全宅連・全宅保証 2021年「不動産の日(9月23日)アンケート」有効回答数 23,349人の調査結果発表、不動産の「買い時だと思う」人10.5% (-6.8pt)過去最低水準
「持ち家派」79.6%【一戸建て62.4%(+3.9pt)+ マンション17.2%(+1.2pt)】、賃貸物件を借りるときの不安「近隣住民との付き合い方」が34.7%で最多
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)および公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)では、9月23日の「不動産の日」にちなんで、住宅の居住志向および購買等に関するアンケート調査を実施致しました。この度、その調査結果をまとめ、広く周知していただく為に報告書を公表させていただきます。
全宅連・全宅保証では、毎年9月23日の「不動産の日」にちなんで、住宅の居住志向および購買等に関する意識調査を、日本国内全域の20歳以上の男女を対象にインターネットを活用して実施。不動産の購買傾向や、不動産の保有志向、安心して住宅を購入または売却する為の基本情報や基礎知識の実態などを調査結果としてまとめております。
【不動産の日アンケート 概要】
1.調査期間 :2021年9月23日〜11月30日
2.調査放送 :インターネット調査
3.調査対象 :日本国内全域の20歳以上の男女
4.有効回答数: 23,349件
<2021年度不動産の日調査結果サマリ>
- 買い時の理由1位「住宅ローン減税など住宅取得の為の支援制度が充実しているから」41.4%
- 買い時だと思わない理由1位「不動産価値(価格)が下落しそうだから」28.8%
- 「持ち家派」は79.6%、2020年度と比べて5.1pt増
- 賃貸物件契約時の不安「近隣住民との付き合い方」34.7%、若い年代ほど割合が高い傾向
- ハザードマップの認知・理解「住んでいる地域のハザードマップを見たことがある」48.3%
- 既存住宅(中古住宅)への抵抗感「まったく抵抗がない」13.4%
- 新型コロナウイルスの影響による住み替えを検討したのは13.0%
- 住環境への意識、2020年度3位の「好きなときに転居しやすい住環境が良い」が30.6%で1位(+1.9pt)
<不動産の買い時>
◆買い時だと思う⇒10.5%(-6.8pt)
1 住宅ローン減税など税制優遇が実施されているから(41.4%)
2 不動産価値(価格)が安定または上昇しそうだから(25.4%)
3 今後、住宅ローンの金利が上昇しそうなので・今の金利が低いので(22.5%)
◆買い時だと思わない⇒25.6%(+0.1pt)
1 不動産価値(価格)が下落しそうだから (28.8%)
2 自分の収入が不安定または減少しているから(26.5%)
3 地震や水害などの天災が心配だから(9.6%)
◆わからない⇒63.9%(+6.6pt)
2020年度と比較して2021年度は「買い時だと思う」が6.8pt減少し、「買い時だと思わない」が0.1pt増加、「分からない」が6.6pt増加しました。
「買い時だと思う」と答えた回答が、過去最低水準の数値となり、
「買い時感」が急激に低下したことがわかります。
概略を含む詳細レポートは以下のURLよりダウンロードいただけますのでご利用ください。
https://www.zentaku.or.jp/news/7290/
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