【“Z世代”理系学生は堅実派!?】45年間、定年まで会社勤めの希望学生は8割以上、独立・起業志向は少数派

TECH for Societyの実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表取締役:長井裕樹)は、2021年6月25日(金)、2021年7月16日(金)に上位大学工学部の学生(学部2年~4年)に対して、終身雇用制度やキャリアプランに関する意識調査を実施し、合計221名の調査結果を得ました。
”Z世代”(主に1990年代後半以降に生まれた層で、生まれた頃からデジタルデバイスが当たり前に身近にあり、ソーシャルメディアにも幼い時から慣れ親しんでいる世代)学生は終身雇用制度や自身のキャリアプランをどう考えているのか、人生観を含めて学生の本音をまとめています。
■アンケートTopics
(1)3分の2以上の学生は、将来的な起業・独立を想定していない
(2)大学院進学を希望する学生が過半数を占める
(3)終身雇用制度を採用する企業が45年後には現在の半分以下になると予想する学生が9割以上
(4)自身のキャリアにおいて転職を含めて会社で働き続けていると思う学生は81.3%
(5)「どんな人生を送りたいか」という問いに対するフリーコメント
(6)希望する人生を送るために重要な要素は「お金」と「時間」

(1)約4分の3の学生は、将来的な起業・独立を想定していない
Q.起業・独立についての意識調査(単一回答)

回答者219人のうち、「いつか起業・独立したい」と考えている学生は26.0%に留まり、73.1%が「起業・独立はしないと思う」と答えた。学生時点においては、起業・独立を考えていない学生が大多数であることがうかがえる。

(2)大学院進学を希望する学生が過半数を占める
Q.就職/院進学についてお教えください(単一回答)

「大学院に進学しようと考えている」と答えたのは58.8%、「就職か院進学するか迷っている」と答えたのは17.2%であり、8割以上の学生が院進学を視野に入れていることが分かった。一方で、「学部卒で就職しようと考えている」と答えた学生は23.1%を占めていた。

(3)終身雇用制度を採用する企業が45年後には現在の半分以下になると予想する学生が9割以上
Q.今から45年後の世界を想像して、終身雇用についての予想をお教えください(単一回答)

”今から45年後”とは、回答学生が定年退職あるいは雇用確保措置の対象となる65歳を迎える頃である。「終身雇用制度は既に無くなっている」と答えたのは20.5%、「終身雇用制度は10-20%の企業で続いている」と答えたのは44.2%、「終身雇用制度は全体の半分で続いている」と答えたのは31.6%だった。程度の差はあるが、大多数が自身が定年を迎える頃には終身雇用制度を採用する企業は少なくなっていると予想している。

(4)自身のキャリアにおいて転職を含めて会社で働き続けていると思う学生は81.3%
Q.皆さんが社会に出てから、45年間、どのように働いていると思いますか?(単一回答)

「何度か転職をして、会社で働いている(リモート就業を含む)」と答えた学生が43.9%、「ひとつの会社で働き続けている」と答えた学生が37.4%、「就職後、能力が身についたら独立してフリーランスをしている」と回答した学生が9.3%、「働かず、好きなことで(仕事という感じではないが)稼いでいる」と回答した学生が5.1%、「45年も働かず、成功して、仕事をせずに楽しく過ごしている」と回答した学生が2.3%であった。起業・独立には踏み切らずとも、1つの会社で働き続けるのではなく、転職をすることには抵抗がない学生が多いことがわかった。

(5)「どんな人生を送りたいか」という問いに対するフリーコメント
  ※自由回答より抜粋

<自己の成長>
・振り返ったとき後悔はあっても納得ができる人生。
・多少苦労したとしても満足したという気持ちになれる人生。
・なにかの分野において爪痕を残せるようなことをしたい。
・自分が目的をもってそれに向けて全力で頑張っていける人生。

<他人との関わり>
・自分の存在や自分の言葉、自分の作品が人の支えになれるような人生。
・誰かの人生を豊かにする事ができる一助ができる人生。
・自分の作った何かが誰かの役に立っていると実感できる人生。
・家族や友人自分の時間を大切にしたく、人から得る知識や学びを日々感じていたい。研究や開発だけでなく人とのつながりから達成感を得ることを目標にした人生を送りたい。

