高校新卒採用についての動向調査|2021年卒(9月)

高卒採用人数を「前年より増やす・前年と同じ」は69%、オンライン面接準備できている41%。

高校生の就職を支援するジョブドラフトの運営と企業の高校新卒採用支援を行う株式会社ジンジブ(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 満秀)は、新卒採用担当者向けに2021年卒の高校生の新卒採用の募集人員の増減や高卒採用の活動内容に関する調査を実施いたしました。(調査期間:2020年09月16日~2020年9月23日、有効回答数: 431人、うち高卒採用実施は232人)
調査結果サマリー
  • 高校新卒採用の募集人数は、「前年より増やす」22%、「前年と同じ」47%、「前年より減らす」22%。「前年より増やす・前年と同じ」69%(前回調査▲6ポイント)、大卒の59%と比較すると影響は少ない。
  • 採用活動では、高校訪問実施62%、求人票発送実施68%、県外に対しての採用活動実施48%。
  • オンライン職場見学の準備ができている33%、オンライン面接の準備ができている41%


調査背景
高校新卒の就職活動は、ほとんどが学校による職業あっせんによるもので、学校に届く求人票から情報収集を行っています。また都道府県ごとにルールが定められた一人一社ずつの応募、求人公開する7月からの短期間での応募先選定、学内選考、内定を受けた企業に入社するなどの慣習が存在します。

2021年度卒の高校就活については、この度の新型コロナウイルス拡大の影響を受け、高校現場においては休校明けの学校カリキュラムへの対応や学習指導の遅延対応などで進路指導に関する業務が圧迫されています。選考期日が10月16日へ1ヶ月後ろ倒しになったとは言え、7月末現在の全国の求人数が約33万6千人(昨年同期比24.3%減少)、求人倍率が2.08倍(同0.44ポイントの減少)と減少しており、高校生にとっては厳しい就職環境下にあると言えます。

また企業にとっても採用の見直しや、高校の自粛期間もあって従来の採用活動を積極的に実施しにくいなどの状況に置かれております。
そこで当社では、高校新卒採用に関する募集人員の増減や採用活動の実態を把握すべく調査を行いました。

調査概要
【調査期間】  2020年09月16日~2020年9月23日
【調査内容】  2021年卒の新卒採用に関するアンケート
【調査方法】  インターネット調査法/メールマガジンでのアンケート回収
【調査対象】  新卒採用ご担当者
【有効回答】  N=431人(うち高卒採用実施は232人)

主な調査結果 

 

1. 昨年と比較し、高卒採用の求人募集人数の増減はありますか。(n=232)


高校新卒採用の募集人数の増減を質問したところ、「前年より増やす」22%、「前年と同じ」47%、「前年より減らす」22%でした。前回計測した5月時点(「前年より増やす」18.4%、「前年と同じ」56.5%、「前年より減らす」16.3%)と比較し、「前年と変わらない」の回答が減少しています。また大卒採用と比較し、高校新卒採用の方が募集人数増減の影響が少ない結果でした。

2.昨年と比較し、大卒採用の求人募集人数の増減はありますか。(n=370)

大卒新卒採用の募集職種の増減を質問したところ、「前年より増やす」17%、「前年と同じ」42%、「前年より減らす」31%でした。高校新卒採用と比較すると前年より減らすという回答が9ポイント高くなっています。

■21年卒の高卒採用活動について
3.高校訪問は行いましたか。(n=232)


高校訪問を行ったか質問したところ、「実施した」が62%、「実施していないし、実施予定もない」が25%、「これから実施予定」が13%でした。

4.高校訪問の訪問量はどのくらいですか。(n=109)

 

高校訪問の訪問量を質問したところ、「1~9校」が39%、「10~19校」が24%、「20~49校」が16%、「50~99校」が9%、「100校以上」が11%でした。
昨年度の訪問数と比較してどうか質問をすると、高卒採用を始めて5年以内の企業は訪問数を増やしたという回答が多く、6年以上の企業では減らしたか変わらないと回答が多くありました。

5.高校への求人票発送は行いましたか。(n=232)

高校への求人票発送を行ったか質問をしたところ、「実施した」が68%、「実施していないし、実施予定もない」が16%、「これから実施予定」が16%でした。

6.高校への求人票発送の量はどのくらいですか。(n=158)

 

高卒への求人票発送の量について質問したところ、「1~9校」が31%、「10~19校」が15%、「20~49校」が17%、「50~99校」が11%、「100~199校」が12%、「200~499校」が7%。「500校以上」が6%でした。昨年度の訪問数と比較してどうか質問をすると、「求人票発送の量を増やした」32%と「変わらない」45%とあわせて77%を占め、求人票発送の活動が強まったと言えます。

県外に対する採用活動は行いましたか?(n=232)

県外に対する採用活動について質問をしたところ、「実施した」が48%、「実施していないし、実施予定もない」が39%、「これから実施予定」が13%でした。


8.県外に対する採用活動で行ったことを教えてください。 複数選択可(n=111)

県外に対する採用活動で行ったことを質問したところ、1位が「高校への求人票発送」75.7%、2位が「高校訪問」55%、3位が「高校へ電話」48.6%、4位が「自社採用サイトで募集」39.6%、5位が「求人サイトへの掲載」38.7%でした。

オンライン職場見学の受入れ準備は行っていますか?(n=232)

オンライン職場見学の受入れ準備は行っているかを質問したところ、「準備できている」が33%、「準備が必要と感じるができていない」が29%、「準備は必要と感じずしていない」が29%、「準備中」が9%でした。

10オンライン職場見学には何名参加しましたか?(n=77)

オンライン職場見学には何名参加したか質問したところ、最も多いのが「4~9名」と「100名以上」で18%、次いで「20~49名」と「50~99名」で15%、10~19名で13%でした。

