相模原赤十字病院が常勤医師の負担軽減と断らない救急を実現する「Dr.’s Prime Work」を導入
神奈川県 相模原市に位置し、地域医療における重要な役割を果たしている相模原赤十字病院にDr.’s Prime Workの活用事例についてお話を伺いました。
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これまで、同院の内科輪番日の救急対応は常勤医師のみで行っておりました。しかし、医師の働き方改革の影響により常勤医師が当直帯の救急対応を担うことが困難となったため、「Dr.'s Prime Work」を導入いたしました。この取り組みにより、常勤医師の負担を軽減しつつ、救急患者を断らない医療体制の実現を図っております。
■医師の働き方改革の影響で当直か外来の2択を迫られた
相模原市内の輪番日を従来は常勤医師のみで対応していましたが、医師の働き方改革の影響により、当直勤務をした医師は翌日の外来診療が難しくなるという問題が生じていました。その結果、病院として「救急対応を優先するか、外来診療を維持するか」という二者択一を迫られる状況が課題となっておりました。上記の問題を解決すべく医師の負担を軽減しながら2次救急輪番日の救急体制を維持できることを目的に導入を決定しました。
■導入後の効果
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要請の多い救急対応が可能に
導入当初は条件に合う医師を見つけるのに苦労しましたが、2〜3ヶ月で多くの救急車の受け入れが可能な医師の紹介を受け、適切な救急医療の提供が実現しました。内科輪番日であっても外科の患者が搬送されるケースがありましたが、Dr.'s Primeの医師は可能な限り受け入れ、救急隊や患者に貢献しています。
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救急体制の最適化
内科輪番日の際、病棟管理の医師を2名配置し、準夜帯と深夜帯で交代勤務。救急患者の主治医は病棟管理医師が引き受けるルールを設定しています。全診療科のカンファレンスを毎朝開催し、患者の診療科振り分けをすることによって、受け入れ数の最大化を図り内科・外科問わず空いている病棟に入院できる仕組みを整備しました。
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常勤医師の負担軽減と救急の継続
以前は輪番日に勤務する医師が救急対応、入院指示、病棟管理まで1人で対応していたが、現在は業務を分担でき、負担が大幅に軽減しました。Dr.'s Prime導入後の医師の応需率は100%を維持しており、内科輪番日の受け入れ・入院数も回復傾向にあり、病院経営にも良い影響を与えています。
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■株式会社Dr.'s Primeについて
Dr.'s Prime Work は「救急車のたらい回しをゼロにする」という想いを実現すべく、2次救急病院、3次救急病院を中心に「救急を断らない非常勤医師」のご紹介と救急体制改善の支援を行っております。
「Dr.’s Prime Work」を導入する事で「医師採用の強化・常勤医師の当直負担の軽減」と「応需率改善による救急車の受入の最大化」を実現することが可能となります。
代表者:代表取締役 田 真茂
設立:2017年4月
所在地:東京都台東区西浅草2丁目27番7号 浅草TFビル2階
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