山口周×中川淳(中川政七) 書籍『ビジョンとともに働くということ』2022年4月28日発売
ビジョンをテーマに、「問題がわからない時代」のビジネス戦略を掘り下げた一冊
株式会社中川政七商店 代表取締役会長 中川淳(中川政七)と、当社の社外取締役であり、独立研究者・著作家・パブリックスピーカーとして活動される山口周氏との書籍『ビジョンとともに働くということ』が、株式会社祥伝社より2022年4月28日(木)に発売となります。またこれを記念し、5月30日(月)19時~20時30分には、奈良県奈良市にある当社の複合商業施設・鹿猿狐ビルヂング 3階「JIRIN」にて、著者2人によるトークイベントを開催します。
「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに、工芸をベースにした生活雑貨の企画製造・販売をはじめ、業界特化型の経営再生コンサルティング、また近年ではスモールビジネス支援で地域を元気にするまちづくり「N.PARK PROJECT」などにも事業を展開する中川政七商店。当社の新規事業立案や事業の意思決定は全て、先のビジョンがベースとなっています。
本書では「問題がわからない時代」のビジネス戦略を考えるにあたり、ビジョンが大切である理由やビジョンの定め方・磨き方、また中川政七商店において事業成長とビジョンがどう関わってきたかなど、両者の対談を通じてご紹介しています。企業の経営者には「問題設定=ビジョン」のヒントを、部下を持つリーダーにはビジョンを念頭に置いたマネジメントを、また一人ひとりには個人が働くうえでのビジョンとの付き合い方を、など様々な立場の方々にご参考いただける一冊です。
- 書籍概要
書籍名 :ビジョンとともに働くということ「こうありたい」が人と自分を動かす
著者 :山口周、中川淳(中川政七)
出版社 :株式会社祥伝社
発売日 :2022年4月28日(木)
価格 :1,760円(税込)
販売方法:全国の書店やオンライン書店にて販売
URL :https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g9784396617837/
<「問題がわからない時代」のビジネス戦略について語る>
問題が豊富にあり、それを解くことで豊かさを生み出してきた日本では、これまで長く「正解を出せる人」が評価されてきました。ですが身の回りのあらゆる問題が解決された現代では、「問題を設定できる人」こそ組織の求心力を高め支持される貴重な存在となっています。本書では問題を設定する、つまりは目指すべきビジョンを掲げ、人や自分自身を動かすためのヒントを山口氏と中川が対談を通じて紹介しています。
<中川政七商店の事業成長は、ビジョン「日本の工芸を元気にする!」があってこそ>
「中川政七商店」などの直営店を全国に約60展開する他、工芸メーカーの経営再生コンサルティングや、工芸メーカーの流通支援を担う合同展示会「大日本市」の開催、スモールビジネス支援を通じて工芸産地を元気にするまちづくり「N.PARK PROJECT」など、多岐にわたり事業を展開する中川政七商店。
当社の事業展開や事業成長には中川淳が2007年に定めたビジョン「日本の工芸を元気にする!」が欠かせない存在となっています。本書では中川が「ビジョンが必要だ」と考えた理由や、数々の企業のビジョン策定を支援をしてきたなかで編み出したビジョンの定め方、またビジョンから事業を展開する際の考え方などもお読みいただけます。
Amazonでのご購入予約はこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4396617836/
<目次>
第1章:なぜビジョンが大切なのか ービジョンは経営資源
第2章:今、ビジョンに求められること ー「意味がある」をどうつくるか
第3章:ビジョンとは何か ーすべてはここから始まる
第4章:ビジョンを定める、ビジョンを磨く ー「WILL」「CAN」「MUST」の重なるところにビジョンがある
第5章:日本の工芸を元気にする! ービジョンを実現するためにどのように行動するか
第6章:ビジョンとともに働くということ ービジョンはコンパスであり、自分を守る武器になる
- 著者プロフィール
山口 周
独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。
1970年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程終了。電通、ボストン コンサルティング グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発などに従事。中川政七商店社外取締役。株式会社モバイルファクトリー社外取締役。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルのスライド作成術』『知的戦闘力を高める 独学の技法』『ニュータイプの時代』『ビジネスの未来』『武器になる哲学』など。
中川 淳(中川 政七)
中川政七商店 代表取締役会長
1974年奈良県生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通入社。02年に中川政七商店に入社し、08年に十三代社長に就任、18年より会長を務める。業界初の工芸をベースにしたSPA業態を確立し、「中川政七商店」などの直営店を全国に約60店舗展開。また「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、09年より業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。17年には全国の工芸産地の存続を目的に「産地の一番星」が集う日本工芸産地協会を発足させる。現在は奈良の地に数多くのスモールビジネスを生み出し、街を元気にするプロジェクト「N.PARK PROJECT」を提唱。産業観光によるビジョンの実現を目指している。15年には独自性のある戦略により高い収益性を維持している企業を表彰する「ポーター賞」を受賞。「カンブリア宮殿」「SWITCHインタビュー」などテレビ出演のほか、経営者・デザイナー向けのセミナーや講演歴も多数。著書に『小さな会社の生きる道。』『経営とデザインの幸せな関係』『日本の工芸を元気にする!』など。
- 出版記念トークイベントのお知らせ
書籍の出版を記念し、中川政七商店が運営する鹿猿狐ビルヂング3階の「JIRIN」にて山口氏と中川のトークイベントを開催いたします。
当日は本書の対談を通じた2人の気づきや思考の対話、また「ビジョン」や「働く」をキーワードにした参加者との質疑応答などを行います。
奈良での現地参加の他、オンライン視聴もお受付いたします。ぜひご参加ください。
日時:2022年5月30日(月) 19時~20時30分
参加予約:https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/blog/b927/
- 「ビジョン講座」実施のお知らせ
2021年6月~7月に開講して好評をいただき、本書にも一部内容の紹介がある中川政七商店主催「経営とブランディング講座 各論 ビジョン編」(通称:ビジョン講座)を、この夏も開講。講師は中川が務め、全3回の講義で参加事業者の「ビジョンづくりと展開」をサポートいたします。
<講座のアウトライン>
第1回:ビジョンの重要性、ビジョンの定め方
第2回:会場参加者の策定ビジョンへの公開壁打ち
第3回:ビジョンを事業に展開する、組織に浸透させる
日時(予定):2022年6月16日(木)、7月7日(木)、7月28日(木) 19時~21時
講座の詳細は以下のリンクよりご確認ください。
https://www.nakagawa-masashichi.jp/staffblog/blog/b928/
- 中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)
代表 :代表取締役会長 中川政七、代表取締役社長 千石あや
本社所在地:奈良県奈良市東九条町1112-1
設立 :1716年(享保元年)
URL :https://nakagawa-masashichi.jp/
事業内容 :生活雑貨の企画・製造・卸・小売、
業界特化型経営コンサルティング、産地支援事業 など
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像