全国の現役教員とともに金融教育を「現場」から広げる!日本金融教育支援機構が「教員アンバサダー」の次年度募集をスタート
2025年12月26日受付スタート!中学高校を中心とした取り組みから、小学校・大学教員も本格募集拡大
一般社団法人日本金融教育支援機構(所在地:東京都千代田区 共同代表理事:平井梨沙、阿部奈々 以下「当機構」)では、金融教育を学校現場から継続的に広げていく取り組みの一環として現役の先生方から「教員アンバサダー」を募り、「教員アンバサダー」として登録して協働しています。
このたび2026年度に向け、金融教育や探究学習、ならびに当機構主催の「FESコンテスト®」(中高生が制作する金融教育教材としての1分間動画コンテスト)を活用した授業実践をともに考え、広げていただける教員の方々を「教員アンバサダー」として募集いたします。
募集期間は、2025年12月26日(金)から2026年1月31日(土)までとなります。

※教員アンバサダー制度の詳細についてはこちらをご覧ください。
「教員アンバサダー」制度設立の経緯


2024年以降、金融教育は国家戦略として本格的に推進され、学校教育においても「家庭科」「公共」「探究学習」など、複数教科を横断する重要テーマとして位置づけられています。
一方で、教育現場からは以下のような声も多く聞かれます。
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何から始めればよいかわからない
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単発の外部授業で終わってしまう
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教える側の知識に自信がない
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金融教育に割ける時間が足りない


当機構では、こうした課題に対し、教員が主役となり、外部と連携しながら、学校に根づく金融教育をつくるための仕組みとして「教員アンバサダー制度」を立ち上げました。
教員アンバサダーは、現役教員として学校現場で教壇に立ちながら、金融教育の実践・普及にともに取り組む当機構のパートナーです。
アンバサダーの先生方には、自校での金融教育・探究学習の実践、FESコンテストを活用した授業などを通じ、学校の事情やお立場に応じた無理のない形で、当機構の理念に沿う金融教育を前に進めていただきます。
FESコンテストとは



FESコンテスト®は、当機構の主要事業です。中高生が、小学生にわかることばで金融教育のショート動画を制作し競うコンテストで、作品制作のためのワークショップや表彰式をはじめとする運営全般を大学生スタッフ(運営委員)が担います。
第3回となる2025年は全国10ヵ所で地区大会を開催。ワークショップも全国に拡大し、北は青森から南は福岡まで展開しました。応募作品数は、第1回の156から第3回の897へと飛躍的に増加し、今では全国でも最大級の金融教育イベントの一つに成長しています。
FESコンテストの教育的価値は「教えるために学ぶ」という学習構造にあります。
中高生は、小学生に伝えることを前提に情報を整理・表現するため、必要な知識を主体的に収集し、理解を深めていきます。
こうした過程を通じて、金融教育を単なる知識としてではなく、自身の生活や将来と結びつけて捉えるようになる点が、本コンテストの特徴です。この一連の学びのプロセスは「探究学習」の考え方と親和性が高く、思考力・表現力の育成にもつながっています。
2025年度に開催したFESコンテストについては、こちらからご覧いただけます。
▶︎第3回FESコンテスト Supported by ゆうちょ銀行
コンテストの受賞作品はこちらからご覧いただけます。
▶︎「第3回FESコンテスト Supported by ゆうちょ銀行」受賞作品
教員アンバサダーになるメリット


教員アンバサダーには、以下のようなメリットがあります。
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全国の教員アンバサダー同士による情報交換・実践事例共有
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当機構理事や認定講師との協働イベント・コラボ授業の開催
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FESコンテストスポンサー企業との意見交換・交流機会
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ご自身の授業実践・活動成果を当機構ホームページ等で発信可能
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授業づくりや教材開発への参画機会
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「教育のプロ」と「金融のプロ」が同じ目線で金融教育に取り組む環境の獲得
教員アンバサダーにご協力いただきたいこと
以下のような点で、当機構の活動にご協力いただけることを期待しています。
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お勤め先の学校で、金融教育の出前授業の導入および実施に関する各種調整
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生徒の皆さんへのFESコンテスト応募のご案内
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金融教育へ高い関心をお持ちの、周りの先生方への「教員アンバサダー制度」のご案内
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金融教育に関する活動事例や成果のご共有(ご希望の方は当機構のホームページにてご紹介)
2026年度「教員アンバサダー」募集概要



