制作コラボレーションツールを提供するrayout株式会社がシードラウンドで総額1億円の資金調達を実施
―「MiLKBOX」の普及促進で制作進行の革新的なワークフローを実現 ―
制作コラボレーションツール『MiLKBOX』を提供するrayout株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:吉田壮汰、以下 rayout)は、シードラウンドにて、新規投資家を引受先とした約4000万円の第三者割当増資および、各種金融機関からのデット・ファイナンス6000万円の調達も含め、総額1億円の資金調達を実施致しました。
この調達により、2019年4月の創業時より累計で約2億円の資金調達を完了いたしました。
■資金調達の背景
rayoutでは「その人らしさを価値に出来る社会を実現する」をミッションとし、制作領域のコラボレーションツールの開発・運営および、企業のPRや制作面を支援するコミュニケーションデザイン事業を展開しております。
創業からコミュニケーションデザイン事業をキャッシュエンジンとして柱にしつつ、自己実現領域の事業を創出するアプローチで事業を展開してきましたが、この度MiLKBOXのRC版のリリースを機に、非連続の成長を実現すべく、今回の調達に至りました。
■MiLKBOXについて
インターネットやSNSの台頭に伴い、企業やブランドは、さまざまなステークホルダーとのコミュニケーションの手段としてクリエイティブ制作を活用しており、すべてのビジネスマンの21%が制作を伴うプロジェクトに業務上で関わっております。(出展)
企業活動でのクリエイティブ活用のニーズが急増する一方、制作の進行管理は旧態依然としている現状があり、受発注サイド関係なく、制作におけるコミュニケーションコストの削減が業界的な大きな課題として取り残されておりました。
更に近年は生成AIの台頭に伴い、具現化にかかる大幅な時短が行われた事によって、手を動かして制作することよりも、関係者の合意形成や、レビューチェック、ブラッシュアップが制作の本丸になっていくことが予想されます。
このような背景を踏まえて「MiLKBOX(https://milkbox-video.com)」は、『制作進行をライトに、スピーディに』をコンセプトに、制作にまつわるプロジェクト進行の心身への負担をライトにする為のワークフローを実現しました。
β版の先行案内段階で、150社のチームにご利用いただき、3,800件以上のプロジェクトの発行と58,000件の修正指示が既に発生しておりました。
今回のRC版のリリースでUIの改修とセキュアな環境の構築、レスポンシブ対応が完了し、MoMで110%~120%の水準で、登録ユーザー数が非連続的に増加しております。
また、言語依存しないサービスの特性上、国を越境したプロジェクトも増加しており、海外のユーザーの利用率は全体の9%を占めております。
今回の資金調達の使途としては、PMFに向けたUXの強化、スマホアプリの開発、アジア圏を中心とした海外のユーザーに向けたローカライズなどを予定しております。
■資金調達概要
調達金額:約4000万円
調達方法:第三者割当増資
シリーズ:シード
資金用途:MiLKBOXのグロースにまつわるプロダクト開発資金、マーケティング資金
引受先(以下順不同)
・エンジェルラウンド株式会社 (代表取締役 大越匠 様)
・松浦幹夫 様(ANOTHERTEAM株式会社 代表取締役)
・森辺一樹 様 (スパイダー・イニシアティブ株式会社 代表取締役社長)
・高野秀敏 様(株式会社キープレイヤーズ 代表取締役)
■引受先コメント
エンジェルラウンド株式会社 代表取締役 大越 匠 様
本ラウンドに投資家として参加させて頂けたことを大変嬉しく思います。
rayout社は、創業から常にアクティブにセールスを行う強い組織体制を構築し、確固たる事業基盤を作り上げてきました。既存顧客や広範囲にわたるネットワークから得た「業界の中の人ならでは」の深いインサイトを活かし、2023年年11月に独自プロダクト「MiLKBOX」を提供開始しました。
注目すべきは、ベータ版リリース初月からしっかりとMRRを生み出し続けていること。
この成果は、これまでの事業があったからこその顧客基盤と強力なネットワークがあったためだと思っています。そして、広告を一切使わず東南アジアなど海外のユーザーをオーガニックで獲得しています。これは同社のプロダクトが言語依存しないツールとしてのグローバルなポテンシャルを示しています。
クリエイティブ産業は日々進化を遂げており、rayout社がこの分野でどのように市場をリードしていくのか、そのソリッドな事業展開を非常に楽しみにしています!
松浦幹夫 様(ANOTHERTEAM株式会社 代表取締役)
rayout代表の吉田さん、取締役の権さんとは前職(イシン株式会社)からのお付き合いになります。当時から、二人とも起業家マインドをもっており、生命力の強さは折り紙つきです。そして、何よりもピュアです。
rayout株式会社は「バランスが取れた個性の組織」と「強い事業」を持っています。
同社は創業4年で稼げる創業事業を育て、2つ目の新規事業も成長中です。
今回、初めての外部出資のタイミングにお声かけ頂き、非常に光栄でした。
自分もrayout株式会社の株主として恥のない生き方をしていきたいと思っています。
今後も末永く宜しくお願いします!
森辺一樹 様 (スパイダー・イニシアティブ株式会社 代表取締役社長)
今回のラウンドに参加させていただきましたこと大変嬉しく思います。
事業モデルは勿論のこと、吉田社長のお人柄やリーダーシップに感銘を受けました。
同社の更なる成長に期待するとともに、微力ながらご支援できれば幸いです。
高野秀敏 様(株式会社キープレイヤーズ 代表取締役)
吉田さんは独立系で経営をし、優れたサービスを提供し、売上と利益を確実に出してきた実績を持っています。その上で、資金調達を行い仲間を増やし、さらに挑戦したいサービスに取り組む姿勢には強く共感しています。
資金調達がなくても、自力で売上と利益を確保できる。その上で自社サービスを創り上げ、広げていく力を持つ方こそが、真の成功を手にすることができると信じています。吉田さんを心から応援し、その成功を願っています。
■ 弊社代表取締役 吉田のコメント
rayoutは2019年に「その人らしさを価値にできる社会を実現する」と言うミッションを掲げ、小さなマンションオフィスで始まりましたが、創業から今日に至るまで、まさに失敗と挫折の連続でした。そのような中で、「最後にはこの経験を正解にする」というしつこさ、ある種の陰湿さを持って、組織一丸となって走ってきた、それだけの会社です。
弊社プロダクト「MiLKBOX」も例に漏れず、β版のローンチから何度もPIVOTを繰り返し、顧客のインサイトを捉えられるまで実に2年間の期間を要した後、2024年1月にRC版のリリースに至りました。
今回のラウンドでご出資頂きました皆様には、私たちのしつこさと野心をご評価いただいたと思っております。皆さまの期待に応えられるよう、その人らしさを価値にする社会の実現の一助になる会社になるべく邁進して参りますので、今後の弊社の活躍にご期待ください。
■IPOに向けたメンバーを絶賛募集しております!
以下のリンクより、お気軽にご応募ください。
弊社採用サイト:https://rayout-inc.com/recruit/
Wantedly:https://www.wantedly.com/companies/company_8336666
【会社概要】
rayout株式会社
所在地:東京都渋谷区代々木四丁目29-3 西参道梅村ビル3F
代表取締役:吉田壮汰
創業:2019年4月16日
資本金:2008万円
MiLKBOX: https://milkbox-video.com/
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