トリナ・ソーラーが支援するOSUソーラーカーチームが優勝! ソーラーカーレース鈴鹿で4連覇達成
(写真:OSUソーラーカーチーム ドライバー 三浦純・愛 兄妹)
(写真:表彰式の様子)
「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿」は、日本で開催される最大級の国際ソーラーカー・レースであり、1992年に開催されて以来、今回で24回目となる歴史のある国際格式レースです。
トリナ・ソーラー太陽光発電技術国家重点実験室で開発されたIBCセルを搭載し、同セルにより発電された電力のみをエネルギー源として走行するOSUソーラーカー“OSU-Module-S”は、5時間耐久レースの最高峰「ドリームクラス」に参戦。5時間で66周(Laps)を完走し、後続車に3周の差をつけて見事4度目の総合優勝に輝きました。
ソーラーカーレースでは、高効率、日射条件の影響による出力低下を少なくし、軽量なソーラーカーというハードの要素と、そのソーラーカーのエネルギーロスをより少なくし、いかに効率良く(または遠くまで)走るかをコントロールするドライバーの力量という2つが重要です。今回トリナ・ソーラーが 提 供した新開発のIBC(バックコンタクト型)セルは、研究室レベルで最大24.4%、量産レベルで22~23%(最大23.1%)の変換効率を達成しています。このIBCセルのデザインは、セルが発電する電気を集める全ての配線を太陽電池の裏面に配置することにより、影の影響を無くすことができるため、非常に効率的です。高効率の太陽電池セルを搭載し、計算し尽くされたソーラーカーのフォルム・軽量化、そして、3連覇を達成している優れたドライバーたちの力量、これが今年の4連覇達成という結果をもたらしました。
同大学でOSUソーラーカーチームのプロジェクトを指導するリーダーの村上氏は、今回の大会4連覇について「トリナ・ソーラーのIBCセルを採用することにより、太陽からの日射の恩恵を最大限に利用しつつ極めて軽量で速く走ることができる“OSU-Module-S”が誕生しました。OSUソーラーカーは今回の5時間耐久レースにおいて平均時速78.5kmを維持することができました。このIBCセルとモジュールを提供してくださったトリナ・ソーラーの主席科学者のピエール・バーリンデン博士率いる科学者チームに感謝します。このチームの世界最高レベルの技術と優れた太陽光応用技術により、ソーラーパワーによる車両移動の優れたポテンシャルを示すことができまし。より環境にやさしい明るい世界を作って行きたいという共通のビジョンにより、更に進んだ再生可能太陽光プロジェクトの領域で、今後もトリナ・ソーラーと共に取り組んで行きたいと思います」と語りました。
トリナ・ソーラーの最高執行責任者兼モジュール事業部本部担当社長 朱治国は下記のようにコメントしました。「OSUのソーラーカーチームの 4 連覇を心よりお祝い申し上げます。トリナ・ソーラーのIBCセルとモジュールが高性能を発揮し、OSU チームの栄えある優勝の一端を担えたことを大変嬉しく思います。OSUとトリナ・ソーラーの協力によるこのすばらしい成果によって、太陽光発電業界の技術におけるリーダーとしてのみでなく、絶え間なく、より頂点を目指す弊社の志もお分かりいただけたことでしょう。トリナ・ソーラーは、これからも太陽光発電の市場への貢献から技術や研究用途に至るまで、その取組みの幅を広げていきます。OSUチームとの協力が更なる成功への道を切り開いてくれると信じています。」
太陽光ビジネスで数多くの特許、世界記録を達成しているトリナ・ソーラーの本社の技術開発チームと大阪産業大学ソーラーカーチームとのソーラーカー誕生までの協働作業は 、トリナ・ソーラーホームページ(httep://www.trinasolar.com)で近日中に公開予定です。
■Trina Solar Limited (トリナ・ソーラー)
トリナ・ソーラー(NY証券取引所:TSL)は、太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムインテグレーションのグローバルリーダーです。1997 年に太陽光システムインテグレーターとして設立以来、トリナ・ソーラーは、世界中の施工、販売、ディベロッパーなどのパートナーの皆様と共に、“Smart Energy Together”(「みんなでスマートエネルギー」)を推進しています。優れた革新性、高品質、垂直統合による一貫生産体制、環境責任を軸にトリナ・ソーラーはより良い社会づくりに取り組んでいます。詳しくは、http://www.trinasolar.com をご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング部)
TEL:03-6432-4007 (受付時間:月~金 ※祝日を除く 9:00~18:00)
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