株式会社ネクスタが泉佐野市の地域DX推進事業受託社に選定されました

~最大125万円の補助で市内製造業の生産性向上を目指す、DX支援事業~

ネクスタ

泉佐野市(市長:千代松 大耕)は6月から、市内の製造業事業者を対象にした地域DX推進事業を開始しました。市として製造業DXを推進する取り組みは今回が初めて。公募の結果、事業受託社として株式会社ネクスタ(大阪府大阪市北区芝田1丁目1-4 代表・永原宏紀)が選定されました。

■事業概要

本事業は、株式会社ネクスタが提供する生産管理クラウドシステム「SmartF」の導入にかかる費用として1社あたり最大125万円を市が負担するというもの。事業を通して、地域DX循環型のモデルの確立を目的としています。

対象事業者は市内に本社もしくは工場がある製造業。8月1日に市内で実施するセミナーへの参加を経て申し込みが可能。最大8社で、申し込み事業者が多数の場合、審査が実施されます。

■事業背景

泉佐野市ではかつて泉州タオルなどの繊維業が基幹産業として栄えていましたが、関西国際空港の開港(平成6年)以降、第3次産業のサービス業が主流となり、第1・2次産業は後継者不足や海外製品の普及により、生産量および事業者数が減少しています。

また、泉佐野市の人口構造は急速に高齢化が進んでおり、2040年には生産年齢人口が55%にまで減少。年少人口も9.5%程度に落ち込むとされています。

これにより、地域の中小企業が直面する課題はますます深刻化しています。特に製造業においては、設備や製品技術の更新の停滞も相まって、生産性における問題が顕在化しています。

市内経済の重要な基盤を形成する製造業において、業務効率化と競争力向上のためにはDX化が急務ですが、再現性のあるDX化モデルが確立されておらず、十分な進展がみられる状況ではありません。

そこで、今回初めて市として製造業のデジタル化推進に特化した支援事業を実施することになりました。今回の事業を通じて、市内製造業の競争力を高め、地域経済の活性化を図ります。


■泉佐野市まちの活性課コメント

泉佐野市の製造業が直面している最大の課題は人手不足です。生産現場では、限られた人数で多くの業務をこなさなければならず、効率化や生産性向上が急務となっています。株式会社ネクスタが提供する「SmartF」は、手作業の削減や業務の見える化を実現し、現場の生産性向上を実現した実績が多数あります。

また、専門のコンサルタントによる業務改善提案や導入サポートを受けることができるため、導入のハードルが低く、ITに不慣れな事業者でも円滑に運用が進められる点も評価対象となりました。

加えて、安価で個別の開発が不要なパッケージ型の生産管理システムは他に例がなく、市内のさまざまな規模・業界の製造業事業者への展開が可能であると判断しました。

本事業を通じて、製造業のDX成功事例を地域全体に広げ、泉佐野市の製造業が抱える人手不足をはじめとしたさまざまな課題を解決し、地域経済のさらなる活性化を目指します。

■株式会社ネクスタ 代表取締役永原宏紀コメント

私は新卒で株式会社キーエンスに入社し、その後、システム会社に転職して製造業向けのシステム営業を担当してきました。上場企業から十数人規模の工場まで、さまざまな現場に足を運ぶ中で、人手不足などの深刻な課題を目の当たりにしました。

この課題の多くは、DXの遅れに起因します。これは従来のカスタマイズ前提のシステム開発が主流であったこと、現場にDXを推進できる人材がいなかったこと、現場業務を深く理解したベンダーがいなかったことなどが原因です。

この現状を変えたいと思い、私はネクスタを立ち上げ、業界初※1のパッケージ型生産管理クラウドをリリースしました。直近では、システムの導入で1人あたり売り上げが1.4倍増となった事例もあり、多くの企業がその効果を実感しています※2。

私たちは製造業全体の生産性向上の先に、地域経済、ひいては日本経済の活性化に寄与することを目標として掲げています。今後も自治体との提携を強化し、更に広く、日本の基幹産業である製造業への貢献をしてまいります。

※1 当社調べ

※2 詳しい導入事例はこちら

■申し込み方法

本事業では、対象企業がSmartFを導入するための初期費用として、1社あたり最大125万円を市が負担します。申し込みには8月1日に開催されるセミナー参加が必須。対象企業は最大8社で、申し込み多数の場合は審査の上で選定されます。

  • セミナー日時:2025年8月1日(金)15:00~16:30

  • 会場:エブノ泉の森ホール 会議室大(泉佐野市立文化会館)

  • 定員:20社(先着順)

  • 参加費:無料

参加希望の企業は、こちらのWebフォームからお申し込みください。

SmartFについて

SmartFは、製造業に特化したクラウド型の生産管理システムです。生産計画、在庫管理、受発注管理、工程管理など、製造業のあらゆる業務を一元管理し、企業の業務効率化と生産性向上を実現します。

特別なカスタマイズを必要とせず、低コスト・スモールスタート型が可能。これにより、ITに不慣れな事業者でもリスクを押さえて導入できるという特長があります。導入後も業務改善コンサルタントがシステムの現場定着まで伴走支援を行います。

これまでに、数多くの企業がSmartFを導入し、工数削減や人的ミスの減少、そして収益改善を実現しています。

これまでの導入事例 

■株式会社ネクスタについて

「日本経済に最大のインパクトを」—私たちは、生産管理クラウド「SmartF」の開発・提供を事業の核とし、テクノロジーの力で、製造業の抜本的な改革に挑みます。

私たちのゴールは、製造業の収益を10%向上させ、そこで働く人びとの給与を30%引き上げること。この事業を通して日本の基幹産業を押し上げ、日本経済の活性化に寄与します。

代表者:代表取締役 永原宏紀

所在地:大阪府大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル12階

企業URL: https://nexta-fa.co.jp/

TEL:06-6136-3825

泉佐野市について

大阪市と和歌山市のほぼ中間に位置し、美しい山河、緑あふれる恵まれた自然環境にあります。日本遺産にも認定された中世日根荘の風景が残る山間部の景観と、大阪湾に面する臨海部にある「りんくうタウン」や「関西国際空港」の近代的な風景が共存するまちでもあります。

平成6年に開港した関西国際空港によるインパクトを最大限に活用し、世界と日本を結ぶ玄関都市として、21世紀にふさわしい国際都市をめざしてまちづくりに取り組んでいます。


泉佐野市役所:https://www.city.izumisano.lg.jp/

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会社概要

株式会社ネクスタ

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URL
https://smartf-nexta.com/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル12階
電話番号
06-6136-3825
代表者名
永原宏紀
上場
未上場
資本金
1億700万円
設立
2017年04月