福島の伝統工芸「大堀相馬焼」と日本の工芸を伝える「コトモノミチ」がコラボ 期間限定ショップや魅力に迫るトークセッションも POP UPイベント「ひびのもよう」開催
POP UPショップ:11月3日(火)~15日(日) コトモノミチat Tokyo(東京都墨田区) トークセッション:11月7日(土)18:00-19:00(オンライン)
福島県の事業者マッチングを支援する「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、有限会社セメントプロデュースデザインが手掛ける「コトモノミチ」と協業し、福島伝統工芸の大堀相馬焼の魅力を伝えるPOP UPイベント「ひびのもよう」を開催いたします。プロジェクトの1つとして「コトモノミチ at TOKYO」にて、福島の大堀相馬焼窯元4事業者による11月3日(火)~15日(日)の期間限定販売を行います。また、11月7日(土)にはセメントプロデュースデザイン代表取締役社長 金谷勉氏と300年以上続いてきた大堀相馬焼の窯元「陶徳(すえとく)」10代目の陶正徳氏によるトークセッションをオンラインにて開催いたします。
※大堀相馬焼の伝統的な技法「ひび割れ貫入」:素材と釉薬との収縮率の違いから、焼いた時の陶器の表面に繊細な音を伴って細かい亀裂が入ります。これを貫入と呼びます。大堀相馬焼はこの貫入によって「青ひび」の地模様が刻まれます。
▼大堀相馬焼が「コトモノミチ at TOKYO」で期間限定販売
「コトモノミチ at TOKYO」はセメントプロデュースデザインが日本各地の悩んでいる町工場や工芸の職人たちと共に考えて、つくったコトやモノを伝えていく場所です。コトモノミチ at TOKYOにて大堀相馬焼の窯元4事業者の商品を期間限定で販売いたします。
【概要】
日程:11月3日(火)-11月15日(日)
開催場所:コトモノミチat Tokyo(〒103-0002 東京都墨⽥区業平4-7-1 1F)
営業時間12:00 〜19:00 定休日火曜⽇・水曜⽇
URL::https://coto-mono-michi.jp/
参加事業者:京月窯、あさか野窯、いかりや商店、陶徳窯
【販売製品(一部)】
事業者:あさか野窯
※開発商品のため、仕様が変更となる可能性があります
事業者:いかりや商店
事業者:京月窯
事業者:陶徳窯
▼「大堀相馬焼」の魅力に迫る!窯の現場からお送りするオンライントークセッション
300年以上続いてきた大堀相馬焼の窯元 陶徳10代目の陶正徳氏とコトモノミチを手掛ける金谷勉氏によるトークセッションをオンラインにて開催いたします。震災を乗り越え、大堀相馬焼の伝統技術を守り、また生かしながら、時代のライフスタイルにあわせたものづくりを行うなど大堀相馬焼継承者として常に新しい挑戦をされている陶正徳氏に金谷氏が迫ります。また、窯の現場からLIVE中継でお届けすることで臨場感あるトークセッションを参加者に届けます。
【概要】
窯元陶徳10代目陶正徳×金谷勉オンライントークセッション
日程:11/7(土) 18:00-19:00
開催場所:オンライン開催(ZOOM)
会場は、ライブ感を伝えるため作業場の現場にて開催。
登壇者:陶正徳氏、金谷勉氏
参加方法:専用ページ(https://store.coto-mono-michi.jp/?tid=21&mode=f18)の参加フォームより必要情報を入力。イベント事務局よりzoomのURLをメールにて送付。(申し込み締め切り:11/6(金)23:59)
参加費:無料
▼「ひびのもよう」参加事業者コメント
■有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役社長 金谷勉
今回はじめて大堀相馬焼の産地へ伺い、特徴的な3つの伝統的な技法を守りながらも、その技術を活かして新たな器をつくられている4つの窯元の方々と出会うことができました。その窯元の皆様と本イベントでは、大堀相馬焼の技法と各窯元の特長を活かした新たな商品をつくりました。 福島県のみなさまの日常の中に溶け込み、親しまれてきた大堀相馬焼のいまをお楽しみください。
