毛細血管ラボ・社会実装コンソーシアムの設立と推進
超高齢社会の日本に生きる私たち
毛細血管の健康指標化を目指す、あっと株式会社(代表取締役社長、武野團、以下「当社」)は、この度、毛細血管ラボ・社会実装コンソーシアムを2019年4月17日に設立したことを発表いたします。
- 超高齢社会を迎えている日本
その原因は糖尿病や脳卒中、骨粗しょう症などの生活習慣病をはじめ、認知症や癌など多岐にわたります。そういった背景の中で、病気や疾患にかかる前に、日常的に健康を管理し、未然に病気を防ぐ「未病対策」の重要性が高まっています。
- 健康指標のひとつとして注目が集まる「毛細血管」
当社は、いち早くその可能性に着目し、「人々の毛細血管を解析、行動変容を起こすことで病気を防ぐ対未病サイクル社会の実現」を目標とし、薬局、フィットネスジム、企業の健康保険組合をはじめ、毛細血管に関する研究促進のために製薬メーカー、そして多くの大学や研究機関などへ、毛細血管スコープと毛細血管解析システムを導入して参りました。
最近では各メディアにおいて、「ゴースト血管」など毛細血管と健康にまつわる特集が多く組まれており、書籍も数多く出版されるなど、毛細血管に関する社会の認知度は高まってきています。しかし、毛細血管と健康・疾患の研究やその社会実装はまだ道半ばであり、毛細血管が「未病」の指標として確立するには到底至っていません。病気や疾患にかかる前に日常的に健康を管理し、未然に病気を防ぐ社会を構築するためには、より一層毛細血管に関する研究を加速させ、社会にアウトプットしなければなりません。
この課題解決のため、大学や研究機関、産業界や医療機関などと一体となって取り組むことを目的として、「毛細血管ラボ・社会実装コンソーシアム」を設置することとなりました。
- 毛細血管ラボ・社会実装コンソーシアム設立
【コンソーシアム共同発起人】
大阪大学微生物病研究所 情報伝達分野教授
高倉 伸幸
(敬称略)
【コンソーシアムに参加いただく先生のご紹介】
金沢医科大学 准教授
赤澤 純代
愛媛大学医学部付属病院 抗加齢・予防医療センター センター長
愛媛大学大学院抗加齢医学(新田ゼラチン)講座 教授
伊賀瀬 道也
昭和大学 薬学部 助教
小池 佑果
東北大学大学院医学系研究科 眼科学分野教授
COI東北拠点 副研究統括
中澤 徹
りんくう総合医療センター 検査科技術科長
りんくうウェルネスケア研究センター 副センター長
花田 浩之
りんくう総合医療センター 循環器内科 部長
りんくうウェルネスケア研究センター センター長
増田 大作
東京大学生産技術研究所准教授
松永 行子
(敬称略・五十音順)
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