闇対策が求められています。自治体は照明灯の設置などを進めていますが、その維持管理コストや環境負荷の問題も指摘されています。
ナイトコンシェルジュは、防災標識などに使用されてきた高輝度蓄光技術を応用し、電力を使用せずに暗闇を活かした空間演出を可能にするソリューションです。利用者の安全を維持しながらメッセージを発信するコミュニケーションツールとして蓄光を再定義し、施設管理者にとって、経済的で環境にやさしい選択肢として期待されています。
本プロジェクトの成功を踏まえ、今後も全国の小中学校や行政・自治体や地域関係者、そして施設管理事業者との協力を進め、より多くの地域での導入を目指します。

ナイトコンシェルジュ® に関して
現在の暗闇対策は、暗いまま放置か、照明灯設置の事実上の2択となっています 。後者の場合、無条件に照明設備や電気工事、高騰する電気代や長期にわたる維持管理など、費用的にも運営的にも施設事業者の負担となっており、また、過剰な照明設置は利用者が必ずしも望まない状況もあり、CO2削減の観点からも環境に不要な負荷をかける側面もあります 。
「ナイトコンシェルジュ®」は、防災・避難標識などに使われてきた蓄光素材を創造的に活用するプロジェクトです。電気代、メンテナンス、電気工事が全て不要で半永久的に使用できる素材が特徴です。国土交通省のモデル事業として社会実験が実施され、9割の利用者から継続設置を希望する声が上がり、2023年に実用化されました。
道路空間、公共施設、アウトドア施設、天文施設、イベント会場、工場内施設、またアミューズメントやメディア活用など、自然、安全、バラエティという主要3カテゴリーでの多様なシーンで展開されており、暗闇対策の新ジャンルとして、今後も多くの場面での活躍が期待されています。
※「ナイトコンシェルジュ®」はオリジナルの空間演出法として特許出願済、商標登録済です。
ナイトコンシェルジュサイト
https://humorous.jp/nightconcierge
株式会社 humorous(ユーモラス)(東京都目黒区、代表取締役:田村勇気)
広告代理店にて多くの映画やドラマなどの製作に携わってきた代表の田村が、テクノロジーとエンタテインメントの融合で独自の課題解決を目指すコンテンツ開発企業として2022年創業。エンタメの演出を活用し課題空間を変身させるR&D事業など、コンテンツ開発を推進。
『あそびゴコロが、世界を救う』をミッションに、既存にない組み合わせやユーモアを有効活用し、心にゆとりある社会の実現を目指します 。
ユーモラスウェブサイト:https://humorous.jp
【本件に関するお問い合わせ】
鎌倉市 都市整備部 道路課
メール:road@city.kamakura.kanagawa.jp
電話:0467-23-3000(内線2408)
株式会社humorous
担当:田村
メール:info@humorous.co.jp
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