1999年にデザイン会社「セメントプロデュースデザイン」を大阪にて設立。企業の広告デザインや商業施設のビジュアル、ユニクロ「企業コラボレーションTシャツ」などに携わる。2011年からは、全国各地の町工場や職人との協業プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を始め、500を超える工場や職人たちとの情報連携を進めている。職人達の技術を学び、伝える場「コトモノミチat TOKYO」を東京墨田区に展開。
■陶徳(すえとく)窯 10代⽬ 陶正徳
福島県郡郡山市田村町金屋字上川原176
TEL:090-4476-8406
URL:https://www.arukunet.jp/93505/
FB:www.facebook.com/Oborisoumayaki.Suetoku
Instagram:@oborisoumayaki_suetoku
■近徳 京月窯 十五代窯主 近藤京子
福島県福島市飯坂町平野字道南4
TEL・FAX:024-542-2818
https://kyogetsugama.jp/
■あさか野窯 代表 志賀喜宏
福島県郡山市中野⼀丁目12
TEL 024-973-6320
https://www.asakano.net/
■いかりや商店 13代目窯主山田慎⼀
福島県白河市大信増見下川原11
TEL 090-6682-1618
https://www.soma-yaki.shop/shopbrand/ikariya/
▼大堀相馬焼とは
■歴史
大堀相馬焼は、福島県双葉郡浪江町大字大堀一円で生産される焼物の総称です。江戸時代の元禄年間に、中村藩士の半谷休閑が大堀(浪江町大堀)で陶土を発見し、下男の左馬に命じて日用雑器を焼き始めたのが始まりです。旧薩摩藩時代には相馬焼と呼ばれていましたが、国の伝統的工芸品指定後は産地名が入り「大堀相馬焼」と呼ばれるようになりました。大堀相馬焼は大衆向けの民窯として親しまれ中村藩は陶磁器を特産物として奨励したため、江戸時代末期には 100軒近い窯元が誕生し、中には農作との兼業も見られました。大堀相馬焼は戊辰戦争後にすっかり衰えてしまいましたが、第二次世界大戦後に再興し、1978年には国の伝統的工芸品の指定を受けました。
東日本大震災後、大堀相馬焼(浪江町)の窯元は、故郷を離れ、県内外各地に散り散りにならざるを得ませんでした。さらに避難先では、浪江町で使用していた粘土と同じ土が調達できずに作品作りに苦労をしました。その後、一旦は旧来に近い焼き上がりになる粘土を調達しましたが、それぞれの土地に合わせ独自に調合したり、新しい粘土を調達・配合したりと、新天地にてそれぞれの個性が芽生え、そして現在、大堀相馬焼は、新天地の産物と共存共栄し、新たなブランドへと生まれ変わろうとしています。
■特徴
・貫入(青ひび)
鈍色の器面に広がる不定型なひびのことで、鉄分を含んだ釉薬を用い、還元炎焼成後に冷却するために生じる。
その後、ひびに墨を塗り込むために黒く見える。
・走り
大堀相馬焼の特徴でもある意匠。走り駒とは名の如く、疾駆する馬のこと。
・二重構造
大堀相馬焼の湯呑みは冷めにくいといわれるが、その原理に相当する技術。ろくろによる成形の段階で、外側と内側を作っておき、焼成前に被せることで行われる。この技術を用いた焼き物は大堀相馬焼以外ではまず見られない。
■ふくしまみらいチャレンジプロジェクト
経済産業省の委託事業「令和2年度地域経済産業活性化対策委託費(6次産業化等へ向けた事業者間マッチング等支援事業)」の取り組みとして2016年6月に発足した「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、避難指示などの対象となった福島県被災12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村および飯舘村)の事業者を対象に、福島相双復興官民合同チームと連携して、自社商品の改良・開発、テスト販売や商談などの販路開拓機会の提供、流通対策や商談力向上のセミナーなど様々な支援を行っています。
※本プロジェクトの運営は、株式会社ジェイアール東日本企画が、受託し行っています。
▼「ひびのもよう」とは
福島県浪江町大堀地区に伝わる「大堀相馬焼」は、ひび割れ、二重焼き、駒の絵などの特徴を有し、町民はもちろん地域のみなさまに広く親しまれてきた伝統的工芸品です。大堀相馬焼の伝統と革新、伝統技術を生かした新しい価値づくりへの挑戦を目指し、大堀相馬焼の特徴の一つである貫入(かんにゅう)※のひび割れ模様を切り口に、民窯として栄えたルーツを持つ大堀相馬焼が日々の生活に浸透していく様子(模様)とかけ、「ひびのもよう」をタイトルとして名付けました。貫入を入り口として、大堀相馬焼を広く認知してもらう展示を目指します。※大堀相馬焼の伝統的な技法「ひび割れ貫入」:素材と釉薬との収縮率の違いから、焼いた時の陶器の表面に繊細な音を伴って細かい亀裂が入ります。これを貫入と呼びます。大堀相馬焼はこの貫入によって「青ひび」の地模様が刻まれます。
