【補聴器おすすめ】500名の支援で見えた「人それぞれの聞こえの悩み」に対する解決策──池袋の「うぐいす補聴器」、新規顧客数500名を突破 #補聴器の日
「難聴は認知症の危険因子」という認識が定着しつつあり、難聴対策へのニーズは高まっています。あらゆる場面で「人とのコミュニケーション」は必須。日常生活に密着した補聴器がますます必要に。

生活に密着した「日常で使える補聴器」の提供を強みにするうぐいすヘルスケア株式会社(本社:東京・池袋、代表取締役:田中智子、以下当社)は、当社が運営する補聴器専門店「うぐいす補聴器」において、500名の顧客数を達成したことをお知らせいたします。

トピックス |
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(1)60‐70代のパワフルな方:自分で選びたいのに選べない 後悔:薦められるがまま/よく分からないまま、購入してしまった。 背後にある外部要因:補聴器メーカーがしのぎをけずり、新製品の発表スピードが激化。 解決策:複数メーカーから選択し、耳かけ/耳あな型・充電/電池式と様々な補聴器のタイプの長所・短所を説明し、本人に最適な補聴器を一緒に選定。 |
(2)80‐90代の訪問介護中の方:ケアマネージャーやヘルパーさんが来るが、聞こえないので意思疎通が図れない 悩み:病院やお店に行くのも介護タクシーの手配などで一苦労。補聴器を買ったけど音が合わなくなったので聞こえない。 背後にある社会的ニーズ:住み慣れた自宅で過ごしたいという方は全体の6割。社会保障費の観点からも今後自宅で過ごす方が増える。 解決策:自宅という日常生活での補聴器の音の調整と、ケアマネなど多職種との連携が重要。 |
500名の新規のお客様から、聞こえに関する多様な悩みが明らかとなりました。
当社が運営する「うぐいす補聴器(以下当店)」では、2020年の開業当初から「補聴器を販売するだけでなく、人生を楽しむためのツールとして活用できるよう支援する」ということを理念に、"補聴器の習慣化"を実施してきました。「補聴器を購入したのに、よく聞こえない」「お店ではよく聞こえていたと思ったのに、家に帰るとあまり良くない」といったお悩みを解消するため、当社は様々な対応策で聞こえの問題に対処しております。

5年間、500名のお客様にお会いする中で、現代の高齢者の聞こえの問題に対する悩みが多様化していることが見えてきます。
(1)60‐70代のパワフルな方:自分で選びたいのに選べない
後悔:「薦められるがまま/よく分からないまま、購入してしまった。」
当店に来店されるお客様の多くは、現役でお仕事をされていたり、趣味の旅行やカフェ巡りに精力的に取り組まれたりするなど、人生をパワフルに楽しんでいらっしゃいます。そういった方々は、早くからご自身の聞こえに関する問題にも積極的に取り組み、5~6年前に加齢による聴力低下を感じ、初めての補聴器を購入されています。
初めての補聴器購入から5~6年が経過し、「最近、聞こえづらくなってきた」とか「今の補聴器には最新の機能が付いており、より良い製品が出ているのではないか」と考えるようになり、補聴器の買い替えを検討される方が増えています。
そこでお客様が思い当たるのが、最初の補聴器は、「選択肢がなかった」ということです。まったくよく分からないから、「店員にオススメされるがままに買ってしまった」「本当にこの補聴器でよかったのか?」と疑問を抱き、「今度は自分で選びたい」と思うようになってきます。
当店にご来店いただいた方の6割は、補聴器の買い替えのご相談で、多くは「今度は自分で納得したものを選びたい」というニーズでした。

補聴器メーカーがしのぎをけずり、新製品の発表スピードが激化
10年前までは3年に1度の新商品発売であったところ、ここ2、3年はAI機能の搭載など機能の進化が進み、1年に1回というハイペースで新商品が登場しています。

補聴器の種類は多種多様です。同じ形でもランクが異なると機能が大幅に異なり、数百種類あると言われています。このように多様な選択肢から、補聴器を初めて利用するユーザーが選ぶことは容易ではありません。

解決策:取扱メーカーは5メーカー。さらに、耳かけ型・耳あな型・充電式・電池式と様々な補聴器のタイプの長所・短所を説明し、ご本人に最適な補聴器を一緒に選定。
補聴器は多種多様です。たくさんの中から選べると言っても、ご自身で選ぶのは簡単ではありません。当店では資格を持ったスタッフが、ご本人が普段どのような生活をされているのか、どのような場面で聞きづらいのか、器用さ、電池の持ちに対する不安など、様々な角度からご本人の生活に合ったものをご提案し、納得の上で購入していただけるような仕組みを整えています。

(2)80‐90代の訪問介護中の方:ケアマネージャーやヘルパーさんが来るが、聞こえないので意思疎通が図れない
悩み:病院やお店に行くのも介護タクシーの手配などで一苦労。補聴器を買ったけど音が合わなくなったので聞こえない。
当店は、自宅や介護施設に訪問し、補聴器の調整を行っております。お引き合いが増える中、よく聞くのが、「今までは夫と二人暮らしだったから別に聞こえなくても大丈夫だったけど、介護が必要になったら、ケアマネージャーさんやヘルパーさんなど、人が頻繁に家に来るようになった。そういった人とコミュニケーションがスムーズにとれない」「聞こえが悪くて補聴器を持っていたけど、補聴器を着けても聞こえないから使ってない。聴力が落ちたのか、補聴器が壊れたのかすらも分からない。お店に行くのは遠くて行けなくなった」という声です。

