AIセキュリティスタートアップSherLOCK 2026年 年頭所感:「対話」から「自律」へ。AIエージェント時代の到来を見据えた信頼のインフラ
「対話」から「自律」への転換期をリードする―AIエージェントの脅威を制御し、ビジネスの飛躍を支えるAIセキュリティとAIセーフティの統合型アプローチ

2026年1月1日
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
2025年は、生成AIが単なる「便利なチャットツール」の域を脱し、RAG(検索拡張生成)の実装を通じて企業の基幹業務へと深く浸透したAIの社会実装元年とも呼べる年でした。国内では総務省の「AIセキュリティ分科会」による指針整備が着手され、米英諸国が早々にAIセキュリティを国家安全保障の要諦と位置づけた潮流に呼応するように、日本においても、AIセーフティ(安全性)とAIセキュリティ(防御)を両輪とする土台が築かれたという意味で非常に意義のある年であったと言えます。
しかし、2026年を迎えた今、私たちはさらなるパラダイムシフトの渦中にいます。技術革新の重心はLLM(大規模言語モデル)から、自律的な判断と行動を伴う「AIエージェント(Agentic AI)」へと移行し、AIが主体となって価値を創出する時代の幕が開けました。かつて従来型AIからLLMへの転換がAIリスク管理のあり方を根本から変えたように、今、エージェント時代の到来は、AIリスクそのものを再び、劇的に変容させようとしています。
1. AIエージェント時代におけるAIリスクの「質的変化」と「信頼」の再定義
従来のAIは、人間の問いかけに答える存在でした。しかし、現在普及しつつあるAIエージェントは、目標を与えられれば自らツールを使い、他のAIと連携し、実社会のプロセスを動かします。最先端の生成AIの社会実装は「チャットボット」という限定的な利用形態から、自律的に判断しタスクを遂行するAIエージェントへと急速にシフトしており、金融の自動取引、医療診断補助、さらには政府の行政手続き自動化など、AIが現実世界に直接干渉する「エージェンシー(代理権限)」を持つ時代が到来しました。
この「自律性」は計り知れない生産性向上をもたらす一方で、従来のセキュリティ対策だけでは防げない新たなリスクを創出しています。OWASPが提唱する「Top 10 for Agentic Applications 2026」で示されたように、「目標の乗っ取り(Goal Hijacking)」や「マルチエージェント間の予期せぬ連鎖」といった脅威は、もはやSFの世界の話ではなく、今日取り組むべき現実の課題となっています。
2. AIリスク管理における「AIセキュリティ」と「AIセーフティ」の統合型アプローチ
私たちはエージェント時代を見据え、AIリスク管理の本質が「AIセキュリティ」と「AIセーフティ」という二つの不可欠な軸の統合にあると確信しています。SherLOCKは、グローバルな知の結集をもって日本特有の「リスク管理の曖昧さ」を解消する統合型アプローチを提唱します。これにより、AIリスク管理やAIガバナンスの取り組みを単なる"ブレーキ"に留めず、企業が安心して変革を推進するための"アクセル"へと転換し、力強い社会実装を支援して参ります。
【AIリスクを定義する二つの視点】
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AIセキュリティ(防御の盾): 悪意ある第三者の攻撃からAIシステムの完全性・機密性・可用性を死守すること。AIを保護すべき「IT資産」と捉え、プロンプトインジェクションやサプライチェーン攻撃に対する堅牢な技術的防壁を構築します。
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AIセーフティ(信頼の制御): AIが意図せず社会や人間に害を及ぼす事態を防ぐこと。ハルシネーション(幻覚)の抑制や倫理的バイアスの排除を通じ、AIを人間の意図に合致(アライメント)させ続けるためのガバナンスを追求します。
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SherLOCKの最先端研究に基づくフレームワーク:グローバル基準を日本の現場へ
当社のAIリスク管理フレームワークは、米国プリンストン大学、スタンフォード大学、ETH Zurichといった世界最高峰の研究機関が提唱する多次元的なリスクモデルに基づいています。世界標準の知見と日本の実務慣行を高度に融合させることで、不確実なAI活用の道標となり、企業の持続的な成長を支え続けます。
日本発、世界レベルのAIリスク管理とガバナンスを目指して 国内のガイドラインが示す「実務的な責任境界」を遵守しつつ、OWASPやNISTが警告する「エージェント特有の高度な脅威」にも先回りして対応する。この「ローカルの規律」と「グローバルな洞察」の融合こそが、日本企業が世界で勝ち抜くための「信頼」の源泉になると確信しています。SherLOCKは、日本のAIリスク管理を世界レベルへと引き上げることを目指し、その先頭に立ち続けます。
3. 2026年の決意
SherLOCKは、AIを単なる効率化の道具としてではなく、社会の良きパートナーとして社会に実装していく責任を負っています。本年は、AIエージェントが自律的に動く際のAIリスクを可視化し、制御する技術開発および企業様へのご支援に一層注力致します。技術の進化に怯えるのではなく、アカデミアや世界レベルのAIリスク管理の深い洞察に基づいた正しい守り(ブレーキではなくアクセル)を固めることで、誰もが安心してAIの恩恵を享受できる社会の実現に邁進して参ります。
本年も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年1月1日
SherLOCK株式会社
代表取締役CEO 築地テレサ
【AIセキュリティとAIセーフティの定義(SherLOCK テックブログ)】
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AIエージェント時代の信頼を再定義する:なぜ今「AIセーフティ」と「AIセキュリティ」の統合が必要なのか
【会社概要】
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会社名:SherLOCK株式会社 (SherLOCK, Inc.)
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代表者:代表取締役CEO 築地テレサ
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設立日:2024年01月
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所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門五丁目9番1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 5階 TOKYO VENTURE CAPITAL HUB内
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事業内容:AIセキュリティ/セーフティソリューションの開発・販売、AIガバナンスのコンサルティング支援、それらに関連するR&D支援
【お問い合わせ先】
SherLOCKの詳細情報や製品デモについては、以下の広報担当連絡先までお問い合わせください。
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SherLOCK Webサイト:https://shlck.com/
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SherLOCK Noteサイト:https://note.com/sherlock_ai
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お問い合わせ / お客様サポート窓口:SherLOCKへのお問い合わせフォーム:
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SherLOCKお問い合わせメール:contact@shlck.com
以上
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