▼大堀相馬焼が「コトモノミチ at TOKYO」で期間限定販売
「コトモノミチ at TOKYO」はセメントプロデュースデザインが日本各地の悩んでいる町工場や工芸の職人たちと共に考えて、つくったコトやモノを伝えていく場所です。コトモノミチ at TOKYOにて大堀相馬焼の窯元4事業者の商品を期間限定で販売いたします。
【概要】
日程:11月3日(火)-11月15日(日)
開催場所:コトモノミチat Tokyo(〒103-0002 東京都墨⽥区業平4-7-1 1F)
営業時間12:00 〜19:00 定休日火曜⽇・水曜⽇
URL::https://coto-mono-michi.jp/
参加事業者:京月窯、あさか野窯、いかりや商店、陶徳窯
【販売製品(一部)】
商品:郡山の風土を感じる、二重構造のフリーカップ
事業者:あさか野窯
※開発商品のため、仕様が変更となる可能性があります
商品名:白相馬と透明なひび割れの繊細な美しさ
事業者:いかりや商店
商品名:それぞれの釉薬の表情を楽しむ器
事業者:京月窯
商品名:貫入と釉薬の新しい表情を追求したマグカップ
事業者:陶徳窯
▼「大堀相馬焼」の魅力に迫る!窯の現場からお送りするオンライントークセッション
300年以上続いてきた大堀相馬焼の窯元 陶徳10代目の陶正徳氏とコトモノミチを手掛ける金谷勉氏によるトークセッションをオンラインにて開催いたします。震災を乗り越え、大堀相馬焼の伝統技術を守り、また生かしながら、時代のライフスタイルにあわせたものづくりを行うなど大堀相馬焼継承者として常に新しい挑戦をされている陶正徳氏に金谷氏が迫ります。また、窯の現場からLIVE中継でお届けすることで臨場感あるトークセッションを参加者に届けます。
【概要】
窯元陶徳10代目陶正徳×金谷勉オンライントークセッション
日程:11/7(土) 18:00-19:00
開催場所:オンライン開催(ZOOM)
会場は、ライブ感を伝えるため作業場の現場にて開催。
登壇者:陶正徳氏、金谷勉氏
参加方法:専用ページ(https://store.coto-mono-michi.jp/?tid=21&mode=f18)の参加フォームより必要情報を入力。イベント事務局よりzoomのURLをメールにて送付。(申し込み締め切り:11/6(金)23:59)
参加費:無料
▼「ひびのもよう」参加事業者コメント
■有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役社長 金谷勉
今回はじめて大堀相馬焼の産地へ伺い、特徴的な3つの伝統的な技法を守りながらも、その技術を活かして新たな器をつくられている4つの窯元の方々と出会うことができました。その窯元の皆様と本イベントでは、大堀相馬焼の技法と各窯元の特長を活かした新たな商品をつくりました。 福島県のみなさまの日常の中に溶け込み、親しまれてきた大堀相馬焼のいまをお楽しみください。
1999年にデザイン会社「セメントプロデュースデザイン」を大阪にて設立。企業の広告デザインや商業施設のビジュアル、ユニクロ「企業コラボレーションTシャツ」などに携わる。2011年からは、全国各地の町工場や職人との協業プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を始め、500を超える工場や職人たちとの情報連携を進めている。職人達の技術を学び、伝える場「コトモノミチat TOKYO」を東京墨田区に展開。
■陶徳(すえとく)窯 10代⽬ 陶正徳
福島県双葉郡浪江町で300年以上続いてきた、国の伝統的工芸品大堀相馬焼の窯元。地域に根ざし、異業種とのコラボレーションにも積極的に取り組むことで、「大堀堀相馬焼」のクリエイティブな可能性を切りひらいている。
福島県郡郡山市田村町金屋字上川原176
TEL:090-4476-8406
URL:https://www.arukunet.jp/93505/
FB:www.facebook.com/Oborisoumayaki.Suetoku
