2021年、大谷翔平の歴史を変えたシーズンを徹底解析。フォーシーム主体のコンパクトな投球、両脚の使い方の進化とバットの軌道が変化したスイングなど、スポーツ動作解析研究の視点から解説するファン必読本。
MLBが4月8日(日本時間)に開幕。『大谷翔平2021年データブック』を日東書院本社(辰巳出版グループ、本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣瀬和二)より2022年3月17日に全国書店にて発売開始。
筑波大学でスポーツ選手の動作解析研究を行っている川村 卓(かわむら ・たかし)准教授が、ピッチングではコンパクトな投球と多用したフォーシーム、バッティングでは両脚の使い方の進化とバットの軌道の変化、そしてフィジカルの秘密など、大谷翔平選手の46本の全本塁打と156の奪三振をスポーツ動作解析研究の視点から図解入りで徹底解説。
- 目次
巻頭特集/はじめに/本書の見方
PART1:2021シーズン躍進の秘訣
PART2:前半戦のピッチング
PART3:前半戦のホームラン
PART4:後半戦のピッチング
PART5:後半戦のホームラン
データで振り返る2021シーズンのピッチング
データで振り返る2021シーズンのホームラン
おわりに
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4528023806/
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- 大谷翔平の魅力とは
※本文~はじめに~より抜粋
本書は、多くの野球ファン、関係者、指導者、選手たちの記憶に残る大谷翔平選手の2021シーズンを振り返り、その成長や進化を、分析を通じてひも解いていくということが狙いです。
私は2021シーズンの大谷選手を「監督・指導者」としての立場と「分析をする研究者」としての立場で見ていました。
「監督・指導者」としては、大谷選手の監修を魅了するプレーに「いつかケガをしてしまうのではないか」と、ドキドキしながら見ていました。結果的に大きなケガもすることなく、無事にシーズンを終えることができたわけですから、2022シーズン以降も無事に1年を過ごしてもらいたいと切に願っています。
そうすれば、結果もついてくるでしょうし、チームに大きな影響を与えるでしょう。
「分析をする研究者」としては、本当に楽しみでしかなく、常識を超えるプレーの数々にワクワクしました。とくにホームランの飛距離といい、弾き返した球種やコース、球速といい・・・。メジャーで活躍すること自体が難しいなか、あれだけのホームランを量産することにびっくりするばかりでした。
大谷選手のプレーのどこに驚かされ、楽しみをもらったかは、本書でじっくりと解説したいと思います。
本書をお読みいただきながら、改めて彼のすごさを感じ、進化への葛藤を知っていただき、2022シーズン以降への期待を膨らませて頂きたいと思います。
筑波大学体育系准教授 川村卓
- 46本の全本塁打解解説
- 156本の奪三振配球図解解説
<著者プロフィール>
川村 卓(かわむら たかし)
1970年生まれ。筑波大学体育系准教授。筑波大学硬式野球部監督。全日本大学野球連盟監督会幹事、首都大学野球連盟常務理事。
札幌開成高校時代には主将・外野手として夏の甲子園大会に出場する。また筑波大学時代も主将として活躍。
筑波大学大学院修士課程を経た後、北海道の公立高校で4年半、監督を経験する。
その後2000年12月に筑波大学硬式野球部監督に就任。18年明治神宮大会出場を果たす。
主にスポーツ選手の動作解析の研究を行っている。
主な著書に『「次の一球は?」野球脳を鍛える配球問題集』、『「次の一球は?投手編」野球脳を鍛える配球問題集』(共に辰巳出版)などがある。
<商品概要>
書籍: 『大谷翔平 2021年データブック』
著者: 川村 卓
定価: 1,980円(本体1,800円+税)
体裁: 四六判/256ページ(4C:16P 1C:240P)
ISBN: 978-4-528-02380-2
発売日: 2022年3月17 日
発行: 日東書院本社(辰巳出版グループ)
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