「質屋の経済学」共同研究講座の開設に向けた連携に関するお知らせ
- リユースを通じて、地域に根ざした金融・経済教育を推進 -
リユース事業を営む株式会社ものばんく(本社:山口県下関市、代表取締役 吉田 悟)は、公立大学法人下関市立大学(所在地:山口県下関市、学長:韓 昌完)と共同研究テーマ「質屋の経済学 - 日本の伝統的なビジネスモデル・質屋の経済の現状と展望」のもと、2025年5月より3年間にわたる共同研究を開始いたしましたのでお知らせいたします。
本研究は、地域に根ざした伝統的な金融ビジネスである「質屋」を題材とし、リユース(再利用)市場における経済的・社会的意義を明らかにするとともに、オンラインマネースクールのカリキュラム開発を目的としたものです。本研究を通じて、地域に根ざした金融・経済教育の推進と、持続可能な循環型社会の実現に貢献してまいります。
研究の背景と目的
ものばんくは、長年にわたりリユース市場において蓄積してきた経営・マーケティングの知見を活かし、次世代への金融・経済教育を推進してまいりました。本研究では、下関市立大学の専門的な研究知見と教育資源を融合させ、地域社会への還元と学術的な探究の両立を図ります。
主な取り組み内容
・リユースと経済に関する国内外の政策・制度・先行研究の調査
・オンラインマネースクールの講義カリキュラム開発
・開発カリキュラムの実施および効果検証
・大学における関連講義科目の設置と学生への実践的教育提供
研究期間・体制
研究期間:2025年5月1日~2028年3月31日
総予算:750万円(3年間)
主な担当者:
公立大学法人下関市立大学 学長 韓 昌完
株式会社ものばんく 代表取締役 吉田 悟
本連携に対するコメント
下関市立大学 学長 韓 昌完
現場の実践知と学術研究を結びつけることで、より深く社会と経済を理解する教育を実現したいと考えています。学生にとっても貴重な学びの機会になるはずです。
株式会社ものばんく 代表取締役 吉田 悟
質屋は“日本最古の金融機関”とも言われます。社会的に見過ごされがちなこの業態に改めて光を当て、次世代への教育資源として育てていくことに大きな意義を感じています。
大学・会社概要
公立大学法人下関市立大学
理事長:三木 潤一
学長:韓 昌完
本社所在地:山口県下関市大学町2丁目1-1
株式会社ものばんく
代表者:代表取締役 吉田 悟
本社所在地:山口県下関市中之町11番7号
事業内容:質買取店運営/BtoB古物オークションプラットフォーム事業/システム‧AI開発事業
URL:https://about.monobank.jp/
本件に関するお問合せ
公立大学法人 下関市立大学 総務部 研究・地域連携課
Email: syomu@shimonoseki-cu.ac.jp
TEL: 083-252-0288
株式会社ものばんく 広報担当
Email: kikakushitsu@monobank.jp
TEL: 083-242-2822