Instagram:@oborisoumayaki_suetoku
■近徳 京月窯 十五代窯主 近藤京子
京月窯は今から300有余年前の元禄年間に「陶⼯7人衆」の一人として陶芸の道に勤しみ、後の大堀相馬焼の礎を築き上げた。そしてそれが現在まで受け継がれ、第15代目の窯主として近藤京子が継承するに至り、代々を通じても初めての女性の継承者となった。
福島県福島市飯坂町平野字道南4
TEL・FAX:024-542-2818
https://kyogetsugama.jp/
■あさか野窯 代表 志賀喜宏
東日本大震災に伴う原発事故により移住を余儀なくされ、相馬から郡山を新天地と移住。そして、郡山に相応しい名前として「あさか野焼」と名付け、2014年6月、新しい土地で作陶を再開。長い伝統があるとはいえ、新しい郡山の土地で、一つひとつ積み重ね、郡山の新しい焼き物を目指している。
福島県郡山市中野⼀丁目12
TEL 024-973-6320
https://www.asakano.net/
■いかりや商店 13代目窯主山田慎⼀
東日本大震災後、2013年12月、白河市に移転し新しい土地で事業を再開。大堀相馬焼の魅力を伝えられる作品をお届けできることを目指し、大量生産ではない、手作りならではの温かみを表現し、新しい大堀相馬焼の形の⼀つとして提案している。
福島県白河市大信増見下川原11
TEL 090-6682-1618
https://www.soma-yaki.shop/shopbrand/ikariya/
▼大堀相馬焼とは
■歴史
大堀相馬焼は、福島県双葉郡浪江町大字大堀一円で生産される焼物の総称です。江戸時代の元禄年間に、中村藩士の半谷休閑が大堀(浪江町大堀)で陶土を発見し、下男の左馬に命じて日用雑器を焼き始めたのが始まりです。旧薩摩藩時代には相馬焼と呼ばれていましたが、国の伝統的工芸品指定後は産地名が入り「大堀相馬焼」と呼ばれるようになりました。大堀相馬焼は大衆向けの民窯として親しまれ中村藩は陶磁器を特産物として奨励したため、江戸時代末期には 100軒近い窯元が誕生し、中には農作との兼業も見られました。大堀相馬焼は戊辰戦争後にすっかり衰えてしまいましたが、第二次世界大戦後に再興し、1978年には国の伝統的工芸品の指定を受けました。
東日本大震災後、大堀相馬焼(浪江町)の窯元は、故郷を離れ、県内外各地に散り散りにならざるを得ませんでした。さらに避難先では、浪江町で使用していた粘土と同じ土が調達できずに作品作りに苦労をしました。その後、一旦は旧来に近い焼き上がりになる粘土を調達しましたが、それぞれの土地に合わせ独自に調合したり、新しい粘土を調達・配合したりと、新天地にてそれぞれの個性が芽生え、そして現在、大堀相馬焼は、新天地の産物と共存共栄し、新たなブランドへと生まれ変わろうとしています。
■特徴
・貫入(青ひび)
鈍色の器面に広がる不定型なひびのことで、鉄分を含んだ釉薬を用い、還元炎焼成後に冷却するために生じる。
その後、ひびに墨を塗り込むために黒く見える。
・走り
大堀相馬焼の特徴でもある意匠。走り駒とは名の如く、疾駆する馬のこと。
・二重構造
大堀相馬焼の湯呑みは冷めにくいといわれるが、その原理に相当する技術。ろくろによる成形の段階で、外側と内側を作っておき、焼成前に被せることで行われる。この技術を用いた焼き物は大堀相馬焼以外ではまず見られない。
■ふくしまみらいチャレンジプロジェクト
経済産業省の委託事業「令和2年度地域経済産業活性化対策委託費(6次産業化等へ向けた事業者間マッチング等支援事業)」の取り組みとして2016年6月に発足した「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、避難指示などの対象となった福島県被災12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村および飯舘村)の事業者を対象に、福島相双復興官民合同チームと連携して、自社商品の改良・開発、テスト販売や商談などの販路開拓機会の提供、流通対策や商談力向上のセミナーなど様々な支援を行っています。
※本プロジェクトの運営は、株式会社ジェイアール東日本企画が、受託し行っています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体日用品・生活雑貨
- ダウンロード