積水メディカル 岩手工場が環境省から「自然共生サイト」に認定されました

積水化学工業株式会社

 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太)のグループ会社である積水メディカル株式会社(代表取締役社長:高橋栄一)の岩手工場(所在地:岩手県八幡平市、以下「当工場」)が、環境省から「自然共生サイト」※に認定されました。この度の2023年前期が「自然共生サイト」の初回認定であり、当工場は認定を受けた122サイトのうちの1つとなります。


 当工場は、十和田八幡平国立公園の岩手山を含む八幡平地域から続く広大な山域の山麓部に位置している豊かな自然に囲まれた工場で、環境に配慮した排水処理システムやCO2削減などを実施し、かけがえのない自然環境との共生を図りながら、高品質な医薬品を製造しています。


 この度の認定は、当工場敷地内の動植物や湧き水に生息する生き物などを調査した結果、951種の動植物が生育・生息しており、その中でもカモシカ(特別天然記念物)やヤマネ(天然記念物)など22 種の希少種が確認されたことと、従業員による落葉広葉樹の継続的な植樹、トウホクサンショウウオやモリアオガエルの産卵場所の整備などの、生物多様性に貢献する環境づくり、自然の循環を活かした持続可能な維持管理が、専門家から高い評価を受けたことによるものです。

 積水化学グループは、生物多様性が保全された地球の実現に貢献するために、環境長期ビジョン「SEKISUI環境サステナブルビジョン2050」に基づき、取り組みを行っています。ステークホルダーとのパートナーシップを強化し、自然環境課題のみならず社会環境課題の解決を意識した活動へと進化し、自然資本だけでなく社会資本へのリターンにも貢献する活動を行い、ネイチャー・ポジティブな地球を実現していきたいと考えています。

積水化学グループの生物多様性への対応

https://www.sekisui.co.jp/sustainability_report/eco/initiatives/biodiversity/


※自然共生サイト:「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する区域。

生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標が採択されました。この世界目標に、2030年までに陸と海の 30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする30by30目標が盛り込まれました。日本では、「30by30ロードマップ」が公表され、この中で、国立公園等の保護地域の拡張に加え、OECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)を設定することが主要施策とされています。

環境省「自然共生サイト」

https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/


以上


<ご参考>

積水メディカル株式会社 岩手工場

所在地 岩手県八幡平市松尾4-115

生産品目 医薬品原薬、医薬中間体


積水メディカル株式会社

代表取締役社長 高橋栄一

本社所在地 東京都中央区日本橋二丁目1番3号

資本金12億75百万円(積水化学工業㈱出資比率100%)

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会社概要

積水化学工業株式会社

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URL
https://www.sekisui.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪市北区西天満2丁目4番4号
電話番号
03-6748-6460
代表者名
加藤 敬太
上場
東証プライム
資本金
1000億200万円
設立
1947年03月