淺沼組の温室効果ガス削減目標がSBT認定を取得
株式会社淺沼組(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:浅沼誠)は、当社グループの温室効果ガス(以下「GHG」)排出削減目標について、国際的なイニシアティブの「SBTi(Science Based Targets initiative)*1」より、パリ協定が定める「産業革命以前と比べて地球の平均気温上昇を1.5℃に抑える」ための科学的根拠に基づいたものとして評価され、2025年11月24日にSBT認定を取得しました。今回SBT認定された削減目標は、これまでのCO2削減目標を基盤に、対象範囲を拡大するなどより高い水準に設定し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを一層加速するものです。

▼SBT認定された当社グループのGHG排出削減目標(総量)
基準年度:2023年度 目標年度:2035年度

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対象 |
目標値 |
|---|---|
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Scope1+2 |
63.0%以上の削減 |
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Scope3 |
37.5%以上の削減 |
Scope1*2: 事業者自らによる直接排出
Scope2 :他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3 :原材料仕入れや販売後等、事業者の活動に関連する他社の排出
また、2024年度のGHG排出量について、ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社による第三者保証を取得しました。これによりデータの正確性・信頼性を確保しています。
▼第三者保証を取得した2024年度のGHG排出量実績*3

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区分 |
排出量(単位:t-CO2e) |
|---|---|
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Scope1 |
20,561 |
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Scope2(マーケット基準) |
1,057 |
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Scope3 |
737,745 |
当社は、「顧客・協力会社、株主、社員の満足度の向上、および地球環境・社会への貢献に邁進する企業」を長期ビジョンに掲げ、自然・社会の一員として、環境負荷の低減および環境の保全等、様々な施策に取り組んでいます。
その一つとして、環境配慮、資源循環、健康に関する取り組み「GOOD CYCLE PROJECT」を推進し、環境配慮等に資する技術や工法の開発、これらを使用した建設を行っております。
引き続き、SBT水準に整合したGHG排出量削減目標の達成に向け、施策を着実に推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
*1 SBTi(Science Based Targets initiative)
世界自然保護基金(WWF)、CDP(旧称カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)による共同イニシアティブ。SBTiは企業に対し、どれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減しなければいけないのか、科学的知見と整合した目標(Science-based target)を設定することを支援・認定しています。(出典:WWFジャパン「Science Based Targetsイニシアティブ(SBTi)とは」)
*2 Scope 1・2・3
経済産業省資源エネルギー庁「知っておきたいサステナビリティの基礎用語~サプライチェーンの排出量のものさし「スコープ1・2・3」とは」および環境省「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」を参照
*3 保証対象
対象期間:2024年4月1日~2025年3月31日
対象範囲:株式会社淺沼組および連結会社(日本国内子会社3社、海外子会社2社)
対象項目:エネルギー起源CO2(Scope1、Scope2/ロケーション基準、マーケット基準)および
企業のバリューチェーンで発生するその他間接GHG排出量(Scope3/カテゴリー:1~7、11,12,15)
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