一般社団法人日本金融教育支援機構では、全国の学校現場における金融教育の実践と普及を目的として、「教員アンバサダー」を募集しています。
これまで中学校・高等学校の教員を中心に活動してまいりましたが、2026年度に向けては、小学校および大学の教員も対象に加え、より幅広い教育段階から金融教育を「現場」起点で広げていきます。
募集対象


以下のいずれかに該当する、現役の教員の方を募集いたします。
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小学校・中学校・高等学校もしくはそれに類する日本国内の教育機関の教員等であること
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ご自身の学校の金融教育を担当している、または新たな金融教育を導入したい、金融教育に興味があるなど、立場に応じた金融教育へのご興味・ご関心があること
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当機構の主旨に賛同し、ご自身の学校への出前授業やFESコンテストの導入に取り組んでいただけること
今年度から、FESコンテストでは金融教育動画を小学生が審査する「小学生審査員」制度を導入しています。参加した小学生から「楽しかった」「貯金しようと思った」「お金の使い方によって自分のくらしが変わっていくことを知った」などと学年相応の感想が得られ、制度の教育的価値を確信しました。
また、学生が社会に出る直前に、金融判断の基礎を自分事として捉えられる教育機会を広げることを重視し、大学教員の皆さまと連携した金融教育の展開が不可欠であると考えています。
本取り組みでは、これまで中高教員を中心に築いてきた現場ネットワークに、大学教員の視点と知見を加えることで、小学校から大学まで一貫した金融教育の連続性を確立し、社会に出る直前の若者を支える教育基盤の強化を目指します。
そこで当機構では、中学校・高等学校だけでなく小学校も含め、広く教員の皆さまを対象としてアンバサダーを募集しています。
※担当教科は問いません。金融教育に関心をお持ちの方であれば、どの教科の先生でもご応募いただけます。


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募集期間 |
2025年12月26日(金)〜2026年1月31日(土) |
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応募・選考について |
本取り組みは、継続的な協働関係を前提とした活動であるため、入会にあたっては、当機構理事との面談を実施いたします。面談では、これまでのご経験や金融教育への関心、今後取り組んでみたい内容などについてお話を伺います。 |
以下のイベントは、教員アンバサダーの交流および金融教育の実践共有を目的として開催予定です。
応募・選考の条件ではありませんが、可能な範囲でのご参加を推奨しています。


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開催日 |
2026年3月28日(土) |
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内容 |
グローバルマネーウィーク(2026年3月1日~31日)開催期間中の特別イベント |
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目的 |
全国の教員アンバサダーや認定講師、大学生運営委員会メンバー、FESコンテスト歴代受賞者が一堂に会し、金融教育の実践事例共有や意見交換を行う場 |
※詳細は、選考通過者に個別にご案内いたします。
今後のスケジュール(予定)
2025年12月26日:募集開始
2026年1月31日:募集締切
2026年2月:面談(順次実施)
2026年3月28日:グローバルマネーウィークイベント実施
2026年4月1日:教員アンバサダー活動開始
お申込みにあたって
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お申し込みにあたっては、お勤め先の学校等の許可を必須としています。
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入会金・参加費は不要です。
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お申し込み後、当機構の事務局とオンラインで面談していただきます。
教員アンバサダーに関するお問い合わせ、お申し込みはこちらへお願いします。
教員アンバサダーの皆さまは、こちらでご紹介しております。
最後に|人生の選択肢を増やす金融教育を、学校現場から
金融教育は、知識を与えるだけでなく、生徒一人ひとりの「人生の選択肢を増やす」ための教育であり、すべての子どもたちの手が届くところになければなりません。その普及の鍵を握るのは、日々、生徒たちと向き合う先生方です。
ぜひ、教員アンバサダーとして、私たちとともに学校現場から金融教育を進めていきましょう。
お問い合わせ、お申し込みをお待ちしています。
一般社団法人 日本金融教育支援機構
共同代表理事:平井 梨沙 阿部 奈々
東京都千代田区神田駿河台2-11-7-B106号室
電話:03-6674-1435
設立:2022年12月28日
公式サイト:https://faincation.com/
メール:info@faincation.com

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