糸島市のグローバル人材育成スタートアップが、米国ミネルバ大学の学生3人をインターン受け入れ
〜「面白がり力」をテーマに2.5ヶ月の研究活動を開始〜
日本企業向けにグローバル人材育成およびリーダーシップ開発を行う株式会社ラーナーズラーナー(福岡県糸島市、CEO黒川公晴)は、ミネルバ大学(米国)と連携し、同大学の学生3名を受け入れ、「次世代リーダーに求めらる資質」をテーマとした研究・実装プロジェクトを始動することをお知らせします。
AIやデジタル技術の急速な発展により、個人や企業をとりまく環境はこれまでになく不確実性が高まっています。こうした時代においては、特定のスキルや知識を一度身につけるだけでは対応が難しく、変化に応じて学び続け、状況に適応していく力が、リーダーにとって重要な資質となりつつあります。
そこで今回、株式会社ラーナーズラーナーでは米国ミネルバ大学と連携し、同大学の学生3名を受け入れ、日本企業のリーダーに必要とされる力を探究する試みを開始します。本プロジェクトでは、不確実性や摩擦のある状況そのものを学びへと転換できる力を「面白がり力(Omoshiro-gari Ryoku)」と位置づけ、
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概念の定義
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研究知見と事例の整理
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企業での導入可能なプログラム設計
までを一体で探究していきます。
この力を持つリーダーは、変化の激しい環境下でも学び続けることができ、不確実性を脅威ではなく探究対象として捉え、周囲に好奇心と学習の文化を広げていくといった行動特性を示すと考えられています。
ラーナーズラーナーでは、これまでに約60社・延べ1000名に及ぶ日本企業のビジネスリーダーに対し、リーダーシップ開発プログラムを提供してきました。その中で、成長し続ける人とそうでない人の違いとして見えてきたのが、未知や摩擦のある状況に対して好奇心を向け、試行錯誤を通じて学習を自律的に駆動できるかどうか、という点です。
AI時代においては、「何を学ぶか」以上に、不確実性の高い状況そのものをいかに学びへと転換できるかが、組織の持続的な適応力を左右すると考えられています。
今回の取り組みを通じて、「面白がり力(Omoshiro-gari Ryoku)」の再現性や、その力が発揮されやすい環境づくりの知見を整理し、グローバルな舞台で活躍できる日本のリーダーを一人でも多く生み出すことを目指していきます。プロジェクトは2026年1月末~4月に実施され、終了後には成果共有および関係者との対話の場を設ける予定です。
■インターン学生プロフィール
Yilun Chen(Allen Chen)
Allen Chen is an Arts & Humanities student at Minerva University and the co-founder of Ausna, a network for initiators. He is a cross-disciplinary entrepreneur with strong expertise in philosophy, computer science, art, and music. As a researcher in UIUC CS Lab, he co-authored novel papers on AI and social computing that were published in major conferences. As a mathematician at Minerva Quant, Allen engineered the quant algorithm that achieved a state-of-the-art 1400% return to $350K. As an artist and musician, Allen's award-winning art pieces have exhibited in multiple galleries and has performed in bands for live shows around the world. Most importantly, Allen Chen has a strong faith in humanity, with a life mission to leverage the possibilities of humanity in terms of creativity, curiosity, and collaboration. Right now, Allen's first startup, Ausna, is helping Minerva students initiate and match strong project opportunities and talents across the cohorts.

Allen Chen(アレン・チェン)は、米国ミネルバ大学のアーツ&ヒューマニティーズ専攻の学生であり、イニシエーターのためのネットワーク「Ausna」の共同創業者です。哲学、コンピュータサイエンス、アート、音楽といった分野に強みを持つ、学際的な起業家として活動しています。UIUC(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)のコンピュータサイエンス研究室では研究者として、AIおよびソーシャル・コンピューティングに関する新規性のある論文を共著し、主要な国際学会で発表しました。
また、Minerva Quantでは数学者として、最先端水準となる1,400%のリターン(約35万ドル)を達成したクオンツアルゴリズムを設計・開発しています。
アーティストおよびミュージシャンとしても活動しており、受賞歴のあるアート作品は複数のギャラリーで展示され、バンドの一員として世界各地でライブパフォーマンスを行ってきました。
そして何よりも、Allen Chenは人間そのものの可能性に強い信念を持っています。創造性、好奇心、そして協働を通じて人類の可能性を引き出すことを、自身の人生の使命としています。現在は、自身初のスタートアップであるAusnaを通じて、ミネルバ大学の学生が世代(コホート)を越えて主体的にプロジェクトを立ち上げ、優れた機会と才能をマッチングできるよう支援しています。
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George(Qiaomu) Li
Qiaomu Li is a Business student at Minerva University with a strong interest in human development. He is the founder of ReCreate, an AI thinking partner designed to help lifelong learners remember what they learned by turning the knowledge they forgot into the inspiration they seek to improve their lives. He works on ReCreate as a scalable intervention for a broad audience; meanwhile, he is learning to become a Growth Edge Coach to foster leadership development and transformational change, helping individuals and organizations build the capacity to handle increasing complexity.

