未来へ羽ばたく福島の高校3年生へ。最後のお弁当を包んで門出を祝える特別紙面「祝・福島卒弁民報」を発行
〜保護者の温かいメッセージが詰まった新聞を読んで、記憶に残るお弁当時間を〜
2025年1月21日、福島民報社は、お弁当の包み紙になる特別紙面『祝・福島卒弁民報』を発行いたします。紙面には、高校最後のお弁当の日を迎える高校生へ保護者から寄せられたメッセージがあしらわれ、お弁当を包む「ふろしき」となって高校生たちの手元へと届きます。読んでさまざまな思い出を噛み締めながら、最後のお弁当を味わっていただけます。
企画背景
福島民報社は1892年の創刊以来、地域密着をモットーに、県民紙として親しまれながら福島県民とともに歩んできました。14年前に東日本大震災を経験し、「地元を元気にしたい」という思いを一層強めた我々は、県民へ笑顔や温かな時間をもたらす活動に精力的に取り組んでいます。
福島の復興とともに歩んできた世代とも言える高校3年生たち。いよいよ卒業を目前に控え、家族との時間に一つの区切りを迎えます。福島民報社は、地域に根差した新聞社として、彼らに保護者からの愛を目一杯受けとって元気に羽ばたいていってほしいと考え、『福島卒弁民報』を企画しました。
12月からあらかじめ保護者を中心にメッセージを募集し、紙面に掲載しています。保護者が毎日のお弁当づくりで込めていた想いや、知られざる裏話など、お弁当生活を締めくくる言葉が並びました。最後のお弁当をきっかけに、福島で過ごした記憶がこれからの人生を温めるものになれば、と願っています。
卒弁民報とは
福島卒弁民報は、本日の朝刊の挟み込みとして掲載され、最後のお弁当の日に、各家庭でお弁当箱を包んで使用されていくことを想定しています。
保護者や地域の方々、福島県出身の県外の方など総勢78名から、メッセージをいただきました。この企画は福島民報社と博報堂の共同の取り組みです。
メッセージ例
●帰ってきてすぐ「弁当出して」が口癖でした。ケンカしては「弁当作ってあげない」なんてことも言ってみたり。それでも家の弁当が一番と言ってくれました。誰かに作るようになったころ思い出すかな。いつもキレイに食べてきてくれてありがとう。これからも応援しています。(みきみか母・広野町)
●好き嫌いの多かった幼稚園から、ヘルシー志向でスープ弁当になった高校生。毎日あなたの笑顔を思い浮かべて作ったよ。父と娘の最後のお弁当、笑顔になってくれるかな。(うーパパ・いわき市)
デザイン
〈裏面詳細〉
お弁当を食べながら読みたい、お弁当にまつわるエピソードなどが並びます。
ヘッドラインは、寄せられた保護者からのメッセージから引用したもの。
紙面左下には、メッセージを書き込むことができる通信欄付きです。
〈包み方〉
ウェブサイト
寄せられたメッセージの全文は、下記URLからご覧いただけます。
https://www.minpo.jp/pub/sotsubenminpo
後援
福島県教育委員会、福島県私立中学高等学校協会
本件に関するお問い合わせ
福島民報社 東京支社
電話番号:03-6226-1001
メールアドレス:sotsuben@fukushima-minpo.co.jp
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