11.オンライン面接の受入れ準備は行っていますか?(n=232)

 

面接の受入れ準備は行っているかを質問したところ、「準備できている」が41%、「準備が必要と感じるができていない」が24%、「準備は必要と感じずしていない」が25%、「準備中」が10%でした。


1221卒年度の高卒採用で不安に思っていることは何ですか。 複数選択可(n=232)

21卒年度の高卒採用で不安に思っていることを質問したところ、1位が「思うような採用活動ができていない」39.2%、2位が「応募が来るかどうか」34.9%、3位が「高校訪問に行けていない、行動量が少ない」34.1%、4位が「職場見学の応募がない、少ない」31.9%、5位が「スケジュールが立てにくい」25.4%でした。

13コロナの影響が、高卒の採用活動のどの部分に影響を及ぼしていますか。複数選択可(n=232)

コロナの影響が、高卒の採用活動のどの部分に影響を及ぼしているかを質問したところ、1位が「高校訪問」50.9%、2位が「教員との接点」45.7%、3位が「生徒との接点」40.1%、4位が「職場見学の受入」31.9%、5位が「面接のセッティング」28%でした。


アンケート調査結果を受けて
本アンケート調査によると、高校新卒採用活動において新型コロナウイルスは「高校訪問」、「教員との接点」「生徒との接点」に影響及ぼしており、「思うように採用活動ができていない」、「応募が来るかどうか」不安と言った声が多数ありました。しかし実際の採用活動では、高校訪問実施62%、求人票発送実施68%、県外に対しての採用活動実施48%(うち「求人票発送」75.7%、「高校訪問」55%)と、コロナ不安の中でも例年同様の採用活動が行われていることがわかります。

一方で、オンラインでの職場見学を準備している企業は33%、オンライン面接が準備できている企業が41%いることからもわかる通り、これまで大きな変化を見せてこなかった採用活動においても、「オンライン化」という変化の波が来ていることも見て取れます。
募集人員については、高校新卒採用は前回調査時と比較し「増やす・変わらない」の回答が6ポイント減少したものの、大卒の傾向よりもコロナの影響は小さく、大卒採用が難しい現在において、企業の高卒人材採用への期待感は強いものがあります。

上記を踏まえ当社では、ジョブドラフトNaviや求人票発送代行など企業への採用活動支援サービスの継続開発とともに、高校生・先生・保護者への就職情報発信や進路ガイダンス、LINE就職相談、合同企業説明会やオンライン企業説明会などの就職サポートを通じて「withコロナ」の新しい時代の変化に即した、高校生、先生、企業のそれぞれに出逢いの機会をより多く創出して参ります。

 


回答者属性

 

<ジョブドラフトの特徴>

当社では、就職する高校生が学歴や「高卒」という偏見に捉われることなく、自己決定の上希望を持って社会に出ること、企業が若手採用を継続すること、これらを実現するために、高卒採用にまつわる社会課題の解決に取り組んでおります。
掲載数No.1の高校新卒の求人サイト「ジョブドラフトNavi」の運営や合同企業説明会等の運営を通じ、高校生への就職情報提供、高校の進路指導サポート及び、企業の高校新卒の採用支援や人材の定着支援を行っています。2020年8月末現在、延べ3,000社以上の企業にご活用頂いております。

●掲載社数No.1サイト 高校生の就職を支援する「ジョブドラフトNavi」  URL:https://job-draft.com/

これまで文字情報のみだった企業の「求人票」の情報を、求人サイトに掲載しています。高校生目線を重視した会社の雰囲気・先輩インタビューなど写真や動画を用いて紹介することが可能です。高校生は7月の求人情報解禁後は求人票をダウンロードできるので、そのまま進路指導の先生に相談し、職場見学や応募をしていただけます。

●高校生と企業が直接交流できる合同企業説明会「ジョブドラフトFes」


 高卒求人予定の企業を集めた国内最大級の就職活動イベントです。高校生は1日で多くの企業と出会えるため、求人票だけでは得ることのできない会社の雰囲気や情報が得られます。2019年は東京・大阪・福岡にて5回開催し、参加企業325社、のべ参加者数1,552名を動員しました。2020年は7月より全国13都市で開催しこれまで2,000名以上を動員しました。11月には東京・大阪・福岡で開催予定です。

●ジョブドラフト出張授業 「就職サポートプログラム」
高校のキャリア授業に取り入れることのできるジョブドラフトの出張授業です。進路選択において必要な時期・段階に応じて、自己分析プログラム・業界理解プログラム・就職対策プログラムの3つから最適なプログラムを選べます。生徒主体のワークショップ型のため、自ら考えるきっかけをつくります。学校の希望に合わせオンラインでのガイダンスも可能です。

●入社後の定着支援 「ルーキーズクラブ」

人事の悩みである高卒人財の入社後の育成・定着をサポートする、1年間を通じた研修とメンテナンスサービスです。2020年はオンライン開催も活用し東京・大阪で実施しております。
高卒1年未満の早期離職は大卒の11.4%と比較し17.4%(※)と高く、よりきめ細やかなフォローが必要です。集合研修、チームごとの研修の中でファシリテーターが付き、メンテナンスのサポートを行います。
※新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況) 厚生労働省発表

●一人ひとりに合わせた就職相談 「個別相談」

キャリアコンサルタントが対面やオンラインで、個別に就職相談を行います。進路相談や就職先探し、面談練習、履歴書の書き方など、生徒一人ひとりに寄り添ったサポートをいたします。
対面では学校内・当社オフィス、オンラインではLINEメッセージやLINE通話で相談を受け付けています。

<会社概要>
◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/
本社所在地:東京都港区浜松町2丁目7-19 KDX浜松町ビル5階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円
2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。
 
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