Qiaomu Li(チャオムー・リー)は、米国ミネルバ大学のビジネス専攻の学生であり、人間の成長・発達に強い関心を持っています。生涯学習者のためのAI思考パートナー「ReCreate」の創業者で、学んだはずなのに忘れてしまった知識を、人生をより良くするための“新たなインスピレーション”へと変換することを目的としたプロダクトを開発しています。ReCreateは、個人に限らず幅広い層に届けることを前提とした、スケーラブルな介入(インターベンション)として設計されており、Qiaomuはその事業化と実装に取り組んでいます。
同時に、リーダーシップ開発と変容的な変化を支援するため、Growth Edge Coachとしてのトレーニングも受講中です。個人や組織が、ますます複雑化する環境に向き合い、対応していくための「器(キャパシティ)」を育むことを目指し、実践的な学びを深めています。
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Alicja Urbańska
Alicja is a Computational Sciences and Natural Sciences student with a broad research interest in applying computational and analytical approaches to scientific questions. Her experience spans polymer chemistry, mathematical modelling, computational chemistry for biotechnology, and cognitive science research in psychology. She is particularly interested in defining learning- and curiosity-driven capabilities and understanding the behavioural and cognitive processes that underpin them. She previously worked as a research intern in the Minerva Psychology Lab and is currently involved in research for ChildrenHelpingScience.com, supporting the design and evaluation of large-scale behavioural studies. Through this internship, she is exploring “Omoshiro-gari Ryoku” as both a conceptual framework and a practical leadership capability, examining how individuals cognitively frame uncertainty and translate curiosity into observable learning behaviours within organizational contexts.
Alicja(アリツィア)は、計算科学および自然科学を専攻する学生で、計算的・分析的アプローチを用いて科学的問いに取り組むことに幅広い研究関心を持っています。これまでに、高分子化学、数理モデリング、バイオテクノロジー分野における計算化学、ならびに心理学における認知科学研究など、複数の領域にまたがる研究経験を積んできました。特に、学習や好奇心によって駆動される能力をどのように定義できるのか、そしてそれらを支える行動的・認知的プロセスがどのようなものかを理解することに強い関心を持っています。これまで、ミネルバ大学心理学研究室にてリサーチ・インターンとして勤務したほか、現在は ChildrenHelpingScience.com の研究プロジェクトに参画し、大規模な行動研究の設計および評価を支援しています。
本インターンシップを通じてAlicjaは、「面白がり力(Omoshiro-gari Ryoku)」を概念的なフレームワークであると同時に、実践的なリーダーシップ能力として捉え、個人が不確実性をどのように認知的に位置づけ、好奇心をどのように観察可能な学習行動へと転換していくのかを、組織文脈の中で検証しています。
■株式会社Learner’s Learnerについて
「学ぶ力の再創造」をミッションに、米国ミネルバのリーダーシップ教育を日本に展開。複雑化する社会に対応する「適応型リーダーシップ」を、実践型プログラム「Managing Complexity」にて提供中。企業・自治体・教育機関など多様なフィールドで導入が進む。
会社名:株式会社 Learner’s Learner(ラーナーズラーナー)
所在地:〒819-1631 福岡県糸島市二丈福井3119-4
CEO:黒川公晴
HP:https://www.learnerslearner.com/
公式note:https://note.com/learnerslearner
株式会社Learner’s Learner CEO 黒川公晴
2006年外務省入省。外交官としてワシントン、イスラエルに駐在。通商交渉や日本のアートプロモーションを担当。その後、安保・経済領域での様々な交渉に携わる傍ら、首相·外相の英語通訳を務める。2018年に独立以降、ファシリテーターとして国内外企業の人材・組織開発を支援。事業開発、自立型組織作り、ビジョンバリュー策定、 紛争解決等のサポートを行う。2021年ミネルバプロジェクト社と事業提携し、リーダーシップ開発プログラムを国内正式展開。ペンシルバニア大学組織開発学修士。著書は「ミネルバ式最先端リーダーシップ」「総理の通訳が語る世界で戦うための英語戦略」
お知らせ:3月2日(月)東京都内でグローバルリーダーシップに関するイベントに登壇いたします。
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