初開催!日本遺産の島根県津和野で12種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント監修協力のお知らせ
日本あんこ協会(東京都豊島区:にしいあんこ会長)は2023年3月4日(土)から日本遺産の町、島根県津和野町で初開催の12種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント「津和野あんこ旅」に監修協力致します。
名 称:津和野あんこ旅
主 催:(一社)津和野町観光協会
監修協力:日本あんこ協会
開催期間:2023年3月4日(土)~2023年4月28日(金)
会 場:津和野町(和菓子店、洋菓子店、甘味処、レストランなど12軒と宿泊施設2軒の計14軒)
【津和野あんこ旅とは?】
「津和野あんこ旅」とは、島根県津和野町の和菓子店や洋菓子店の12種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベントです。津和野町観光協会が主催、日本あんこ協会が監修協力のもと、2023年3月4日~4月28日まで開催致します。
島根県津和野町は2015年、我が国初となる日本遺産のひとつに登録され、いまや名実ともに、日本を代表する伝統と文化を有する町のひとつです。あんこもまた、我が国の国民的スイーツとして、古来より親しまれてきた歴史があります。今回の「津和野あんこ旅」では、同町で古くから愛され続けるご当地あんこ銘菓「源氏巻」を食べ比べたり、同町出身の文豪、森鴎外が考案した「饅頭茶漬け」を体験することができます。春の津和野の日本らしい原風景を楽しみながら、日本のソウルフードであるあんこをさまざまな形で存分に食することができるスタンプラリーイベントとなっております。
【なぜ津和野なのか】
津和野はあんこの可能性の宝庫です。津和野が生んだ偉人と言えば、稀代の文豪、森鴎外ですが、鴎外と言えば、美食家としても知られています。鴎外自身が考案したレシピは多岐に渡り、中でも「饅頭茶漬け」を抜きに、鴎外の美食ぶりを語ることはできません。「饅頭茶漬け」とは、饅頭を四つに割ってご飯の上に乗せ、茶漬けにして食べる鴎外オリジナルのあんこレシピです。これほどシンプルでありながら、創造性あふれるアンレジレシピは他に類を見ません。そんなあんこにまつわる類まれな創造性を育んだ鴎外の出生地、津和野こそ、弊協会が設立以来追求し続けてきたあんこの可能性を広げるヒントやチャンスが眠っていると確信しております。あんこの可能性を広げることは、弊協会の存在意義であり、したがって今回のイベントへの協力は極めて当然のことなのです。
さらに、津和野と言えば「源氏巻」です。源氏巻とは、こしあんをカステラ生地で巻いた津和野のご当地あんこ銘菓です。その歴史は江戸時代元禄期まで遡り、長年に渡り、地域で愛され続けてきました。現在も、同町9つの和菓子店で、こしあんをカステラ生地で巻くだけのシンプルな土台構成を維持しつつ、各々の個性が光る源氏巻が作られています。中のあんこを粒あんや白あん、抹茶あんにしたり、源氏巻アイスを開発したり、衣を付けて揚げた「揚げ源氏巻」が考案されるなど、津和野らしくゆっくりではあるものの、しかし着実なチャレンジにより、確実に進化の一途を辿っているのです。守るべきものは守り、時代にあった変革を遂げてゆく自信と謙虚さに溢れるそのフロンティアん精神こそ、今後のあんこ界の発展に必要不可欠な姿勢であると信じて疑いません。
【なぜ3~4月開催なのか】
3~4月は春です。春の津和野は、人の心の琴線に触れる日本らしい原風景を見せてくれます。あんこもまた、日本人の原体験に紐づく食べ物であると、私どもは考えます。「昔おばあちゃんが炊いてくれた味」とか「家族みんなで頬張ったたい焼きの思い出」など、食べる人を自身の原体験に連れ戻し、懐かしい記憶と優しい味わいで、心を和ませてくれるのです。春の津和野であんこを食べることこそが、人々の心をときほぐし、弊協会の理念である「あんこを通じて世界平和の実現」へ一歩近づく具体的アクションとなるのです。
【津和野あんバサダーとは何か】
「津和野あんバサダー」とは、津和野に特化したあんこ事情に精通した人物であることを認める称号です。弊協会から認定条件を満たしたあんこファンに対して授与される称号で、その証として、「津和野あんバサダー認定証」が贈られます。認定条件は、この度の12の対象店舗すべてであんこスイーツを購入し完食することです。当スタンプラリーでは、食したあんこスイーツ毎に、「あんこポイント」が貯まります。12ポイントすべてを貯めたあんこファンが「津和野あんバサダー」として認定されるのです。さらにイベント期間中、同町にある宿泊施設「のれん宿 明月」か「原田屋」のいずれかに宿泊した方には、「津和野プレミアムあんバサダー」の称号が贈られ、認定証を受け取ることができます。かつて「春はあけぼの」と綴られたように、同町の春も、日の出前の空の明るくなる頃が一番美しいものです。津和野あんこ旅を通して、一晩泊まり、最も美しい津和野の朝を迎えた時、「やっぱり春はあんもの」と言える津和野あんバサダーは、もはやプレミアムというほかありません。
【イベント公式ページ】
「津和野あんこ旅」のイベント詳細や参加方法については、以下の津和野町観光協会公式ホームページからご確認いただけます。
https://tsuwano-kanko.net/info/ankotabi/
【日本あんこ協会とは】
名称 : 日本あんこ協会
ミッション: あんこを通じて世界平和を実現します。
事務局 : 東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F(Rally Inc.内)
WEB : https://anko.love/
2018年10月に、あんこ普及振興を目的とした協会団体として、現会長のにしいあんこにより創設。設立当初、17名だった「あんバサダー」と呼ばれる協会員は、2023年1月時点で9000名を超える。協会理念に「あんこを通じて世界平和の実現」を掲げ、主幹事業のひとつとして、あんこを通じた地域振興を行う。主な監修協力・後援に、岡山県倉敷市「備中あんたび」、愛知県碧南市「碧南と#花よりあんこスタンプラリー」、阪急うめだ本店「時をかける『あん』」、日本橋三越「あんこ博覧会」、小田急百貨店 新宿店「☆あんこにトキメク☆スウィーツ博」、鹿児島山形屋「あんこ展~お茶と器と~」、JR東日本「高輪ゲートウェイフェスト『ムーンナイトあんこ』」、大阪メトロ「あんこ巡り」、ららぽーと横浜/海老名「I LOVE あんこ」、ジャズドリーム長島「あんこの祭典」、など多数。自主主催では、あんこ食べ比べ部活動「あんこ部」、全国あんこファンオンライン交流会「あんこ夜会」など。
【会長にしいあんこについて】
日本あんこ協会初代会長。物心つく頃より、あんこが大好きで、これまでに食したあんこの数は10000種を超える筋金入りのあんこ好き。あんこを食べるだけでなく、あんこレシピの開発やあんこに関する歴史、健康効果などの研究も行う。主なメディア取材・出演に、日経新聞、日経MJ「食のフロンティア」、東京新聞、TBSテレビ「Nスタ」、「マツコの知らない世界」、日本テレビ「news every.」、「ZIP!」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、フジテレビ「ノンストップ!」、関西テレビ「報道ランナー」、「土曜はナニする!?」、NHK Eテレ「シャキーン!」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」、NHK FM「トーキングウィズ松尾堂」、J-WAVE STEPONEなど。講師として山梨県産業技術センター、一般社団法人甘味食品試験センター「豆類加工研究会」、よみうりカルチャーなど。
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