<仕事とプライベートの両立>
・仕事もしながら自分の趣味に没頭したい。
・娯楽と仕事のバランスがとれた人生。

<安定志向>
・あるに越したことはないが、仮に大きな成功がなくてもよいので、大きな失敗のない、楽しい人生。
・収入面で安定した人生。
・生活に困らない程度の収入と自由に使える時間がそれなりにある人生。

(6)希望する人生を送るために重要な要素は「お金」と「時間」
上記の人生のために重要と思われる要素は何ですか?(複数回答)

(5)の設問で自身が回答した人生を送るために重要な要素を複数回答で尋ねたところ、「お金」を選択した学生は全体の71.9%、「時間」を選択した学生は67.2%にのぼった。また、「家族」を選択した学生は45.8%、「学び」を選択した学生は43.8%、「仕事」を選択した学生は40.1%となった。(5)の回答にもあったように、”安定した生活”や”仕事とプライベートの両立”のために、「お金」や仕事以外の自由な「時間」が重要視されていると考えられる。

■テックオーシャン代表取締役 長井の総括
今回、工学部の学生を対象として起業・独立や終身雇用についての意識調査、さらには自身の働き方についての調査を行いました。
私個人としては、45年後の終身雇用制度の状況についてはほぼ全て撤廃されて働き方も大きく変わっていることを想像していましたが、学生の皆さんは比較的緩やかな変化を想定している結果となりました。
37.4%の学生が「ひとつの会社で働き続けている」と回答していますが、既に社会に出ている社会人の何%がこの選択肢を選択するかにも興味が湧くところです。
さらに「何度か転職をして、会社で働いている(リモート就業を含む)」と答えた学生が43.9%いたことを加えると、実に8割以上が、定年まで会社で働き続けていることをイメージしているようです。“終身雇用”を前提とした社会像が、これから社会に出ることになる理系学生の意識の中においても未だに深く浸透していることが伺えます。

また、仕事やキャリアのみではなく、今回は人生の過ごし方や希望する人生を送るために重要な要素についてのアンケートを取得しました。
アンケート結果からは、概して「それなりに時間とお金があるそれなりの人生」という希望が多数見られ、物質的な欲求をむやみに求めるのではなく、「吾唯知足(われただたるをしる)」の言葉のように、人としての心の豊かさを持ちつつエコロジカルにバランスの取れた人生を思い描いていることが垣間見られました。

これからの45年間ではおそらく様々な技術が社会の姿を大きく変え、技術系人材の役割もさらに広がると想像されます。理系学生の皆さんには時代に流されずに、時代を作る気概で攻めの気持ちを持ってもらい、より良い未来づくりに積極的に関わっていただければと思います。

■調査概要
・調査対象:上位大学工学部の学生(学部2年~学部4年)
・調査方法:アンケート調査(無記名式)
・調査期間:2021年6月25日(金)、2021年7月16日(金)
・有効回答数:221名

本調査結果の詳細は下記URLよりダウンロードいただくことが可能です。
https://biz.techoffer.jp/whitepaper/studentquestionnaire_career_2109/

※当調査内容を引用する際は、「テックオーシャン調べ」とクレジット表記を掲載していただきますようお願いいたします。

※当調査に関する取材お問合せは下記まで
(当リリースに関して、テックオーシャン代表取締役 長井へのインタビューのご要望も下記までご連絡ください)
Tel:03-6383-0433
E-mail:morikawa-s@techocean.co.jp
(広報担当:森川)

■理系採用ツール TECH OFFER

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TECH OFFER: https://techoffer.jp/
テックオーシャンHP: https://techocean.co.jp/
※サービス導入事例や理系採用ノウハウ集等は株式会社テックオーシャンのHPをご覧下さい

【TECH for Societyとは】
学生をはじめ、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、「TECH」と「人・企業・社会」、「TECH」と「TECH」が最適な形でつながっている社会のこと。テックオーシャンはそれらをつなぐ「Hub」でありたいと考えています。
 
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