国立大学法人東京大学と共同で開発した「心電図による心不全検知AI」が、米国において特許登録を完了しました。
本特許の内容につきましては、2021年6月4日当社プレスリリース「「心電図による心不全検知」に関する特許」にて本邦で取得したものとなります。
当社は国立大学法人東京大学医学部附属病院と共同で、心電情報から心不全を検出するための研究プロジェクトを2020年1月より開始しました。本プロジェクトで開発をしたAI「SQライブラリ NIHA-HF」が、この度、米国で特許登録を完了しました。
特許の概要は以下のリンクを参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000017238.html
当社が、今後心不全検知ソリューションをグローバルで展開するうえで、米国での特許登録は大きな一歩だと捉えております。本特許は、EU等、他の国々でも審査中であり、米国にて登録できたことで、他国での成果も期待できます。並行して、グローバル展開するための準備をすすめており、当社コーポレートサイトも先日リニューアルし英語のサイトをオープンいたしました。グローバル展開の状況については、適宜お知らせしていく予定です。
NIHA-HF = https://simplex-q.com/about/#technology
心不全は、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病を基盤に発症する症候群であり、現在日本において120万人が罹患しているとされています。高齢化に伴い2030年には130万人に達すると予想されており、心不全パンデミックという言葉も昨今聞かれます。*1
当社は、この心不全領域において、厚生労働省が進める「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画」に則り、日本発の世界で通用する技術開発を進めてまいります。*2
■特許の概要
特許番号: US11412978B2
米国特許庁: https://patentcenter.uspto.gov/applications/17435974
*1出典: 日本心臓財団 https://www.jhf.or.jp/check/heart_failure/01/
*2出典:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/000930739.pdf
【会社概要】
SIMPLEXQUANTUM株式会社
代表者:代表取締役 齋藤 龍
資本金:2億5千万円
設立 :2014年10月3日
所在地:東京都渋谷区桜丘町29-12 渋谷CHビル3F
サイト:https://simplex-q.com
本件に関するお問い合わせ:pr_query_jpn@simplex-q.com
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