外国人技能実習制度から育成就労制度が導入されることを受け、「適正な受け入れと人材育成の意義、新たな制度へ」をテーマに、シンポジウム(静岡市)を開催
一般社団法人グローバル人財サポート浜松(静岡県、代表理事 堀 永乃)は、適正な外国人労働者の受け入れと人財育成が果たす意義について、みなさまと考えるシンポジウムを開催します。
外国人技能実習制度については、これまでに劣悪な労働環境、賃金の不払い、人権侵害など様々な問題点が指摘され、制度の廃止に向けたシンポジウムの開催など制度の功罪の罪に焦点が当たる一方で、途上国の人材育成や途上国への技術移転などについては、大きくは焦点が当てられてきませんでした。実際には、非常に素晴らしい取り組みを行なっている事業所(実習実施者)があることを周知する必要があるということから、一般社団法人グローバル人財サポート浜松は、外国人技能実習機構とともに議論を重ね、このたび、外国人技能実習制度シンポジウム〜適正な受け入れと人材育成の意義、新たな制度へ〜を開催することになりました。
本シンポジウムでは、今般、外国人技能実習制度が発展的に解消されて育成就労制度が導入されることが決定したことを踏まえ、これまでに技能実習制度が果たしてきた役割について、好事例等を通して理解を深める機会を設けました。適正な技能実習生の受入れ、ひいてはよりよい人材育成につながる取り組みについて、皆様と共に考えていきます。
現在外国人労働者を受け入れていらっしゃる事業所の方や監理団体のみなさん、将来外国人労働者を受け入れようとされている事業所のみなさま、この機会にぜひご参加ください。

外国人技能実習制度シンポジウム
〜適正な受け入れと人材育成の意義、新たな制度へ〜
日時:令和7年3月14日(金) 13:30〜16:30
場所:クーポール会館(静岡市葵区紺屋町2−2)
開催方法:ハイブリッド(対面・オンライン)にて
申し込み方法:https://forms.gle/6dKuVpjfa8CHAhtc6
シンポジウム内容
第1部:事例報告(13時40分〜14時00分)
「元技能実習生が母国において活躍している事例について」
技能実習制度で来日した外国人が、技能実習を通じて技能を習得し、母国に帰った後、日本で身に着けた技能等を活用することにより、日系企業等における欠かすことのできない人材となって活躍している好事例について紹介します。
発表者: 望月 英(Suzuki Indomobil Motor Strategic Planning Department General Manager)
第2部:パネルディスカッション(14時00分〜15時15分)
「受入れ企業が果たすべき役割と適正な受入れが与える影響について」
技能実習生を含む外国人労働者を適切に受け入れることにより、受入れ企業、地域社会等にどのような影響を与え、それが将来、地域社会にどのような影響を与えることになるのか、それぞれのお立場で議論いただきます。
コーディネーター:藤沢久美(国際社会経済研究所理事長)
パネリスト:平野利直(平野ビニール工業株式会社代表取締役社長)
川口俊徳(厚生労働省職業安定局外国人雇用対策課長)
小川幹子(経済産業省通商政策局ビジネス・人権政策調整室長)
田平浩二(外国人技能実習機構 総務部長)
鈴木康友(静岡県知事)
第3部:取組事例紹介(15時15分〜16時00分)
「職場内環境点検に関するセルフチェックシートについて」
トヨタ財団の助成で開発した外国人労働者の職場環境適正化セルフチェックシートについて紹介を行います。
説明者:長野修一(弁護士法人長野法律事務所弁護士)
情報交換会(16時00分〜16時20分)※アンケート記載
各所参加団体より事業紹介、相談窓口や教育補助金などについてご案内します。
後援
外国人技能実習機構、静岡県、名古屋出入国在留管理局
助成
トヨタ財団
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