学術報告誌『地球・宇宙・未来』を創刊!
新たな科学的議論の場が誕生!学術報告誌『地球・宇宙・未来』創刊
大和大学社会学部SDG研究推進室は、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、千葉大学の研究者らと共同で、新しい学術報告誌『地球・宇宙・未来』(英名, 「Globe, Universe, Next future, Discussions And Mentions」を7月8日に創刊しました。本雑誌は、誰もが投稿可能で、無料で読むことができるオープンアクセスジャーナルであり、幅広い読者に科学的な議論のプラットフォームを提供します。
また、本雑誌は対象分野の幅広さが特徴で、科学と社会の関係を中心に据えつつも、文系のオールジャンルをカバーしています。(理系の内容も「研究紹介」で投稿可能です)。特定の分野の雑誌では投稿しづらい分野をまたいだ内容なども投稿可能であり、多くの方々にとって知見の共有の場となることを目指しています。
また、今回の編集には、バンダイナムコグループが推進するサスティナブルプログラム「ガンダムオープンイノベーション」の採択パートナーとして認証を得ているメンバーが参加。地球・宇宙・未来というテーマで「宇宙世紀」に向けて、研究者、研究に関心のある学生、科学や社会の問題に関心のある一般社会人など多くの方々に学術コミュニケーションの活性化を図ります。
詳細については本雑誌のウェブサイトをご覧ください。
【本誌が掲載対象とするテーマ】
本誌では、地球・宇宙・未来に関連するテーマ、科学技術研究と現代社会の関係、科学コミュニケーション、倫理的・法的・社会的課題等を含むテーマを扱った内容などを広く掲載します。
※上記の刊行趣旨において創刊された雑誌ですが、特定の創作作品の作品論・キャラクター論・ストーリーの解釈などを含む内容は掲載対象外とします。
※また内容は執筆者の研究開発に基づき執筆されるものであり、バンダイナムコグループの見解を示すものではございません。
本誌は、WEBサイトにて無料で公開されます。創刊号には『「ガンダムは何学部で探究できるのか?」―あらゆる興味関心をガンダムにむすびつけるキャリア教育―』(京都大学総合博物館准教授、塩瀬隆之)『シリアスゲームを介した対話がもつ科学コミュニケーションとしての可能性』(実践女子大学人間社会学部准教授 標葉 靖子)などの原稿を掲載しています。
詳しくは本雑誌の公式サイト『https://www.u-elsi.org/』まで
~補足情報~
【ガンダムオープンイノベーションについて】
ガンダムオープンイノベーションとは、この現実世界において「宇宙世紀」を新たに捉えなおし、ガンダムの世界同様に現実世界が抱えている「社会課題」に対して、「ガンダム」と「未来技術」を掛け合わせることにより未来の夢と希望を現実化するプログラムです。
[詳細はこちら] https://www.bandainamco.co.jp/guda/goi/
【U-ELSI(ユー・エルシー)について】
U-ELSIは、大学でAIやIoTを用いた研究を行う中で、先端技術のELSI(倫理的・法的・社会的課題:Ethical, Legal and Social Issues)と向き合うことの重要性を日々実感しており、研究や市民参加を活性化させていくべきであるという課題意識をもっていました。そうした中でガンダムオープンイノベーションの存在をネットで知り、「ガンダム」のもつ発信力が課題解決に繋がると考え、本プロジェクトを提案させていただきました。
「ガンダム」シリーズは、比較的リアルなロボットものとして人類の未来を描いてきた作品であるため、先端技術のELSIについて考える際の題材として有用であると考えています。本プロジェクトでは、研究者、企業人、ガンダムファンなどの関係者を巻き込みながら、宇宙世紀のような未来社会を構成する新技術のELSIを抽出・整理し、それらの結果と「ガンダム」を組み合わせた教育コンテンツの作成などを通して、ELSI議論を活性化していくことを目指します。
[詳細はこちら] https://www.bandainamco.co.jp/guda/goi/media/partner10.html
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