【2024年版:年代別宝飾品市場における消費者行動と意識調査】を公開。
約半数がリユースジュエリーの購入経験有り
買取サービス『リファスタ』を展開するラウンジデザイナーズ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:杉 兼太朗)は、当サービスをご利用いただいた20代〜70代の男女128名を対象に行ったサーベイ「宝飾品市場における消費者行動と意識調査」の調査結果を公開しました。
今回の調査は、幅広い年代層のジュエリーの売却経験者を対象に、買取サービス「リファスタ」を通じて消費者の行動パターンや意識変化を探り、宝飾品市場の現状と消費者の需要、サービスに対する期待への理解を深めることを目的としたものです。
具体的に以下のポイントに焦点を当てています。
1.宝飾品の所有と買取意向:消費者が宝飾品を所有し、また売却する動機や背景を深掘りし、宝飾品に対する個人的な価値観や意向を明らかにします。
2.宝飾品買取サービスの経験に関する詳細:宝飾品の売却経験に基づく消費者の満足度やサービスの利用頻度、さらには改善点について詳細な分析を行います。
3.宝飾品に関する価値観と市場トレンド:宝飾品の選択基準、購入理由、そして市場のトレンドに敏感であるかどうかを評価し、今後の市場動向を予測します。
4.リユースジュエリー市場の受け入れ度調査:リユースジュエリーに対する消費者の受容度や購入意向を探り、持続可能な消費に対する意識の高まりを検証します。
1.宝飾品の所有と買取意向
サマリー:多くの世代が「自分へのご褒美」として宝飾品を購入している結果に。
比較的50代と60代が宝飾品の所有率が高く、特にリングとネックレスの所有が顕著です。また、70代では腕時計の所有率が非常に高いことが見られます。
各年代において宝飾品の購入理由は「自分へのご褒美」としての動機が多く、特に30代で顕著。また60代では贈り物としての購入の割合が増えています。
宝飾品の所有調査からは、リングや腕時計が特に人気の高いアイテムであることがわかります。年代による傾向も見られ、40代と50代の女性はリングを多く所有していますが、男性では腕時計が一般的です。
また、ネックレスは若い世代で人気があり、消費者の好みが多様であることがわかります。
宝飾品を購入する主な理由についての調査では、「自分へのご褒美」と「記念日や特別なイベントのため」という動機が最多数。
特に女性は自分自身へのご褒美として宝飾品を選び、男性では記念日の贈答品や投資目的という回答も多く見受けられました。
2.宝飾品買取サービスの経験に関する詳細調査
売却理由は"使用していないアイテムの整理"が多数、買取サービスへの改善要望は多くは買取額と"透明性"となりました。
宝飾品の売却理由は主に「使用していないアイテムの整理」全年代において最も多くの割合を占めています。特に60代ではその傾向が顕著で、80%の人がこの理由で売却しています。また、財政的な必要性も各年代で一定の割合を占めており、特に40代と50代でその需要が高いことが分かります。
40代と50代の利用者が複数の買取サービスを利用していることが分かります。特に、50代では2社と3社を利用する割合が非常に高く、年代が上がるほど複数のお店と比較する方の割合が上昇しています。
40代と50代の回答者から特に多く高い満足を得た、という回答をいただきました。特に40代では約37.5%が満足を選び、20%が最高評価のとても満足しているを選んでいます。また、70代の回答者はとても満足している割合が50%と非常に高いことが分かります。
透明性と買取価格に関する改善要望が全年代に渡って高い結果に。特に透明性の改善は60代で最も強く求められています。また、安全性と信頼性も重要な改善ポイントとして多くの年代から指摘されています。
買取サービスは、使用しなくなったアイテムの整理や財政的な必要性から利用されることが最も多いという結果に。
そして宝飾品業界における顧客サービスの質向上が求められており、特に信頼性の高い透明な取引が顧客満足に直結することが示される形になりました。
3.宝飾品に関する価値観と市場トレンド
宝飾品選びにおいては「デザインと外観」を最も重視し、購入の大きな理由として「自分用のファッションアイテム」としての側面が強い傾向に。
素材の品質、デザインと外観、そして価格が宝飾品選びの主な決定要因であることが分かります。年代別で見ると、30代は素材の品質とデザインを重視し、価格はそれほど重視していません。40代ではデザインの重要性が50%と最も高く素材の品質と価格のバランスを、50代と60代は素材の品質を非常に重視、特に60代ではその割合が52%に達しています。70代では、価格の重要性が増している結果となりました。
