サウジのマンガプロダクションズと東映アニメーション共同制作アニメ映画『ジャーニー』がハリウッドのTCLチャイニーズシアターで封切られる。
プレミア上映会にエンターテインメント業界のVIPも参加
米国ハリウッド発 - 4月15日:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子「ミスク財団」の子会社であるマンガプロダクションズは、米国ハリウッドのTCLチャイニーズシアターでマンガプロダクションズと東映アニメーション株式会社の共同製作アニメ映画『ジャーニー』を封切りました。『ジャーニー』は、TCLチャイニーズシアターでプレミア上映されるアニメ史上2番目の作品です。
『ジャーニー』は、サウジアラビアの主流アニメ制作会社マンガプロダクションズと日本の大手アニメ制作会社東映アニメーション株式会社が先駆的なコラボレーションにより制作したサウジアラビア初の長編アニメ映画です。アラビア半島で描かれた壮大な物語をベースに、特徴的なアニメスタイル作画を採用した『ジャーニー』は、国際的な基準で世界の観客のためにコンテンツを制作し、アラブ地域の若者を支援し、地域の人々とその文化を紹介するマンガプロダクションズの目的を象徴しています。 本作は、2021年夏にアラブ9カ国と日本で先行放映し、批評家や観客から好評を博し大成功を収めました。
『ジャーニー』の制作は、マンガプロダクションズの進歩的なエスプリを持つサウジアラビアの若い男女が東映アニメーションのスタジオに派遣され、研修を受けて本作の制作に採用されました。サウジアラビアのチームは23歳から36歳までの若い男女で構成され、日本のチームは長いキャリアを持つ業界の大物で構成されています。同映画は、サウジアラビアの作家とアーティストがチームを組んで制作したサウジ初の長編アニメ映画であり大変ユニークな作品となっています。
マンガプロダクションズのCEOブカーリ・イサム氏は「サウジアラビア初のアニメを歴史的な劇場で上映し 『ジャーニー』を米国や世界の観客に紹介できることを光栄に思っています。このアニメ映画で世界中の観客と文化を共有できることが嬉しいです。日本のスタジオのパートナーと共に、アラビア半島から生まれた映画を今後も紹介できることを楽しみにしています。」と述べています。
東映アニメーション株式会社の顧問 清水慎治氏は「今回、マンガプロダクションと初の長編アニメーションの共同制作を行い、ユニークな文化交流の一端を担えたことを嬉しく思います。私たちと異なる文化を題材にした映画を作ることは興味深い挑戦でした。この作品は、年齢、言語、技術が混ざり合うことにより感動的な映画が生まれました。観客は、1つのスクリーンでサウジアラビアと日本の精神の融合を感じることでしょう!」と述べています。
『ジャーニー』は長編アニメーション映画で、サウジアラビアの説話もとにした壮大な物語です。平和な街を巨大な侵略軍から守らなければならない男たちを中心にストーリーは展開されます。
監督は『名探偵コナン から紅の恋歌』(17)や『GODZILLA 怪獣惑星』(17)の静野孔文氏、脚本は『ポケットモンスター』シリーズや『ドラゴンボール超』の冨岡淳広氏、キャラクターデザインは『逆転裁判』シリーズなどの岩元辰郎氏、音楽は『犬夜叉』(2000-2004)や『聖闘士星矢』(2009)などの和田薫氏が担当しました。 以上
【マンガプロダクションズ】は、アニメーション、ビデオゲーム、コミックの制作及び配給や、サウジアラビアの若者達の才能を発掘し教育や研修を行うこと、また、クリエイティブコンテンツ業界への投資事業などを行っております。地域のエンターテインメントコンテンツ産業をさらに発展させるべく、目的に応じたコンテンツを配信しています。
【東映アニメーション株式会社】は、アニメ製作、ライセンス事業、製品販売事業を主な事業とする日本の企業です。同社は3つの事業セグメントを通じて事業を展開しています。アニメ製作・販売事業では、劇場用・テレビ用アニメーションの企画・製作、制作放送権・ビデオ制作権の販売、パソコン・携帯端末向け映像配信サービスなどを主に行っています。
【マンガプロダクションズ = Manga Productions 会社概要】
所在地: Al-Fazary Square, Diplomatic Quarter, Riyadh, KSA
代表者: CEOブカーリ・イサム = Dr. Essam Bukhary
URL: http://manga.com.sa/
Twitter: https://twitter.com/manga_prd
問い合わせ: マンガプロダクションズ東京オフィス(東京・千代田区内幸町)
TEL: 03-5251-8020 Mail: info.tokyo@manga.com.sa
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