住み慣れた自宅で過ごしたいという方は全体の6割。看取り難民も懸念される。
日本財団の調査※1によると、住み慣れた自宅で最後まで過ごしたいと希望しているのは、全体の約6割。また、中央社会保険医療協議会※2によると、高齢化の進展により2040年には約49万人分の看取りの場所が不足する見込みとされ、医療機関や介護施設以外の看取りの場所の確保が必要とされている。
これらの状況を踏まえ、厚生労働省※3では、「2025年(令和7年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進」しています。
まさしく今年2025年は、その仕上げの年。今後ますます、ご自宅で過ごす方が増えると予想しています。
※2 中央社会保険医療協議会「わが国の医療についての基本資料」
※3 厚生労働省ホームページ

解決策:自宅訪問での調整と多職種連携
当社では、ご自宅や入居中の施設に訪問し、日々過ごされている生活の中で、補聴器の調整を実施することで、日常生活でしっかり使える補聴器にしています。ご家族との会話がスムーズになるだけでなく、テレビをつけて、ボリュームが10下がった、普段使っている体温計の音が聞こえた、など、生活している環境にお邪魔させていただくからこそできることです。また、補聴器を着けることが難しければ、ヘルパーさんに使い方の説明をしたり、補聴器に慣れるのに時間がかかりそうであればケアマネージャーさんに連絡し、補聴器を毎日つけているかの声かけをしてもらうように連携したりするなど、地域全体で支えられるよう、多職種連携も実施しています。

悩める「パワフルシニア」「ご自宅で介護を受けるシニア」を支えてきた、うぐいす補聴器
当店は、これらの、一見、別々の悩みに感じられるお悩みを持つシニアの方々に、様々なアプローチで支えてきました。うぐいす補聴器では、500名のお客様、それぞれの多種多様なお悩みに対応できる、専門資格を持った専門家が在籍しています。

今後、うぐいす補聴器が目指す補聴器専門店の姿

うぐいす補聴器 代表 認定補聴器技能者 田中智子
「補聴器を買ったのにうまく聞こえない」「本当に自分の補聴器は合っているのか?」そんな補聴器ユーザーの悩みを聞き、単に補聴器を売るお店ではなく、「日常生活で補聴器をしっかり使えるようにする」ことをサポートできるお店が必要だ!との思いで、うぐいす補聴器を立ち上げました。補聴器は、決して老いの象徴ではありません。人生を楽しむことができるツールです。目が悪くなれば眼鏡をかけるように、耳が悪くなれば補聴器を着ける、このような考え方が当たり前となる社会を実現することが、うぐいす補聴器のミッションです。ただし、補聴器は、つけてすぐ聞こえるようになるものではなく、音に慣れるための期間が必要です。その期間を、様々な選択肢を持ち、寄り添ってサポートできるのがうぐいす補聴器の強みです。これからもミッション遂行に向けて、人材などの体制をさらに整え、聞こえに悩む皆様の力になるべく邁進します。
うぐいす補聴器は、顧客数が500名に到達したことを受けて、気を引き締め、さらなる努力を重ねて、聞こえに悩むご本人やそのご家族、地域包括ケアシステムに関わる多職種の皆様と連携し、聞こえの問題と”日常で使える”補聴器の普及に取り組んでまいります。
うぐいす補聴器とは
全員が有資格者(言語聴覚士・認定補聴器技能者)による、補聴器の相談・聞こえの相談に乗っています。補聴器はつけてすぐ聞こえるようになるわけではありません。聞こえるようになるための”習慣化”が必要です。また、日常的に使用するための定期的なメンテナンスも欠かせません。「日常生活で補聴器をしっかり使える」よう、様々な角度からサポートを実施しています。

うぐいすヘルスケア株式会社
屋号:うぐいす補聴器
代表取締役:田中 智子
所在地:〒141-0014 東京都豊島区池袋2丁目36-1(受付は6階)
事業内容:補聴器の販売・貸出、補聴器を使いこなすための寄り添いサポート事業
設立:2020年4月
Web Site:https://uguisu.co.jp/
連載実績:小学館 介護ポストセブン「聞こえを考える」
https://kaigo-postseven.com/series/2341
日刊ゲンダイヘルスケア「認知症を予防する補聴器のすべて」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5080/834
うぐいす補聴器は聞こえに悩む方に補聴器を日常的に装用できるようにするエキスパート集団です。毎日、一日中補聴器を着けられるように、補聴器の器種の選定・装用指導・多職種連携・自宅訪問・数値での効果測定に強みを持ち、補聴器を使い続けられるよう伴走支援。なくてはならない補聴器になることをゴールとしており、耳鼻咽喉科医、在宅医療医、地域包括支援センター、ケアマネージャーなどと連携し、ご本人を真ん中に据え、多職種が連携してご本人を支える「地域包括ケアシステム」の中に、補聴器店も積極的に参加すべきとして活動しています。
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