30代ではファッションアイテムとしての需要が高く、40代はデザインの魅力を重視し、50代以上では贈り物や記念日のための購入が増え、70代では投資目的の購入が顕著です。宝飾品の購入が各年代のライフステージや価値観によって大きく左右されることが示される結果に。
30代ではトレンドへの関心が低い傾向にあり、最も興味がないグループとして60%がトレンドに全く興味がないと回答しています。一方で、40代と50代はある程度トレンドを意識していることがわかり、60代と70代ではトレンドへの敏感さがさらに低下しています。
高年代になるほど宝飾品の購入においてサステナビリティ(持続可能性)を意識している、という回答が多く寄せられました。
宝飾品の選択基準としては「デザインと外観」が最も重視されており、購入理由も「自分用のファッションアイテム」としての需要が高いことが明らかになりました。
さらに、サステナビリティ(持続可能性)は一部の消費者にとっては購入決定に影響を与える要因ですが、多くの人々にとってはまだまだ認知度が低い、という結果に。
4.リユースジュエリー市場の受け入れ度調査
消費者の信頼を得るための取り組みが各年代により重要ということが浮き彫りになりました。
リユースジュエリーが30代から50代の間でほぼ半数の受け入れ度を示しており、これらの年代でリユースジュエリーは比較的ポピュラーな選択肢であることが分かります。しかし、60代ではわずかに受け入れ度が下がり、70代以降では顕著に低下しています。
多くの回答者から「価格の安さ」「ヴィンテージ品など独特なアイテムが見つかるから」という声を頂きました。また、環境への配慮は50代から意識され始めていることが分かります。
リユースジュエリーの購入に対する抵抗感は、主に品質や状態の不安、元の所有者の存在、および偽物のリスクという理由から生じていることがわかります。
特に40代と50代でリユースジュエリーの購入を検討する可能性が比較的高く、70代ではまだまだ抵抗が見受けられる結果に。
リユースジュエリーは購入経験がある消費者は価格の手頃さやユニークなアイテムの発見を理由に挙げる一方、まだまだ購入に抵抗を感じる人々は品質の不安や偽物のリスク、前所有者の存在に対する心理的な抵抗を感じる、との声も。
リユースジュエリー市場の成長と受け入れをさらに拡大するためには、消費者の信頼を得るための取り組みが重要であることがわかります。
5.まとめ
今回の調査から得られた洞察は、リユース市場の今後の形成に寄与するものであり、消費者がより賢明な選択をする手助けとなる道標の1つです。宝飾品の所有と売却の動機、市場トレンドの感度、そしてリユースジュエリーへの受容度に至るまで、幅広いテーマを網羅し、公に情報を共有することで、消費者は自身の価値観とニーズに合った選択ができるようになります。
そしてなにより市場全体の透明性と信頼性向上にも貢献します。リユースジュエリーに対する正確な知識と理解を深めることで、持続可能な消費行動が促進され、より充実した市場が形成されることを期待しています。
今回の調査内容をまとめたファイルは、期間限定にて公開致しております。
宝飾品買取サービスのリファスタ
ラウンジデザイナーズ株式会社が提供する「リファスタ」は、宝飾品買取サービス市場において、透明性とお客様の信頼を最前線に置いています。
私たちは顧客の期待に応えパーソナライズされたサービスを提供することに尽力しており、それにより顧客の直面する不安を解消し心地よさと安心感を提供することを使命としています。
調査概要:「宝飾品市場における消費者行動と意識」に関する調査
【調査期間】2024年4月13日(土)~2024年4月17日(水)
【調査方法】ラウンジデザイナーズ株式会社によるインターネット調査
【調査人数】19,160名:回答数128名
【調査対象】調査回答時に装身具(宝飾品、服飾品等)の買取及び精錬分割サービスの経験がある10代〜70代の男女
【調査元】ラウンジデザイナーズ株式会社( https://urlounge.co.jp/ )
【モニター提供元】ラウンジデザイナーズ株式会社
■企業情報
リファスタ(運営会社:ラウンジデザイナーズ株式会社)
東京都公安委員会第305501007069号
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-25-14アルファビルディング4F
[営業時間] 11:00~20:00(年中無休)
TEL: 0120-954-679
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像